はじめまして、
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IT系の文理融合型学科に通う女子大生が「仮想通貨」についてどのような認識でいるのか、Googleフォームを使ったアンケートで調べてみました。(2018年5月)
対象の学生はこんな感じです↓
・19~21歳の女子大生(偏差値は日本の女性のちょうど平均くらい)
・ウェブの授業の受講者(約130名)、JavaScriptの授業の受講者(約70名)
文理融合型学科といっても受験は文系科目なので、いわゆる文系の学生たちです。ただ、アンケートを実施した授業の関係上、ややIT系に興味のある若い女性…というところかと思います。
まずはこれ
ある程度知っている人という人は35%、仮想通貨を持っているという人は2%(200人なので4人)でした。
昨年末くらいからテレビCMもやっていますし、年明けからは結構ニュースにも取り上げられていますが、6割方は言葉しか知らないという結果になりました。
いまの女子大生、テレビをあまり観ない人も多いようです。動画はインターネットで観る時代がいよいよ到来ですね。ニュースもテレビではなくLINEやTwitterだそうです。
実はこのアンケートには「仮想通貨という言葉を知らない」という項目も含まれていたのですが、そう回答したのは1名のみで、しかもその1名はその後のアンケートで「仮想通貨について知りたくもない」という回答だったので、今回は集計に含めませんでした。※その1名を抜いて200名です。
ちなみに、仮想通貨を持っているという4人の学生は、自分で取引所で買った人が3人、親族や知人からもらったという人が1人でした。
次に印象を聞いてみました。
思っていたよりも好印象だな…というのが私の感想です。
このアンケートは複数回答可なので、正反対の印象を両方選んでいる人もいますが、単純に割合でその強度をみてもらっていいと思います。
特に「投資・チャンス」という印象が強く、株をやっている主婦が結構多いのも頷けますね。
また、「次世代の通貨」という印象もしっかりあるようです。「仮想◯◯」というのがVRなどを思わせるのかもしれませんし、文系とはいってもITに関する授業は受けてきているので、平均的な女子大生よりはITリテラシがあるかもしれません。
一方で、「怪しい・詐欺」「ギャンプル」「危険・闇取引」といった印象も根強く、マスコミの影響力は大きいなと思います。
まずは「暗号通貨」という言葉の認知度。
知らないという人が8割弱です。
「暗号通貨」という言葉を知らないという人は、仮想通貨についてインターネットを調べたり、テレビの特集番組を見たことがないという人と同じカテゴリに含まれるかなと思います。
まだまだこれからですね。
続いて「クリプト」という言葉はどうでしょう…
「クリプト」になると更に認知度が下がります。仮想通貨と関連していることを知っているのはわずか3%(6人)です。
ですが、これは仮想通貨界にとってチャンスでもありますね。
「暗号通貨」や「クリプト」という言葉がまだ浸透していないなら、「仮想通貨」という悪い印象のついてしまった言葉を捨てて、例えば、「クリプト」という表現で展開していけばいいわけなので。
技術的な用語に移ります。「ブロックチェーン」から。
「ブロックチェーン」という言葉はメディアにもよく登場するからか、「暗号通貨」や「クリプト」よりは認知度が高めです。
でも、仮想通貨と関係のある用語だと知っている人はわずか10%(21名)です。ブロックチェーンという革新的な技術によって、仮想通貨が実現されているんだよ…という説明をすれば、怪しさも払拭できるでしょうか。
次に「Web3.0」。
「Web3.0」は「ブロックチェーン」よりやや認知度が下がり、仮想通貨との関係を知っているのは2%(4名)です。
Web3.0については、仮想通貨トレードをしている人でもよく知らない…という人が多いのですが、将来的には仮想通貨よりも幅広く認知(使用)されている技術になるかもしれません。
以上、女子大生200人にアンケートしてみました…の前半でした。
後半は、仮想通貨について知りたいか…とか、ALISって知ってますか…というアンケートの結果です。お楽しみに。
なお、これらのアンケートデータは、集計の後、インターネットメディアで公開する承諾はとっていますが、グラフをキャプチャして転載することはしないでください。この記事にリンクを貼っていただくことは構いません。
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