2010年の5月22日、誕生から1年以上してビットコインは初めてCash(通貨)として使われました。マイニングをして当時70,000枚ビットコインを保有していたラースローというプログラマーが10,000枚のビットコインを使って2枚のピザを買ったのです。
歴史上初めてビットコインが実際に使われた日ということで5月22日は「Bitcoin Pizza Day」(ビットコインピザの日)と呼ばれています。当時のビットコインは1枚1セント以下の価値でした。
実はこのエピソードにはピザ屋さんがビットコインでの支払いを受け入れた訳ではなく、違うプログラマーがお店に代理で支払いをしてビットコインを受け取ったという裏話があるのですが、ピザ屋さんは惜しいことをしましたね。ビットコインの値段を1枚80万円として換算するとこのピザの代金はなんと80億円です!
ジェネシスブロック誕生以降ビットコインは成長を続け、2010年の2月には初めての取引所である「Bitcoin market」がオープンし取引が可能になりました。
2012年の4月には「Satoshi Dice」というオンラインの賭けゲームサイトがオープンしました(現在は手数料の高騰によりBTCは使えず、このサービスはビットコインキャッシュのみが使用可能です)。
また、技術的には2011年の1月28日には総発行量2100万枚のうち25%が採掘され、2013年の11月28日には初めての半減期を迎えてマイニング報酬が50BTCから25BTCへと変更になりました。
コラム:ピザの日
初めてピザが購入された日以降、5月22日はビットコインピザの日として仮想通貨に関わるユーザーやレストランでは世界中でピザを食べるイベントが行われています。
2018年の5月22日もビットコインキャッシュの有志達で東京と大阪で同時にピザイベントが行われました。さらにビットコインキャッシュ財団も世界的にイベントを後押ししてTwitterでピザの写真とハッシュタグを載せてくれた方に抽選で0.01BCHをプレゼントするというキャンペーンも開催していました。
私は実際に仮想通貨の聖地である赤坂のサンタルヌーさんでピザを食べていましたが、シンガポールのテレビ局が取材に来たりとお店はお祭り騒ぎでした。
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