革命は決して些細なことではない。しかし些細なことから起こるものである。
どうも、アリストテレスこと、noDta(ノディータ)です。
日本初のブロックチェーン技術を用いた分散型ソーシャルメディアプラットフォームーー
――みなさま、ご存じですか?
私が本記事を投稿している、まさに "こちら" です!!
[補足事項]
本記事は既存の "Alisista(ALISユーザー)" 向け、の投稿ではありません。Twitterにて拡散しており、上記以外の方々へ読んでもらうために書いております。Alisista以外というか、むしろ "ブロックチェーンや暗合資産(仮想通貨)とは日頃接点の薄い方々" ですね。そちらに向けてALISで書いた記事にて情報発信していくことを目的としております。
今回(2019年2月9日)は、このALISのCEOである安昌浩さんからお話を聞く機会を得られましたので、その一部を "ALISで" まとめさせていただいます。
[――っと、その前に]
(知らない人向けに)簡単に "安さん" と "ALIS" についてご紹介させていただきます。
【安 昌浩(ALIS-CEO)】
京都大学において核融合の研究を専攻し、 ヘリカル型プラズマのアルヴェン固有モード励起のパターンをFortran言語で解析。 2011年、株式会社リクルートに入社。ビジネスSNS・名刺管理アプリ・リファラルツール等の事業戦略、 新規事業開発、 開発ディレクションを行う。2016年、リクルートグループの企画に贈られる最高賞「GROWTH FORUM」を受賞。その後、ALISを立ち上げる。
【ALIS】
日本初のブロックチェーン技術を用いた分散型ソーシャルメディアプラットフォーム。信頼できる記事を書いた人、それをいち早く見つけた人が報酬を獲得することで、"信頼できる情報を蓄積するプラットフォーム" の実現を目指す。また従来メディアにみられる広告のためのコンテンツ、ステルスマーケティング、信頼性の低い情報を排することを目的としている。日本初のICOで1週間で3億前後を、最終的に約4、3億円を調達し、国内の “ファーストペンギン” となる。
ALISとは(すごく簡単に言えば)ーー
「いいね!」を押すと記事を書いた人へALISトークンによる報酬が "直接" 支払われます。しかも自分の手持ちが減るわけではない!!
そればかりか、なんと、評価した側も "良い記事を発掘したご褒美" としてALISトークンがもらえます!!(もちろん先に「いいね!」した人のほうが報酬が大きくなる仕組み)
ーーです。
課題諸々はさておいてーー
広告を掲載しなくても記事を書くことで収益を上げることができるのも嬉しい!
[さて、ここからが安さんのお話です]
僕たちは最も混沌を極める時代に生きています。この時代をより良いものに変えていかなければなりません。むかしに比べればいまは良い、と言われることもあるけれど本当はどうなのか?
"21世紀の資本" にも書かれているとおり、いまの世界は "R(資本収益率) > G(経済成長率)" のもと、一部の富裕層が莫大な資産を独占し、格差が生じています。裕福でない人は、頑張っても、頑張っても、状況が改善しない。改善しづらい。年収700万円では投資に挑戦した場合に勝てないという計算もあって、それ以下ではなおさらです。
今度は "銃・病原菌・鉄" という本なんですが、あっ、けっこう本を読むんですよ、僕(笑) この本はすごくおもしろいのでオススメです。
――っていうか、帯の文字が気になりすぎるんですけど(笑)
・セックスはなぜ楽しいか
・人間の性はなぜ奇妙に進化したのか
それで、文明を発達させる要因ってなんだと思いますか?
ーー大陸の、カタチ!!
