仮面ライダースーパー1第29話「雨あめ降れふれ！怪奇傘男！」を観た感想

冒頭、ハルミとマサコがショッピングを楽しんでいます。

お気に入りの服を見つけて買いたいのですが上着だけで3万円で財布の中身が全く伴っていません。

しょんぼりして帰ろうとするハルミとマサコ

すると日傘をさした美女が目の前を通ります。

マサコは「あの人素敵だと思わない？ほらあの人！」と美女を指差しますがハルミは「そうかしら？素敵なのは日傘だけだと思うけど…」と負け惜しみ

マサコは「ハルミったら素直じゃないんだから」と呆れ顔です。

美女は「ごめんあさっせ！」なんて気取ったことを言って2人の前を通り過ぎます。

その時、どこからともなく強風が起きて美女の持っていた日傘が飛んでしまいます。

なんと美女のパンチラが拝めました。

さて飛んだ日傘ですが宙に舞っていますが、これを何とハルミがナイスキャッチ！

するとなんとハルミが手にした日傘から電流が流れてハルミの手から離れなくなってしまいます。

ハルミが「手が離れない！」ともがいててもマサコは全く信用せずに「いくらこの日傘が欲しいからってこの手はないわよ！」なんて言ってます。

「その手もこの手もないわよ！本当に手が離れないんだから！」とハルミが言うとマサコは「もう知らないから！先に帰るわよ！」と見捨てて帰ろうとします。

ハルミは狼狽してますが、ここでさらにハルミを追い込む出来事が起こります。

なんと日傘には目が付いており、「真っ直ぐ歩け！」と喋ったのです。

「はい！」と思わず従ってしまうハルミ

「ねえ！この日傘あなたのでしょ？」と美女に言いながらも日傘に命じられるままに歩き続けるハルミ

「もっともっと速く歩け！」

マサコはその様子を見て、やはり気になるのかハルミに駆け寄ります。

「もういい加減にしなさい！そんなことしたら泥棒になるのよ！」

「そんなこと言ったって足が勝手に動いてるんだから仕方がないのよ！」

「勝手にしなさい！もう！泥棒！」とマサコはカンカンに怒っています。

目の前の信号が赤に変わりました。

マサコは必死に止めようとしますがハルミは「わかってるけど止まらないのよ！」とお手上げの様子

日傘が「赤信号、無視して歩けば怖くない！」と喋っています。

車が来ても歩き続けるハルミ

「馬鹿もん！死にたいのか！」と運転してる人が怒鳴っています。

「死にたくありません！」なんて返しているハルミ

さらにハルミは高速で歩き続けて最後は柱で思いきり顔面強打！

鼻から流血してます。

そして日傘は美女の元へと飛んで戻ります。

当然、この美女は妖怪王女です。

妖怪王女に変身した美女

そこにマジシャンのような格好した男が現れます。

「お疲れ様！実験はまず成功ね！」と労をねぎらう妖怪王女

「はい！妖怪王女様！」と謎の紳士

「後はお前に任せたよ！雨男！」

「はい！お任せを！」

妖怪王女の指に口付けをする謎の紳士

妖怪王女は鼻血ダラダラでふらつきながら帰るハルミ、そしてマサコを見てバカにして大笑いしてます。

谷モーターショップにマスクをして戻ってきたハルミ、そしてマサコ

「どうした？風邪引いたのか？」と源次郎

ハルミは日傘に目が付いてたことを話します。

しかし誰も信用しません。

一也ですらバカにしているような笑みを浮かべています。

「気が触れてるぞ！冷蔵庫から氷持って来い！」と源次郎

誰も信じてくれないのでハルミはムキになって「証拠見せてやるわよ！ほら！」とマスクを取ります。

鼻に絆創膏を貼っているハルミを見て皆、バカにしてる様子

笑いが止まらない様子

ハルミは「本当に日傘に目が付いてて歩け！歩け！真っ直ぐ歩け！って言ったのよ！だから私！ああ〜お嫁に行けなくなっちゃう！」と泣き出します。

ジンドグマのアジト

ハルミのことでこちらもバカして盛り上がっています。

