昨日から、より良いインプットのためにアウトプットをはじめた。
誰からも見られないだろうと思っていたら思ったより見られていた。
思わず20代半ばのサラリーマンがパソコンの前でそう叫んでいた。
いかに嬉しいかを永遠に書ける気がしてならないが、本題へ入ろうと思う。
今日は樺澤紫苑先生の書かれた名著「アウトプット大全」の
冒頭にある3つの名言からアウトプットの大切さをお伝えしたい。
ちなみにタイトルの名言は3つ目である。わざとではないです。記載順です。
つまり、僕の現実は今まで変わっていなかったというわけですね、先生、、。
確かにインプットをすると知識や情報が増え、世界が変わる、ような気がする。
しかしそれはあくまで「脳内世界」の話。
得た情報は「話す」「書く」「行動する」というアウトプットを経てはじめて
「現実」を変える力を持つのだ。
という言葉を今まで何度か耳にした。
本に限らず、人生においてもアウトプットは鍵なのかもしれない。
つまり、読書の量ではないというわけですね、先生、、。
文中には
「本棚にある本を適当に一冊取り出して、その内容を5分で説明してみてください」
という悪魔のような質問が載っている。
しかし、私は挑戦してみた。録音しながら。ちょっと恥ずかしかった。
5分間しゃべることはできた。
その説明は「えーと」「たしか」「思います」が7割を占めていた。
残りの3割は、社会人3年目の大人が話していい日本語ではなかった。
読む=成長にはなっていないことを私は証明したのであった。
ぜひみなさんも証明してみてほしい。
意外と体育会系ですね、先生、、。
しかしこれは精神科医でもある樺澤紫苑先生の脳科学的に基づいた言葉である。
「書く」「話す」といった行動はれっきとした筋肉を使った運動である。
そしてそれらの行動を介した記憶は「運動性記憶」と呼ばれている。
その特徴は"忘れにくい"ということ。
「3年ぶりに自転車に乗っても忘れることがない」とこの本では例示されている。
サラリーマンで言えば、
「名刺交換した名前を覚えるコツは、その場で○○さんと言いながら挨拶すること」
というアドバイスと同じなのかもしれない。
さて、今回3つの名言をもとにアウトプットの大切さをお伝えした。
「大事なのはわかってるよ!」
と思う方もいるかもしれない。
でも「頭でわかっているのにできない」そんな自分の方を押してくれるのは
今日紹介したような名言なんだと私は思う。
そして今も「アウトプットは運動だ!」と思いながら
必死にキーボードを叩いているのだ。