冒頭、クライシスの戦闘員のチャップ達が化けた男達から必死に逃げている1人の青年
彼は光太郎の幼なじみの洋介です。
公衆電話に入る洋介
洋介「光太郎!!」
しかし電話が繋がらなかったのかさっさと公衆電話から出て逃げる洋介
公衆電話の受話器は外れたままです。
佐原航空
光太郎が会社に戻ってきました。
光太郎「お疲れ〜!」
OL「お疲れ様〜」
光太郎「ヘヘ!社長お疲れ〜!」
俊吉「はい!お疲れ〜!」
俊吉は何やら忙しい様子
ここで光太郎に電話がかかってきます。
OL「光太郎さん!電話よ!」
光太郎「どうも!」
電話に出る光太郎
光太郎「はい!南光太郎ですが!森田?おお!!森田洋介か!!」
洋介「光太郎!!今すぐ会いたいんだ!1時間後に光が丘の広場で待っている!」(いきなりでかなり強引なアポ取りです。)
光太郎「分かった!すぐ行くよ!」
快く応じる光太郎
電話を切った光太郎は嬉しそうです。
光太郎「じゃあ行ってきまーす!」
俊吉「友達か?」
光太郎「ええ!幼なじみなんですよ!このあいだ街でばったり会いましてね!今度ゆっくり会おうって約束したんですよ!それじゃ!!」
俊吉「光太郎!玲ちゃんとデートの約束があるんじゃないのか?」
光太郎は玲子とデートの約束をしていました。
玲子にデートをドタキャンしたいの話をしている光太郎
光太郎「ということでさ、食事の約束は今度ということにしてよ!」
玲子「冗談じゃないわよ!今日はゆっくり付き合うって約束じゃん!」
光太郎「だから!今度ゆっくり付き合うって!今度絶対!ねっ!!ねっ!!」
玲子「今度っていつ?」
光太郎「それは玲ちゃんに任せるよ!」
玲子「それじゃあ明日午後2時にアメリカンハウス!いいわね?」
小指を出して指切りげんまんする玲子
光太郎「OK!!それじゃあそういうことで!」
調子よく応じる光太郎
「光太郎兄ちゃん!」
ここで茂がやってきました。
光太郎「ああ〜今日はやけに早いな!まさかサボってきたんじゃないだろうな?」
茂「違うよ!先生達に用事があってさ!今日は特別なんだ!なにしてんの?」
玲子「小学校の時の親友と待ち合わせしてるんですって!」
茂「小学校の時の?今、何してる人なの?」
光太郎「専門学校でコンピュータの勉強をしてるそうだ!」
茂「会ってみたいなぁ!」
光太郎「ああ!会ってくれ!会ってくれ!頭がよくて正義感があっていい奴なんだ!僕みたいに!ハハ!」
茂「光太郎兄ちゃん恋人に会うみたいにウキウキしちゃってさ!」
光太郎「あっ!分かるか?」
茂「分かる!分かるよ!女と会うより男の友達と会ってる方が楽しいもんね!」
光太郎「そうそう!」
玲子「茂君!ゲンコツだぞ〜!」
光太郎「ああ〜逃げろ〜!!」
茂「わあ〜!」
玲子「待て!!もう!!」
何だかんだで楽しそうな3人
玲子「それで何時の約束なの?」
光太郎「1時なんだ!」
洋介はまだ男達に追われています。
必死に隠れている洋介
1時半を過ぎたのに洋介は現れません。
待ちぼうけの光太郎達
ここでパトカーがやってきました。
速水速人がパトカーから降りてきました。
パトカーは走り去りました。
玲子「1時半よ…もう来ないんじゃない?」
光太郎「失礼なこと言うなよ!あいつはそんないい加減な男じゃないんだ!遅れているのは何か理由があるからだ!」
茂「僕腹減ったなあ…」
光太郎「茂君…帰っていいぞ!」
茂「大丈夫!僕は付き合うよ!光太郎兄ちゃんの親友が来るんだもん!僕だって挨拶しないとさ!」
笑顔の光太郎と玲子
ここで3人の男達に追われて洋介が逃げてきました。
洋介「光太郎!!」
光太郎「洋介!!」
洋介に駆け寄る光太郎
光太郎「どうした洋介?」
洋介「光太郎!これを頼む!!話は後だ!」
洋介の手のひらを見る光太郎
手のひらには傷があります。
光太郎「これは?」