この本では、東西に長いと同じ気候帯の地域が続くため同じ穀物が育ちやすく、その結果、陸路の交易路が発達しやすい等々。だから南北に長いアフリカよりも東西に長いヨーロッパが発達した、と書かれているんです。
ここで注目すべきは、人類の発展に地域差があるのは "住民の能力の差ではない" ということ。環境に左右されている。これが初期条件です。この初期条件による差を極力なくしていきたい。その差の小さい新しい社会をつくりたい。
そのための方法はいくつかあると思います。
①既存の資本主義をアップデート
・富の再分配
・Radical Markets
②まったく別の社会を創造する
・非中央集権
・お金を以外に価値を持たせる
(まだ先だけど電脳空間などもおもしろい)
僕はALISで後者(②)に挑戦していきたいんです。社会関係資本を構築する場、そんなサービスを提供できれば、と。
・金銭資本
・自己資本
・社会関係資本
資本と言ってもいろいろあります。「資本=お金」だけではつまらない。だから社会関係資本、"知らない人と気軽につながり、助けあっていける"、そういう資本を創造したいです。アリストテレスも言っているように人間は本質的にそれが出来ると思うんですよね。
人間は本質的にポリスの成員として生きる動物で、そこのポリスというのは善を成し得ることを目指し、ロゴスによって成し得ているので、ミツバチなどの単純な共同体ではなく、人間特有の善を目指す共同体として特別的な意味をもってーー
って、これはちょっと難しいし、諸説あるので各々調べてください。簡単に言うと "人間はお金だけのためでなく、共生のなかで より善く生きていくことを目指す動物なんだよ" という感じ、たぶん(笑)
人とのつながりって本当に大切なんですよ。僕がリクルートにいたとき、社内のイジメみたいなのがあって……けっこう大変だったんです。成績もよくなくて。でも、ある日、信頼できる素晴らしい上司がやってきて、その結果として社内でトップ賞をとれました。やっぱり人との出会い、つながり、関係は重要です。
能力の高い人の中には、稀に、すべてが己の努力の賜物といった感じの人がいます。己のスペックによるもの、とか。でも僕は、少なからず、初期条件が影響していると考えます。
「サバンナで生まれてたら、どうなの?」とか(笑)
たしかに! 初期条件(生まれや育ち)による影響は少なからずありそう。どんなに頭がよくても、サバンナで活かせるかは別ですし。「あなたの成功は、本当にあなたの能力なの? その、すべてが?」という視点は、なるほどです。
いまは、実は、インターネット上にも格差があって、イケハヤさん、はあちゅうさん、ホリエモンさんなど、特定の人が強い。彼らが悪いわけではないし、もちろん努力をされていると思います。でも、"いまからではどうにもならない" と言うような格差はどうにかしたい。そういう初期条件をどうにかするためにはコミュニティのチカラが重要なのかな、と思います。
[このあたりはCMOの水澤貴さんもお話されていました。以下、水澤さんのお話です]
はじめは誰だって無名なんです。ブログとかでは100件の投稿をしても1つもコメントをもらえなかったりする。でも、ALISならコミュニティのチカラで有名でなくても数十人が見てくれます。良い記事に「いいね!」をすれば自分の評価も上がるわけだし。特に、まだ "誰にも見つけられていない良い記事" であればなおさら評価につながる。それらを探す過程で、すぐにフィードバックをもらえる。そういう価値というのか、知らない人からの投げ銭とか、ALISにはそういうものがあります。
また、従来のTwitterなどはプラットホームに依存しています。サービスを辞めれば、つながりも失われてしまう。ALISでは将来的に活動で得られた信頼スコアを個人に還元し、個人所有としていきたいんです。他のサービス(dapps)でも使えるようにする、とか。有名な話ですけど "毎日1%改善すれば、1年で37、8倍になる!!"、CEO(安さん)と頑張っていきます!
[以下、安さんのお話に戻ります]
まあ、いろいろとお話しましたけど、僕が言いたいのはですねーー
ーー応援、宜しくお願いします(笑)
フルオープンですいません。ヤバい文字の部分は各々で脳内変換し、ピーとかにしておいてください(笑)
書けていない部分のお話もすごく面白かったです。お土産まで頂戴してしまいまして。安さん、水澤さん、関係者各位、本当にありがとうございました!
いやー、しかし、さすがはブロックチェーン・コミュニティでした。私がいつもリアルで身を置いているコミュニティとは雰囲気が全然違う!? なんというか、みなさん、濃い(笑)
しかし見慣れぬ私にも声をかけてくれる人たちがいて、すごくありがたかったです。実はめっさ仕事に追われてて、会場の隅でスマホをイジイジばかりしていたのですが、そうしたら1人でポツンといることに気を使ってくれたのでしょう、声をかけてくださって。うん、優しい! 今度は余裕があるときに遊びにいって、もっと皆さんと会話します!!
個人的には分散型社会の到来はもう少し先なのかな、と実感しています。そもそもブロックチェーンが一般化するにも まだまだ時間がかかるのかな、と。界隈の雰囲気はやはり独特で、世間のそれとは違う部分もあるので(笑)
上記のような壁がなくなり、みんなが当たり前に利用できる世の中になれば嬉しいです。日本初のコミュニティとして、暗合資産(仮想通貨)界隈と世間の橋渡し役を担っていってください! はやく来い来い分散型社会、応援してます!!
尚、本記事を読んでみて「あれ、ここはちょっと違うんじゃない?」という部分があれば、SNSでもなんでもよいので、皆様、ぜひぜひご指摘くださいませ。必要部分はすぐに修正しますので!!
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