今は大学3年だが、あの辛かった高校3年間の経験やそれから学んだことを最近忘れがちかなと思ったのと、これからは自分の考えていることを表現していこうと思い、そのためにalisを使っていこうと思う。
僕は神奈川の強豪校に入部した。結果として、3年間全く試合に出ることができず、ほとんどが辛い経験だった。
僕は少6から中3まで鹿児島で、高校から神奈川に戻ってきた。サッカー部は推薦で取った人しか入部できないという少数精鋭制度だったので、同期の仲間たちは中3の12月あたりから高校の練習に参加してた、が僕だけ早期参加ができず、引っ越しが終わってからの2月という遅くからのスタートだった。もう既に競争は始まっていた。部員の考えていることは一つで、他人を蹴落として自分が試合に出ること。なので僕が遅くから合流してもウェルカム的な雰囲気は全くない。もはや僕は先輩から標的にされ、待っていたのは集団によるいじめのようなものだった。見せしめのようなものだった。それからの部活は恐怖でしかなく、怯えている僕がどうやったら結果を残すことができただろうか。先輩の僕に対する扱いは監督、コーチにまで伝染するという始末、地獄のような3年間だった。この3年間は僕の人生にとって何なのか、無意味じゃないかと何度も思ったが、そうではなく何かを学んで、今後に繋げなければ本当に3年間が無駄になってしまう。
何が辛かったかと言うと、一番最初に評価された僕の姿が先入観となって常に3年間の評価に影響していたということ。僕の最初の評価は最悪だった。それからはその評価が先入観となって響いた。例えば、僕がどんなに良いプレーをしようとも、’まぐれ’ だ的な反応だったり、しまいには僕の良いプレーに対し笑いが起きていた。これがどういうことか想像してほしい。反対に良い先入観を持たれている人はどんなにミスをしても仕方ないという感じで許され、些細なプレーで褒められる。僕の場合、たったの1ミスで交代だった。いくら素走りで上位に食い込もうが、結局は意味なかった。
一度持ってしまった先入観は変えることがとても難しい。だからどれほどfirst impressionが大切かを学んだ。何か新しい組織に入り込むとき、新しい人と会う時、first impressionをより良くすることを心がけようと思う。苦手なんですけど笑顔とか笑 まあ、これほど厳しい環境はそれほどないと思うけど。
これが僕が学べたことで一番大事だなと思っていることで、今の行動の基準となっている訳だが、それは向上心だ。3年間で何が一番ダメだったかというと、向上心が0だったこと。先輩、監督に怯え、日々何事もなく終えられるようにと願っていた僕は向上心がなく、成長できるわけがない。何か目標を持って日々行動することの大切さ、それこそが人間として生まれた価値だとも感じた。人間だからこそ何かに向かって生きれるのだと感じた。生涯かけて常に何かに向かって走り続ける人生でありたい。
本気で変わろうとし、行動に移せなかったこと。プライドだったり諦めで本気でがむしゃらになることができなかった。本気じゃなきゃ結果は出ない。同学年の仲間にも最初の評価は悪かったが、どんどん塗り変えていった人がいたが、彼らは本気だった。本気で試行錯誤して、行動しなければ全てが中途半端になってしまう。
本当に僕のことを気にかけてくれたのは家族だけだった。基本的には人間は自分のことしか考えていないということ。実際、自分もそうだし。相手が何がほしいのか考え、ギブアンドテイクの精神が大事。それと自分から友人を気にかけるようにすること。そうでもしない限り、何かあった時に誰も助けてくれないだろう。やはり自分から行動することだ。どうせ他人は自分の人生に興味はないのだから、自分で自分を決めることに責任を持ちたい。
正直何億回やめたいと思ったことか。でもやめなかった理由は他人の目を気にしていたから。親の期待だったり、逃げたって周りに思われるって思ったり、でも今になってわかったのは、逃げても良かったということ。好きになれない人が多くいる環境、逃げたくなるような環境に居続けたことに現在、価値は全くない。やりきろうが、途中でやめてようがあまり変わらなかったという今の結果論。①と少し被るが、他人を気にする人生ほど無駄なことはないだろう。自分に素直になった方が結果的に幸せになれるのだろう。ただ、嫌だからやめるとか、わがままになってしまうのは良くない。
細かくいけば、他にも反省点や学んだことはもっとあるが、大事なことはこれくらいかな。3年間を無駄にしないためにも文にしてみた。
僕は早稲田に入学したが体育会の部活には入らなかった。理由はどうせ高校と同じような世界なのだろうというのと、留学という制度を使って海外で生活してみたかったから。高校で犠牲にしたものが多かった分、大学ではとにかく様々な経験がしたかった。体育会は就活に有利になるよとか色々な声があったが就活のために4年間犠牲にするのは世界が狭まるし論外だった。サッカー早慶戦を見たときは羨ましくなったけど、今はこの選択が大正解だったと思ってる。
留学という一つの目標が終わって、振り返れば留学から学んだことは多い。そして今新たに心がワクワクするようなものに出会えることができた。ブロックチェーン だ。ブロックチェーン で昔から僕が思っていた社会の問題を解決できる。まだまだ未熟な技術だからこそ追っていきたい、貢献したい。
世界は知らないことばかりだ。自分が人生かけてできる限りを吸収していきたい。常に勉強だ。少しも時間を無駄にできない。人生とは?的な哲学のような問いも僕は好きなので、世界を見て自分なりの答えも出していきたい。地球を見尽くしたいという欲もある。
近々、留学で感じたこと、ブロックチェーン 、哲学的なことを書いていきたい。