打高投低のイメージが根強いMLBですが、実は異変が起きています。
今季開幕から1ヶ月が経過しましたが、各球団貧打に苦しみ、低打率の打者が沢山です。
30球団中チーム打率が2割5分を超えているのはエンゼルスの2割6分5厘、ホワイトソックスの2割6分2厘、レッドソックスの2割6分、そしてアストロズの2割5分3厘、ナショナルズの2割5分2厘の5球団のみ!!!
DH制を採用しているア・リーグの球団でも15球団中11球団がチーム打率2割5分未満です!!
投手の墓場と言われるクアーズフィールドを本拠地にするコロラド.ロッキーズですら2割4分3厘でデトロイト.タイガースに至ってはチーム打率2割ちょうどです。
昨日の時点でタイガースのチーム打率はまさかの1割9分9厘!!
なんと1割台だったのです。
MLBの平均打率は2割3分2厘!!!
2年前2019年は2割5分2厘でした!
そしてノーヒッターですが今季既に3回達成されています。
4月9日にダルビッシュの同僚であるパドレスのジョー.マスグローブ投手がレンジャーズ相手に達成!!
4月14日!そのわずか5日後にホワイトソックスのカルロス.ロドン投手がインディアンス相手に達成!!
4月25日にはダイヤモンドバックスのマディソン.バムガーナー投手がブレーブス戦で達成!!
ちなみにバムガーナーのノーヒッターはダブルヘッダーの第2試合で7イニング制であったために参考記録として扱われることに(残念…)
その割に防御率は4点台、5点台のチームが過半数超えてるのはMLBが三振か本塁打かというベースボールではなくパワーボール化しているからでしょう。
これでもリンクの記事に書かれているように2019年に異常なほど記録的な本塁打が出たため、飛ばないボールを採用しており本塁打は減少傾向のようです。
もし2年前の飛ぶボールが採用されていたら今頃、現在8本塁打の大谷翔平は10本塁打してるかもしれませんね。フェンス直撃の当たりがチラホラあります。
ネガティブな話をするとその状況で苦戦してる今季の前田健太、そして有原航平はマズいです。頑張ってもらいたいですね!!
逆に打率1割6分4厘の筒香嘉智ですが、自分だけが打ててないわけではないので、奮闘を期待します!(レイズのチーム打率は2割2分3厘)
そして上手くいってるダルビッシュにはこの機会に乗じて凄い成績を挙げてもらいたいです!!
それにしてもマイク.トラウトは化け物ですね!!
打率4割2分9厘で7本塁打、16打点、出塁率は5割2分7厘でOPSは1.332です。
トラウトに関しては現役最強選手なのは間違いありませんし、殿堂入りは確定してるでしょう!