はじめまして。文理融合系女子の ぺぺ です。
突然ですが、私は昔から体育の授業がとっても嫌いです。その流れで勝手に"体を動かすことそのもの"に対しても苦手意識を持っていました。そんな私なのですが、この前仲の良い友達数人と体育館を借りてバドミントンや卓球などをやったのです。この話が最初にでた時は正直「(運動か……カラオケのほうがいい……)」と思っていたのですが、いざやってみると、
びっくりしました。小中高と体育での楽しい思い出がゼロに等しかったので……
そこでふと、どうして仲の良い友達とする運動は楽しくて、体育でする運動は楽しくなかったのか?と疑問に思ったので自分なりに考えてみました。
これは私が実際に感じたことです。
体育は国語や数学などの授業とは違って、チーム別で試合をして勝敗を決めることや成績をつけることが多かった印象があります。そういう状況では、運動が不得意な人はクラスの中で足を引っ張ってお荷物になってしまうのです……。
練習のときはまだできるのですが、試合になると「失敗してはいけない、迷惑をかけたくない、恥をかきたくない」という思いがよぎって途端に体がうまく動かなくなってしまうことが多々ありました。当然、試合で自分が活躍するなんてことは起こらず、
迷惑をかけまいと緊張する ➡ 思うように動けない ➡ 「やっぱり自分はできない」と思い込む
という負のスパイラルにどんどん陥ってしまいました(ツラい)。
さらに各々運動能力に差があるから、球技の試合ではできる人ばかりにボールが回って私はコートをただ走り回るだけ…… 全然楽しくない!!!
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あと、これは体育とは少し関係のない話になってしまうのですが、中学生の頃に学年全員でスキー合宿に行く機会がありました。クラスの女子が一列になって林間コースを滑ることになったのですが、私が途中でこけてしまい、そのせいで林間コースをもう一周することができなくなってしまいました。その日の夜、クラスのカーストトップの女の子が「ぺぺちゃんがこけたからみんなもう一周できなかった、みんなの前で謝って」と私に言ってきました。その時は怖くてすぐに謝ったのですが、よくよく考えてみると「謝る必要あったか……?」と疑問に感じます。この出来事によって私はスキーがトラウマになってしまいました。
高校の頃にも修学旅行でスキーをする機会があり、スキーがトラウマとなっていた私はとても憂鬱でした。が、事前にアンケートが取られて習熟度別にクラスが分けられたので、基礎からゆっくり学ぶことができのびのびと楽しめました。
スキーだけとは言わず体育も習熟度別にクラス分けしてくれたら良かったのかなぁ……。
私は冒頭で述べた出来事によって、誰かと比較されるわけでも強制されるわけでもない運動は楽しいんだ、と気づくことができたので良かったのですが、「体育が嫌い=運動が嫌い」と思い込んでいる人もきっといると思います。正直、私自身も体育に対する抵抗感は未だにあります。大学生になって、体育が選択科目で良かった!!!と思う毎日です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。