洋介「光太郎!俺を信じて預かってくれ!」
3人の男が追ってきました。
光太郎「洋介!逃げろ!!」
光太郎は洋介を逃します。
3人の黒服の男達が光太郎に襲いかかってきました。
光太郎とバトルになります。
ここで速水速人が走ってきました。
速水速人「南光太郎!暴力現行犯でお前を逮捕する!お前達もそこを動くな!」
光太郎は黒服の男を殴り飛ばします。
殴られた黒服の男は速水速人の方に飛ばされました。
速水速人「ジタバタするな!」
しかし速水速人が取り押さえると黒服の男はチャップの正体を現しました。
速水速人「な、な、な、何なんだ!」
ビビリまくる速水速人
逃げるチャップ
速水速人「待て〜!」
しかし速水速人はチャップから柵に手錠をかけられて動けません。
クライス要塞
マリバロンはおめおめと逃げ帰ったチャップをお仕置きしています。
光る鞭を出してチャップを痛めつけているマリバロン
マリバロン「愚か者!!毒ガス衛星は我らクライシス人が全知全能をかけて発明したもの!!設計図を盗まれるとは何事だ!!森田洋介ごときひよっこコンピュータ技師に!!」
チャップ「申し訳ございません!」
マリバロン「お前のようなチャップは消えておしまい!!」
チャップ「ウワッ!!」
エキサイトしすぎてチャップを処刑したマリバロン
ジャーク将軍「マリバロン…毒ガス衛星は我らが希望した時にいつでも地球を破滅させることのできる強力な武器だ!盗まれた設計図をどう奪い返すつもりだ?」
マリバロン「将軍…設計図を盗んだ男はRXの幼な友達であることが分かりました…」
ジャーク将軍「RXの?愚か者!!RXが毒ガス衛星の計画を知れば必ず妨害してくるぞ!」
マリバロン「承知しております…既に私は怪魔妖族大隊最強の戦士武陣を地上に送り放ちました!」
ジャーク将軍「マリバロン…余はそちを信じよう…RXを倒し毒ガス衛星の設計図を奪い返せ!」
マリバロン「ハハッ!」
バカな部下を信じるジャーク将軍は理想の上司ですね。
工事現場に逃げてきた光太郎
黒服の男達が待ち伏せていました。
刃物を持って光太郎に襲いかかる男達
しかし光太郎は強く1人を押さえつけます。
するとチャップの正体を現しました黒服の男
光太郎「やはり貴様達だったのか…」
ここで眩しい光と共に鏡から光線が飛んできました。
光太郎は避けます。チャップに命中した光線
チャップは跡形もなく消滅してしまいました。
光太郎「何者だ?」
武陣「怪魔妖族大隊武陣!南光太郎!森田洋介から預かった物を返せ!」
光太郎「ハハッ!残念だがなあ!洋介から何も預かっちゃいねえぜ!」
武陣と光太郎のバトル
変身しないで戦うのはあまりに分が悪すぎる光太郎
捕まってぶん投げられます。
刃物を投げつける武陣
爆発が起きます。
クレーン者の陰に隠れて避けた光太郎
武陣はゆっくりクレーン者に近づきます。
「トゥア!!」
光太郎はRXに変身しており反対側から飛んできました。
武陣のナイフ投げ攻撃を避けるRX
そしてナイフをキャッチして投げ返すRX
武陣はヤバくなったらさっさと逃げました。
武陣「仮面ライダーBLACK RX!勝負は預ける!次は必ずお前を倒してやる!!」
要するにビビって逃げただけです。
警察に追われている光太郎はパトカーから逃げてビルの陰に隠れています。
しかし背後から速水速人が光太郎を取り押さえます。
抵抗する光太郎
速水速人「ジタバタするな!お前を逮捕する!」
光太郎「速水警部!これには理由があるんだ!少し俺に時間をくれ!」
速水速人「ふざけるな!前々からお前は怪しい奴だと思ってたんだ!今度という今度はじっくり調べてやる!覚悟しろ!!」
光太郎「やむを得ない…」
光太郎は速水速人の足を思いっきり踏みつけます。
速水速人「ウワーッ!!!」
怯んだ速水速人を一本背負いする光太郎
速水速人はゴミにまみれて気絶!
