7/13土
当初、今シーズン初の沢登りを予定して前日のうちにザックにしっかり荷造りしておいた。朝、空を見るとどよーんとした曇り空。なんとなく気乗りせず、ど〜しよ〜かな〜、パソコンで地図を眺めていたら、利賀の瞑想の郷が目に止まった。
ガサガサとチャリの準備をして7:00に出発した。
公園を過ぎ、国道156号線を小牧ダムで国道471号線に入る。道はダム湖から利賀川沿いをだんだん標高を上げていく。
砂利道林道が深い谷を下りる分岐に、「栗当の不動明王磨崖像」の標識が。約600mなら往復30分もかからんだろう、時間もあるし歩いて見てこよう。
ガタガタの林道をどんどんどんどん下りていって、これはいったいどこまで下りるんだというぐらい川べり近くまで下りたら道はさらに分岐。
方や工事車両が出入りするようで鎖でゲートが設けられている。方や橋のほうに道が延びている。
これは橋の方に違いないだろうと進む。途中右手に岩盤があってこれかと思うがそれらしきものはなし。標識もなし。橋を渡っても何もなし。もう20分以上経っており明らかに600m以上歩いている。おかしい。ネットで調べようにも圏外。
道はこけが生えてつるつるのところもある、明らかに誰も歩いていないようだった。
もどって、鎖ゲートの向こうも行ってみることに。
工事車両が走る真新しい川辺を埋めた道を進む。どこまで延びているんだろう。ずんずん進んでみる。おぉ!なんか見えてきた! と思ったら駐車場のような広い埋め立て現場。今日は休みで重機が2台止まっていた。
これはひょっとして磨崖像見学者のために駐車場をこしらえているのか?
さらに奥に伸びる道を進んでみるが結局それらしきものはなく、真新しい道がただ延々と上流に延びていた。どこまで何のために道を作っているのか。この先の利賀ダム建設のための道だろうか???
急坂林道をくたびれてチャリに戻った。
自宅から35km、ようやく利賀の集落に入って利賀の郷へと坂を上っていく。
少し手前に「北谷の大滝 この先100m」の標識が。
100mならすぐ近くだし今度こそはと狭い脇道を入っていった。
が、すぐに藪だらけになって道は判然としなくなった。
あっちかな、こっちかな、うろうろさまよってどうやら展望台らしきものが見えるが、そこまでの道が草ボーボー、藪に埋まって見当たらない。
大体やね、滝があるなら音が聞こえてもいいはずなんだが、チョロチョロした落としか聞こえんやん。滝はどこ???
藪道をくたびれてチャリに戻った。
目的地の利賀瞑想の郷に到着。見学の記録を以下にまとめた。
瞑想の郷近くにそばの郷がある。利賀村はそばの産地。利賀村のそばの花は白いが、姉妹都市ネパールツクチェ村のそばは赤い花が咲くという。
そばの郷は資料館などもあり、食事処では手打ちの十割そばがいただける。
やっぱり利賀そばはうまいです。
そばととうふでおなかいっぱいになって帰路につく。
帰りは新山の神トンネルを通って平村に出て、国道156号線をひた走った。
しかし、悲しいかな途中で後輪がパンク!
磨崖像や滝探しで迷走
瞑想の郷で迷想
最後は人生2度目のチューブ交換、どうやるんだっけと迷った
思い通りにならないのが世の常である。
走行距離80Km
迷走距離約3Km