いやー、ひさびさに夜更ししてしまいました。
アップル主催の開発者イベント WWDC20 のキーノートで、IntelからARMへのプロセッサ移行を正式に発表しましたね。
今後のMac OS「Big Sur」では、iOSやiPadOSを包含して、いままでiPhoneで動かしていたアプリもMacで動きますよ、っと。いいじゃないですか。WindowsでAndroidエミュのNox Player動かしていたようなのが、もっと公式の大本営認可、みたいな感じでできるわけですね。
もうWindowsとは決別だと。仮想で動かすのはLinuxでいいだろというわけですな。もちろん、移行にあたってMacベースで動いていたアプリケーションを動かすためにRosetta2ってのを用意するようですが。
まあ、私はAppleの新しいOSとかサービスよりも、プレゼンのしかたに毎回興味があって、今回も中継をずっと見てしまったわけです(眠
ある意味、これからの企業のプレゼンテーションに関する、良い基本スタイルになっているのではないかと感じました。かつてスティーブ・ジョブズがプレゼンテーションの革命を起こしたことを彷彿とさせます。
クックCEOやクレイグ・フェデリギ氏の個人のプレゼン能力はジョブズに比べるとやや魅力に欠けるかな、と私は思いますが、今回「プレゼン映像」として作り込まれた半リアルタイムのプレゼンテーションは、アップルという企業自体のコマーシャルとして、とても効果的だったと感じました。
無観客ならそれなりに、映像コンテンツをどのように作り込んでいくか、わかってはいるけど重要だよね、という良いサンプルになったかなと思います。製品やサービスの印象を大いに左右し、それは一人の営業トークを超えていくわけです。
企業の営業マンも、客先での対面トークの技術だけでなく、これからは「オンラインのフェイス to フェイス」での仕事が増加することは目に見えているわけですから、画面を通して自分や製品・サービスがどのように見えているか、トータルで会社にどんな印象をもってもらえるか、という点を考えていくべきなんだなあ、と実感。
そうすると、今後、特に東京ビッグサイトや幕張メッセで行われていた大規模展示会の考え方は、大いに変わっていくんだろうなあ。中小企業も含め、宣伝のやりかたを根本的に考え直していくべきだし、スタートラインが揃う、滅多にないタイミングかもしれません。
こういった時代の転換期は、「大チャンス」だと思いますので、アンテナを張り巡らせて、乗り遅れないようにしたいところですね。
では、今日はこのへんで。