光太郎「申し訳ない…」
ゴメンなさいと手を合わせている光太郎
自分のポケットを探る光太郎
洋介から預かった筒がないのに焦ります。
光太郎「あーっ…」
幸い地面に落ちていました。
拾う光太郎
光太郎「洋介…お前には悪いがな…クライシスが一枚かんでると分かった以上この筒の中身を見せて貰うぞ!」
筒の中身を調べる光太郎
頭のいい光太郎はすぐにそれが何か分かります。
光太郎「これは毒ガス衛星だ!こんなもの奴らが手にしたら…」
地球が毒ガス衛星から破壊されるシュミレーション映像が流れます。
光太郎「地球は奴らの思うがままだ…恐らく奴らは自分達に従わない人間をこの毒ガス衛星で皆殺しにするつもりだろう…冗談じゃない!洋介…お前が何故こんな物を持っていたか俺には分からない…しかし俺はお前を信じるぞ!洋介!どこにいる?」
街中を歩いて洋介を探している光太郎
洋介は必死に黒服の男達から逃げ回っています。
喉が乾いて水を飲みに来た洋介
目の前に鏡があります。
鏡を見て驚く洋介
武陣が映っています。
振り返る洋介
誰もいません。
また鏡を見る洋介
武陣が迫ってきます。
洋介「あーっ!」
慌てて逃げる洋介
しかし水たまりに足を取られます。
何とか脱出し、逃げる洋介
かなり逃げたところで安心して一息つく洋介
目の前にワゴン車が停めてあります。
そこに鏡があります。
鏡を見る洋介
武陣が走って来ています。
洋介「うわーっ!!」
凄い衝撃でぶっ飛ばされる洋介
武陣「森田洋介だな!盗んだ設計図を渡せ!!」
洋介「そ、そんなもの持っているか!!」
洋介の首根っこをつかんで放り投げる武陣
そのまま気絶する洋介
チャップが近付いて洋介の身体検査をします。
しかし洋介は設計図を持っていません。
武陣「設計図はやはりRXに渡ったようだ…奴の行方を至急探せ!!」
佐原家
俊吉「こんな馬鹿な!!これは何かの間違いだ!!」
玲子「間違いなんてものじゃないわ!!」
唄子「光ちゃんも光ちゃんよ!何もやましいことがないなら堂々と警察に出頭すればいいのよ!」
俊吉「お前は何だ!光太郎が強盗犯人であって欲しいのか?」
俊吉は唄子を指差して怒鳴りつけます。
唄子はこれに激怒!
唄子「誰がそんなこと言いましたか!!」
俊吉「お前の言い方はそういう言い方なんだよ!えっ!!人間の皮かぶった悪魔かお前は?」
唄子「大きな声出さないで!!」
ひとみは2人の喧嘩が怖くて泣き出しました。
茂「パパ!ママ!やめてよ!!光太郎兄ちゃんが警察に行かないのは洋介さんを信じてるからだよ!!」
唄子「光ちゃん騙されてるのよ!!」
茂「騙されてなんかいるかよ!!光太郎兄ちゃんと洋介さんは親友なんだぞ!!」
唄子は言い返しません。
茂「ねえ!パパー!」
俊吉「光太郎の奴今どこに?何とか連絡つかないのか!!」
これを聞いた玲子が反応しました。
玲子「明日!!もしかしたら!!」
俊吉「連絡つけれるのか?」
玲子「明日午後2時にデートの約束をしたんです!」
さて翌日の午後2時になりました。
2人のデートの待ち合わせ場所の喫茶店
ベレー帽にメガネ、そしてヒゲの男が玲子の目の前の席に座ります。
玲子「あっ!そこ来るんですけど!」
光太郎「玲ちゃん…俺だよ…」
それは変装した光太郎でした。
メガネを取る光太郎
玲子「光太郎さん!!」
デカい叫び声を上げる玲子
光太郎「あっ…シーッ!!」
店員と客達が2人を見ます。
笑って誤魔化す2人
光太郎「バカ…」
玲子「だって…光太郎さん…こんな変装してまで逃げ回ることないじゃないの…」
光太郎「玲ちゃん…今度の洋介の1件にはクライシスの恐ろしい企みが絡んでいるんだ…」
