山田温泉玄猿楼は、富山の奥座敷、日帰り入浴可能。フロントで600円払って入る。旅館なのでフロントのスタッフの腰が低い、感じがいい。
お風呂は大浴場と夢殿の2ヶ所ある。夢殿は露天風呂と岩風呂があって、男女入れ替えとなっている。最初、夢殿に入って、大浴場で体を洗おうと移動した。
旅館のお風呂なのでロッカーはなく脱衣かごのみ。コインロッカーは夢殿前にあった。100円戻るやつ。(^^
加水なし、循環なし、混じりけなしの100%源泉かけながしである。
湯船からお湯がさらさら流れ出ていた。お湯はぬるめで、長くゆっくりのんびり入っていられる。皆さん夢殿に入るのか、人も少なく静かでボーッとしていられた。
休憩どころはないが、ロビーでくつろげる。奥の卓球コーナーでは、老夫婦?がありえないスピードでひたすら卓球の練習をしていた。年をとっても鍛えれば、体力でもなんでも維持できるし成長もする。
ちょっと休んで、もう一度夢殿へ。大浴場と夢殿をロビーを挟んで行ったり来たり。
夢殿の檜風呂、大きい方は3〜4人、小さい方はひとり用、内風呂もある。防水タブレットで読書している人がいた。なるほど、風呂好きかつ読書好きには楽しめる方法だ。ぬるめのお風呂なので、入り浸っていられる。
「つぶれた時はどうしようかと思ったけど、再開してくれて良かったよ。」お風呂でそんな世間話が聞こえた。玄猿楼は2017年に倒産して、滋賀県の別会社が経営を引き継いだ。HPの予約サイトは満室日が多く、繁盛しているようだ。
上がって服を着ていると、社員が洗面など濡れたところをササッと拭き取っていった。クレンリネスも徹底されたいい温泉である。地元に愛されながら存続するだろう。(2018.2入湯)