Alisを扱っている取引所が見つからず困っていたのですが、色々調べてみたところ、以下のWebサービスだと比較的スムーズに購入(正確には通貨のSwap※交換)できたので共有してみようかと思います。
「Uniswap」という仮想通貨の交換取引所です。
UniswapはETHを基軸通貨とした分散型取引所で(DEXとも呼ばれる)、簡単に言うと仮想通貨を「スワップ(交換)」したり、「プール(流動性の提供)」できるサービスです。
2018年11月にV0がリリースされた新興サービスですが、その後アップデートを重ね先日V1からV2にアップデートがされたことで、ETH以外の通貨も直接取引ができるようになっています。
購入出来た方法は下記となるのですが、Webサイトの作りがかなりシンプルなので、そんなにつまずくこともないかなと思います。また他の取引所よりも取引の挙動も早いかなと個人的には感じました。
まずは「Uniswap」のサイトにアクセスします。
すると下図のような画面に遷移しますので、青枠で囲った「Launch App」ボタンをクリックします。
なお、Launch Appボタンの隣にある、「Read the docs」からはUniswapのWhite Paper等ドキュメント関連を閲覧できます。
Launch Appボタンをクリックすると下図のような画面に遷移します。
こちらの画面で、交換する通貨・単位を入力して通貨を交換します。
次に他の取引所でもそうですが、サイトに仮想通貨のウォレットを紐付けます。
まずは画面右上にある「Connect to a wallet」を選択します。
そうすると、下画面のように幾つか紐付け可能なウォレットの候補が出てきますので、任意のウォレットを選択します。
私は「MetaMask」ユーザーですので、MetaMaskを選択し、ウォレットのパスワードを入力して紐付けを完了させました。
ウォレットの紐付けが行えたら、通貨を交換していきます。画面の構成としては下図の通りです。
今回の交換で引き渡す通貨を上部に入力し、交換で手に入れる通貨を下のボックスに入れます。
交換する通貨の種類を探すには、ピンクの背景の赤丸ボタン「Select a token」を押します。
実際に押してみると、下図のような検索ボックスが表示されます。
Token Nameのリスト一覧から選択するか、Tokenの名前から検索するかのどちらかなのですが、Alisの場合はリストの候補に出てこないのでToken Addressを入力する必要があります。
こんな感じでAlisのToken Addressを入力すると候補に出てきました。
このToken Addressはご存知の通りEtherscanで検索すれば下図のように出てきますね。
交換する通貨を選択したら、交換する通貨の単位を入力します。
渡す通貨またはもらう通貨の一方に単位を入力すると、自動でレートが計算されてもう一方に単位が反映されます(自動でレートを計算して反映させてくれる)。
※ちょっと怖かったので少なめで進めました。
下の方に注意書が出てきますので、簡単に翻訳しました。
・「There is a better price for this trade on Uniswap V1」:V1の方が良い交換レートの条件で購入できるとのことです。クリックしてみると実際にレートが上がりました。
・Minimum Received(Your transaction will revert if there is a unfavorable price movement before it is confirmed):マーケットが大きく変動した場合など、この価格を割った場合は取引が元に戻りますと記載があります
・Price Impact:マーケットの価格と、今回の交換で予測されている取引価格との差額とのことです。
・Liquidity Provider Fee:流動性の提供者(Uniswapでは通貨に流動性を与える機能もある)に入るマージンとのことです。
以上確認したら、最後に蛍光ピンク背景のSwapボタンを押しました。
するとMetamask上で確認ボタンを押すように案内がされますので、そのようにしました。
取引が無事に登録されたようです。しばらくすると購入が完了します。
説明が長くなりましたが、以上です。