玲子「だったら尚更警察に出頭して事情を説明すべきよ!」
光太郎「いやそうもいかない…まず洋介に会って詳しい事情を聞かないとね…」
玲子「光太郎さん騙されてるのよ…誰かが洋介さんになりすましてあなたを陥れようとしてるのかもしれないわ!」
光太郎「そんなことはない!あいつはまさしく洋介だった…」
回送シーン
筒を光太郎に渡した時に洋介を手のひらを見た光太郎
手のひらには傷がありました。
昔話を始める光太郎
光太郎「小学校5年の時だよ…俺と洋介は連れ立って山遊びに出掛けたんだ…」
回送シーン
山遊び中動物用の罠にかかってしまった光太郎
足が外れなくなります。
洋介「どうした光太郎?」
光太郎「洋介!!やめろ!手が切れるぞ!」
洋介「バカ言え!!俺が助けないで誰がお前を助けるんだ!!」
臭いセリフを吐いて罠を外す洋介
喫茶店から出た光太郎と玲子は歩道を歩いています。
玲子「ゴメンなさい!あなた達の友情も知らないで洋介さんを疑うようなことを言っちゃって…でも男の人っていいなあ!!」
光太郎「何がだい玲ちゃん?」
玲子「だって小さい頃の想い出を大切にしてそれを拠り所にして友達を信じることができるんだもん!」
光太郎「エヘヘ!それは女性だって同じだよ!」
和やかに話していた光太郎の表情がここで急に変わりました。
怪しい気配を感じた光太郎
停めてある車のサイドミラーを覗く光太郎
武陣が映っています。
振り返る光太郎
誰もいません。
また覗く光太郎
武陣が迫ってきています。
振り返る光太郎
武陣がいました。
武陣「森田洋介から預かった設計図を渡せ!!」
首根っこをつかまれて放り投げられる光太郎
しかし光太郎は強気です。
光太郎「おい武陣!!見事俺を捕まえてみるか!!」
強気なセリフを吐いて逃げ回る光太郎
武陣は鏡渡りの術を使って追ってきます。
かなり逃げたところで一息つく光太郎
しかし武陣は目の前に現れます。
山とか鏡がない場所に逃げればいいと思うんですがないんでしょうか?
武陣「光太郎!俺の鏡渡りの術から逃げ出すことはできんぞ!」
光太郎「鏡渡り?ウワッ!」
武陣にぶっ飛ばされる光太郎
武陣「設計図を渡せ!!」
光太郎「残念だかなあ!ここにはないぜ!!あってとお前なんかには渡さないがな!!」
武陣「光太郎!設計図を渡さなければ森田洋介は死ぬことになるぞ!」
光太郎「何!?」
武陣「明朝6時までに設計図を持って横浜港に来い!!待っているぞ光太郎!!」
光の塊になって飛んでいき姿を消す武陣
光太郎「明日の6時…」
さて言われた通りに朝早く横浜港にやってきた光太郎
眠いのにもっと遅い時間、お昼くらいにしてくれなんて言いません。
指定されたのは横浜港なのに当たり前のように倉庫の中に入る光太郎
悪の組織と言えば倉庫という刷り込みができているようです。
見ると洋介がロープで天井から吊るされていました。
光太郎「ああっ!洋介!洋介〜!!!!」
叫ぶ光太郎
寝てた洋介は光太郎の大声で目覚めます。
洋介「あっ!光太郎!来るな!!これは罠だ!!俺は殺されてもいい!お前は俺が渡した設計図を専門家に渡して大至急対策を立ててくれ!!」
光太郎「洋介!!俺がお前を助けないで誰がお前を助けるんだ!!」
臭いセリフのお返しをする光太郎
階段を登って上から洋介を助けようとする光太郎
不気味な笑い声が倉庫に響きます。
巨大な鏡が2つ現れました。
1つは三角柱の形をしています。
そしてマリバロンが映っています。
もう1つには武陣が映っています。
光太郎「マリバロン!!」(マリバロンって光太郎に名乗ったことありましたっけ?)
