まずこの本を読んで最高によかった。
というのも、最近人にプレゼンする機会が何度かあり、「あんまり伝わってないなー」「動いてくれないなー」とちょうど悩んでいたからである。
そもそも、人に何かを上手く伝えたり表現したりするのが昔から上手ではない。
だから、僕にとってこの本は体感的レベルの経験があるので吸収率はものすごく良かった。
書いてある内容は”あたりまえ”みたいなことも多い。しかしほとんどの人が出来てないだろうなーと思う。
ビジネスだけでなくとも、人になにか伝えたい、協力してもらいたい、動いて欲しい、などのように言葉だけの理解にとどまらずにしっかり伝わるコミュニケーションとして必読なのではないかと感じる。
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結果的に相手に「動いて欲しい」「意見が欲しい」「賛成してほしい」どんなゴールを相手に求めているのかが明確でないと、”結局何がしたいの?”といった様によく分からない方向に向かってしまう。
いくら綺麗に資料が作れても、いくら流暢に話が出来たとしても、相手が動かなければまったく意味がありません。
なぜプレゼンするのか? 相手が自分が望むゴールにいないからです。
1分で話せない人、頑張って話しているのにさっぱり伝わらない人はてっぺん、すなわち「結論」のないピラミッドになっています。
事例やデータをいくら重ねても、相手はこのデータや事実から、何を読みとればいいのかまったくわかりません。
【考える】=【結論を導き出すこと】
事実やデータは結論ではない。考えるつもりで悩んでないか?
使う文字・言葉を少なくし、文章をややこしくしない!
ぼーっとして話を聞くことや、話に集中できるように。最後まで聞いてもらえるように。
スライドは「読まずに頭に入る」ことを目指す。
スッキリしているだけでは当然ダメで、分かりやすくなければ、聞き手に理解してもらえません。だから簡単に。
ロジカルに考えられた正しいことを聞いて理解するだけでは、人は動きません。
話を聞いたあと、「ほしい!ほしい!」と人に思わせるのは何でしょうか。
それは「頭の中に生まれたイメージ」です。
そこに自分を当てはめて考えるようになるかどうか。
イメージを描いてもらうには、
「ビジュアルに見せる」
「たとえ」「事例」を使う
これら2つのことを行う。
「結論」→「根拠」→「たとえば」の3段ピラミッド
結論⇒根拠という流れで話を伝えて、左脳で理解してもらう。
その後の”たとえば”により、右脳でイメージを促す。
これが1分で話せ、の正体である。
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