推しに課金しろという家訓

『よくしてもらった人には、ちゃんとお金を使いなさい』という家訓があって、

まぁ、有り体にいえば、『推しに課金しろ』ってことだと思うんですが、なんだかんだ代々続いてまして。

自分の祖父母も、それなりに裕福であったにも関わらず、超絶質素な生き方をしていて、

こう、食べ物買うと、紙ナプキンついてくるじゃないですか。それを綺麗に取っておいて、綺麗なお菓子の箱に入れてちり紙にしたりとか、

着なくなった白夜の布切れで、ウエス作ったりとか、まぁ、超絶貧乏性だったんですよ。

自分もその血を引いて、同じことやってる。

んで、どんなところにお金を使っていたかっていうと、お世話になった人に対してなんですよ。

お客さんにご馳走したり、お寺さんに数十万円ポーンと寄付したり、知り合いが困ってたら助けてあげたり、そういうところにお金を惜しまなかった。

なんというか、自分はそこまで極端ではないけど、それでもその精神はあるんですよ。

昔より物価が高くなって、何でもかんでも買えなくなった。収入は増えても相対的に貧乏になった気がします。

でも、大変なのは自分だけでないはず。だからこそ、自分の好きなお店や企業に、お金を落とすよう心がけるようになりました。

これはこれで意外と楽しくて、自分の好きな会社がどんな新商品をつくったか、

どんなイベントをしてるか、なんかそういうの追っかけるのにワクワクするんですよね。

自分はアイドルや芸能人にはハマりませんでしたが、

きっとこんな気持ちなんだろうなーって思ってます。

…ってことでね、

みんな！コメダ珈琲にいこう！