2018/3/24土
13:40 アスティかたおか
16:34 高ボッチ山1665m
距離 4.8km
高度上昇 677m
JJ山岳同好会、2018年第一回山行は「日本一のビューポイント、高ボッチ山でテント泊宴会」とした。同行者はkraさん、ssmくん、stmiちゃん。仙人takeさんは後から合流。
水2L、酒1L、ビール3缶、ウイスキー、肉、野菜などザックに詰め込み、さらに重いソリスシルをくくりつけ、今まで味わったことのない重量を担ぐ。肩にベルトが食い込んだ。
メンバーもスーパーで買い込んだ食料を持つ。stmiちゃんには私が持ってきた鍋と、ssmくんにはネギを担いでもった。
この時期にしては意外に雪が多く、登山道に15cmも積もっていた。トレースはあったが、雪に足を取られる上、ザックが重い。ペースが遅れて皆の衆はどんどん先に行った。
ひとりボッチになって辺りを見回すが、カラ松林は行けども行けども寂しげでつまらないし、下を向いて歩くのみであった。やはり地元のブナ林の方がつらい登りでも楽しい。
樹林帯を出て鉄条網を通り抜けると牧場となり、展望が良くなる。振り返ると北アルプス、乗鞍、御嶽が。先に行った2人が間違って電波塔の方へ行ってしまい、携帯で呼び戻す。そっちにもトレースが伸びていたと言うことだった。愛を誓う展望台から山頂へはノートレース。
道がわからないのか、なぜか皆の衆はじっとして先に行こうとせず、、、
しゃ〜ないから私が先頭を行く。重いのにラッセル、堪忍してください。
山頂に到着すると、正面に八ヶ岳連峰がドーンと現れた。主峰赤岳が午後の日を浴び、ひときわ光り輝く。ザックを降ろすと疲れが吹き飛んだ。
写真を撮りまくって、テントをどこに張るか協議した。駐車場へ行けばトイレ小屋があり、冬場も使えるらしいが、それでは諏訪湖の夜景が見られない。女子のstmiちゃんも夜景が見たいと言ってくれるので、トイレは辛抱してもらおう。
テントを張って寝床の準備をしていると、先ほどまで雲に隠れていた富士山が、諏訪湖越しにドカーンと目に飛び込んできた。さすが日本一の山、圧倒的存在感だ。これで、富士山、北岳、奥穂と三山そろい踏み。皆の衆も大満足。
さぁ、お楽しみの宴会だよ。まずはフライパンで和牛カルビを焼いたら、次に粗挽きウインナと野菜炒め。チーズ三種もワインに合うね。おつまみのワカサギ唐揚げも好評。さて、そろそろ鍋に火を着けて、肉や野菜や豆腐を煮込む。カット野菜なら包丁いらず。豆腐とネギだけ切って、みんなで鍋をつつけば身も心も温まった。
すっかり暗くなって諏訪の夜景も見て、やがて仙人takeさんが到着した。全員そろったところでまた乾杯。ssmuくんとstmiちゃんはほとんど飲まないので、酒は十分足りるかと思ったが、日本酒1L、ワイン700ml、ビール2L、焼酎900ml、ウイスキー200mlを飲みきってしまった。
日の出は蓼科山の横から。昨夜は風があったがテント内は快適だった。
二日目は林道を辿って鉢伏山へピストン。
鉢伏山は三百名山で眺めも良いが、高ボッチの方が諏訪湖越しに富士が見える点で上かも。景色を堪能したら帰ります。仙人takeさんにつられて皆はどんどん先へ行く。優しいstmitちゃんだけ僕のペースに合わせて一緒に歩いてくれた。
高ボッチに戻ると、先に戻った三人でテントを片付けてくれていた。僕はまたテントを担いで下った。