マリバロンは姿を現しました。
マリバロン「光太郎!久しぶりね!」
光太郎「マリバロン!お前も鏡渡りの術を使えるのか?」
マリバロン「当たり前よ!私は怪魔妖族大隊の諜報参謀!これしきの技が使えなくてどうするの?光太郎!設計図は持ってきただろうね?」
筒を取り出す光太郎
光太郎「この通りここにある…洋介と交換だ!」
マリバロン「設計図を渡せばこの男を離してやる!」
光太郎「よし!約束だぞ!」
筒を放り投げる光太郎
武陣が拾います。
マリバロンは何やら投げてロープを切断します。
洋介「ウワーッ!!」
ジャンプして洋介を受け止める光太郎
どう見ても洋介の方が低いところから落とされているし、タイミングも後だったので間に合わないと思うんですが…
光太郎「マリバロン!なんのマネだ?」
マリバロン「南光太郎!ここはお前の処刑場!!この毒ガス銃で幼なじみと共に滅びるがよい!!」
チャップが光太郎に毒ガス銃を向けています。
ここで光太郎は何を血迷ったのか洋介のみぞうちを攻撃し、洋介を気絶させます。(変身するところを見られたくないだけでしょうけどね。)
しかし毒ガス銃をまともに喰らう光太郎
マリバロン「フフフフハハハ!」
倒れた光太郎
マリバロン「RXは滅びた…武陣!!RXにトドメを刺しその設計図をジャーク将軍に届けるがよい!そうすればお前にナイトの位が授けられるであろう!」
武陣「ハハッ!」
マリバロンは安心したのか鏡渡りの術を使って姿を消します。
武陣「RX!口ほどにもない男よ!トドメを刺してやる!!」
剣を出して構える武陣
しかし光太郎の目が開きました。
足で攻撃を防ぎ武陣にキックする光太郎
武陣「貴様!」
光太郎「おい武陣!どうやらマリバロンは俺が呼吸を5分間停止できることを知らなかったようだな!それともう1つ!!設計図は偽物だ!」
武陣「何っ!?」
武陣との最終対決!!
チャップは全く役に立ちません。
倉庫の外にバトルの舞台は変わります。
光太郎「地球を滅ぼす毒ガス衛星を貴様達に作られてたまるか!!変身!!!」
光太郎はRXに変身!!
眩い光を放つRX
RX「俺は太陽の子仮面ライダーBLACK RX!!クライシス帝国の悪魔の使者武陣!!貴様らの邪悪な企みはこのRXが粉砕するぞ!!トゥア!!」
RXはRXキックと言わないでRXキックを決めます。
武陣「ウワッ!」
ぶっ飛ばされた武陣
しかし鏡渡りの術を使って反撃する武陣
RXの装甲を一度斬りつけます。
しかし大したダメージはないRX
RX「アクロバッター!!」
RXはアクロバッターを召喚!!
アクロバッターに飛び乗って攻撃するRX
しかし武陣のナイフ投げが決まります。
RXに武陣の投げたナイフが命中!!
アクロバッターから転落するRX
ここでRXを取り囲む形で3つの鏡が現れます。
鏡から光線が放たれRXに命中!!
ダメージを受けたRXは倒れます。
ここで武陣は目くらましのためにマントを投げます。
RX「リボルケイン!!」
何とここでRXはリボルケインを出します。
マントをジャンプして避けるRX
マントは爆発!!
そして武陣の刀をリボルケインで払います。
武陣「ウワッ!!」
リボルケインを抜いて背中を向けてカッコつけたポーズのRX
光太郎は洋介と2人で歩いています。
光太郎「洋介!無事で良かったぜ!」
洋介「何もかもお前のおかげだ!」
光太郎「あーあ!もう指名手配はゴメンだな!」
洋介「すまなかった!疑いが晴れてホッとしたよ!高い給料を払ってくれると言うのでアルバイトを引き受けたんだがどうも様子が変なので探ってみたら毒ガス衛星だろ…こりゃ皆に知らせないとと思ってさ!」
光太郎「洋介!お前は昔と少しも変わってないな!」
洋介「光太郎!お前もだ!」
玲子、茂、ひとみが走ってきました。
ナレーション
毒ガス衛星で地球を制圧しようとしたジャーク将軍の企みは仮面ライダーBLACK RXの力で粉砕された!それは光太郎と親友の正義を愛する力があったからである!正義を信じる者には必ず味方が現れる!茂達は光太郎と洋介の友情から大切なことを学んだのであった!
なかなか臭い友情が強調されていた第7話です。
仮面ライダー作品で親友と言えばシャドームーンをはじめとして敵に回って悲惨な結末を迎えることが多くこういうハッピーエンドはレアケースです。
初代仮面ライダーのさそり男みたいに何をやっても自分の上をいく本郷猛に嫉妬して改造手術を受けた親友もいました。
それにしてもリボルクラッシュって本当に反則技ですね。
リボルクラッシュを受けた者はほぼ確実に死にます。
RXキックを受けても敵は爆発しません。あくまでリボルクラッシュへのつなぎ技程度でしかないRXキックです。
BLACKのライダーキックよりは遥かにRXキックの方が威力があるのですからゴルゴム怪人はクライシスの怪魔妖族、怪魔ロボット、怪魔獣人、怪魔異星獣と比較したら弱すぎなんでしょうね。
速水速人は本当にマヌケすぎます。
光太郎は玲子とのデート中に武陣に襲われたんですが玲子の反応が全く描かれてませんでした。