はい、どうもぽんです。
前回の記事(キャッシュレス生活してますか?)でも書きましたが、仮想通貨決済は流行らない、不必要というのがぽんの持論です。
ビットコイン決済?ネム決済?本当に使ってる?ただの好奇心だけでしょ?って思うんですよね。
仮想通貨大好きな人たちからするとかなり反感をかいそうな内容ですが、このことについて書いてみたいと思います。(あくまで個人的な考え方ですので、何かを批判・否定するものではないことだけご理解ください笑)
まず現金を使わない決済方法で思いつくのがクレジットカードですよね。
仮想通貨の決済とクレジットカードの決済があった場合にどちらを使いますか?となったとき、今の環境を考えるとクレジットカード一択なんですよね。
■超えられない壁その1~トランザクション処理
BTCはトランザクションの処理速度が遅い!でもNEM、Rippleがすごい!カタパルトが実装されたらやばい!と言われたりしてますよね。
トランザクションの処理速度って何?といわれると簡単に例をあげると「支払いの内容が処理される時間」のような感じです。
確かにクレジットカードのトランザクション処理を超える仮想通貨が今後出てくるかもしれません。ただ、今はVISAが処理速度の面では圧倒的に優位にたちます。
もし、VISAの処理速度を超える仮想通貨が出てきたとしても、今のクレジットカードの支払いで、「処理おせぇ。いつになったら支払い終わるんだよ。レジで待たせすぎだろ。」ってなったことあります?ないですよね。すでに十分なんです。決済において今のクレジットカード以上の速度は市場では求められていないという点が1点です。
■超えられない壁その2~決済方法
カード持つのだるいし。いちいちカード出さないとだめじゃん。
そうですか?
前回の記事(キャッシュレス生活してますか?)で書いたように、スマホにクレジットカードを登録するなどすれば、もはやワンアクションで支払いも可能です。仮想通貨で支払う場合も絶対にスマホなどの操作は必要ですよね。
ぽちぽちしている暇があったら、カードで支払いでもそんなにめんどうだとは思いません。記事に書いたQuickPayやMobileSuicaなどのアプリと連動させると圧倒的にクレジットカードの方がアクションも少ないです。
仮想通貨もそのような方法が出たとしても、今のクレジットカードに並ぶだけで、超えることはできません。
■超えられない壁その3~インフラ
VISAやMasterCardなどを考えたとき、世界規模で圧倒的なインフラが整っているのがクレジットカードです。
「BTC払い始めました!XEM払い始めました!」
見たことありますか?
TwitterなどのSNSやニュースとかで取り上げられたところにわざわざ足を運んで、あえて仮想通貨払いができるところに行かないとなかなかそんな機会目にしませんよね。
上述した内容ですでにクレジットカードで事足りており、世界規模でインフラが整っているのに、それをあえてなくして仮想通貨決済を取り込んでいく未来はすくなくともここ5年10年、20年では見えません。私にはですが。
結局、ある仮想通貨コミュニティ内で「仮想通貨が好きだから」、「仮想通貨が使ってみたいから」、「コミュニティを盛り上げたいから」といった好奇心や嗜好で仮想通貨決済が使われているだけで、その利便性や必要性にかられて使っている人はいないのが現状だと思います。
海外に行ってクレジットカード一枚持っていってください。何の不便もないどころか、超便利ですよね笑
■超えられない壁その4~通貨としての信用
何よりも今の仮想通貨は投機としての扱いが強すぎて通貨には成りえないと思っています。
その点、クレジットカードは決済方法が便利なだけで、実際に使われている通貨は円という法定通貨です。
仮想通貨で世界の通過を統一するなんて発言をたまに目にしますが、共通的に使えるものになったとしても、国家が存在する以上、法定通貨は決してなくなりません。
確かにそのリスクはあります。そのために資産を他国の通貨やゴールドなどに分散している人も多いでしょう。でもそのリスクは仮想通貨と比べてどうですか?天と地ほど差があると思っています。
みんなが「これが100円です」という信用の元に成り立ち、信用がなければただの紙くず・鉄くずになってしまうのが通貨というものですが、法定通貨と仮想通貨ではその信用はやはり圧倒的に違います。
ましては法定通貨はなくならないという前提に立てば、法定通貨を超える信用を仮想通貨が持つことは5年、10年のスパンではありえないのです。
■超えられない壁その5~通貨としての安定
先ほども書きましたが、仮想通貨は投機的な要素が強すぎます。
今日買った120円の缶コーヒーが明日60円になったり500円になったりしたと考えて、みんなちゃんと生活できますか?できませんよね。
円も他国通貨建てで見ると価値が変動するので、全く安定しているかというとそうではありませんし、実際に過去からみると、物価の変動(通貨価値の変動)が実際に起こっています。それでも仮想通貨と比べると圧倒的に安定しています。
そもそも、仮想通貨決済といいながら、その商品の値段は一度"円"に変換してから仮想通貨の枚数を決めてますよね?じゃあそのまま円で売買すりゃいいじゃんっていう。。
また、草コインと呼ばれるようなコインから有名なコインに成り得ることもあるように、この先も新しい仮想通貨がどんどん発生してくるでしょう。
そうなると、この先も仮想通貨は投機・投資材料としての扱いがされ続けるため、一定のボラリティ(価格の変動)はあり続けると考えられます。
ましてや、誰が作ったのかわからない。いち企業が、いち個人が作ったようなものに通貨としての安定・信頼を委ねることはできますか?ぽんにはできません。
色々とかきましたが、30年40年という超長期で見たときにどうなっているかはわかりませんが、少なくとも5年10年、20年くらいで現状のクレジットカードが仮想通貨に食われるということは有りえない、すなわち、仮想通貨決済は界隈のユーザ間でしか浸透しないというのがぽんの持論です。
勘違いしてほしくないのは、
仮想通貨決済を用いてコミュニティで盛り上がるのもよし。ブロックチェーン技術という最新技術を用いて、このALISのようにどんどん新たなトークンエコノミーの仕組みを構築するのもよし、DAPPなどのアプリケーションを開発していくのもよし。
通貨として拘るよりも、ぽんとしては最新技術としてどんどん社会に仮想通貨が浸透していったり、トークンも投機材料でありながら、ALISのように報酬で使われたりしながら社会に浸透していけば5年、10年後にはすごいおもしろい世の中になっているんじゃないかなと思っています。
もちろん、仮想通貨決済が界隈のユーザ間だけでも少しずつ広まり、仮想通貨決済ができるお店が増えれば、社会の抵抗感も少しずつ薄れ、仮想通貨の浸透の潤滑油となることにもなるでしょう。
ですので、決してそれを否定するものではありませんが、仮想通貨決済が絶対だ!今後は仮想通貨支払いがスタンダードになる!という意見をたまに見かけたりするので、いやいや、仮想通貨ってもっと有益に使えるところがあるじゃね?通貨として拘らずにもっとそっちに寄っていってほしいと思ってこの記事を書いた次第でございます。
これから色々な方面で仮想通貨、トークンが使われ、どんどんおもしろい世の中になることを期待しております!
ぽんはTwitterもやっているので、ご意見あればTwitterでコメントほしいですねー!みなさんの持論も聞いてみたいです。
ALISさん炎上恐れないでコメント機能つけて笑。ほなまた。
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