妖怪王女「そりゃおかしいったらないのよ！ヒキガエルが車に轢かれたような格好しちゃってさ！」

魔女参謀「さぞかし間抜けな顔してたんだろうね！その女の子！」

妖怪王女「間抜けも間抜け！ヒキガエルがアンパンに当たったような顔してたわ！」

幽霊博士「アンパンに当たった〜」

鬼火司令はひたすら腹を抱えて大爆笑しています。

ここでファンファーレと共に悪魔元帥閣下登場！

悪魔元帥「楽しそうだのう！」

妖怪王女「悪魔元帥！ジンドグマの超科学チームに作らせました人間コントロール装置の実験が成功いたしました！」

悪魔元帥「そうか！それで楽しそうにしておったのか！」

妖怪王女「はい！人間の行動を自由にコントロールするということは実に楽しいことでございます。」

悪魔元帥「うん！それこそ我らジンドグマの究極の目的だ！」

幽霊博士「元帥閣下！妖怪王女は何とこの人間コントロール装置を傘の取っ手の中に組み込んだのでござるよ！」

鬼火司令「くだらん！実にくだらん！傘などに仕込んだのでは雨が降らねば何の役にも立たん！」

妖怪王女「その心配なら御無用よ！雨ならいつでも降らせることができるわ！」

鬼火司令「何だと！」

妖怪王女「私の部下に雨男がいることをよもや忘れたわけではないでしょうね？」

鬼火司令「雨男！あの男が！しかしだな！手緩い！手緩い！俺ならそんな七面倒臭いことをせずともいたるところを火の海にしてくれるわ！」

妖怪王女「鬼火司令！お前は雨男の正体を知らないからそんなことを言ってるのよ！」

鬼火司令「雨男の正体だと！」

悪魔元帥「まあ妖怪王女！楽しみは後にとっておいてやれ！まず雨男に雨を降らせろ！」

さて雨男は良達ジュニアライダー隊に近付いて「空気が乾いてるんでね。雨を降らせてあげようと思ってね！」と言います。

「嘘だあ〜そんなことできるわけないよ。」とシゲル

「ところがオジサンにはできるんだな！よーく見ててごらん！」と雨男

「雨よ降れ！雨よ降れ！」と雨男が唱えると激しい雨が降り出しました。

慌てて良達は近くに置いてあった傘を取って開きます。

すると傘の取っ手に電流が走り、良達は雨男の言いなりになって歩き出します。

どんどん歩き続けて良達は踏み切りの前に。

これには良達も焦って良はライダー隊本部に無線連絡

マサコが無線に出たのですが、無線で話せたのか話せなかったのかはよく分かりません。

良達は「足が勝手に動くよ〜助けて〜」と悲鳴をあげています。

しかしここにまたも都合よく沖一也登場！

良の「手が離れないんだ！」と言う声を聞いて良達の持っている傘を拳法技で叩き落とします。

「貴様か！子供達を操っていたのは！」

「逃げろ！」と良達に言う一也

雨男は「死ね！」と傘を持って一也に襲いかかります。

線路に飛ばされる一也

間一髪で列車に跳ねられるのを逃れます。

「できる！こいつは並の拳法家じゃない！」と雨男の実力を悟る一也

「どうした沖一也？赤心少林拳が泣くぞ！」

「俺を知っているのか！とするとお前はジンドグマ！」(そんなの傘で子供達を操っていた時点で分かりきったことだと思うんですが笑)

「俺は雨を呼ぶジンドグマの雨男よ！だがそれだけではない！拳法技でも貴様に勝てる男だ！」

雨男と一也のバトル

そこまで凄い拳法家同士のバトルに見えないところが痛いです。

どちらも動きが鈍いです（笑）

そこに源次郎達も登場

雨男と一也のバトルを観戦してた良達を逃がすように頼む一也

そして雨男の傘が一也の左肩にグサリ

さらには左足にもグサリと突き刺さります。

「一也！」と叫ぶ源次郎

「兄貴！」と叫ぶチョロ

「来るな！逃げるんだ！」と一也

「沖一也！お前の命は貰った！」と雨男

傘を開いて姿を隠して雨男はジンドグマ怪人アマガンサーに変身します。

「死ね！一也！」

アマガンサーが傘が変化した棒を投げると爆発

しかし「奴め！逃げたな！」とアマガンサー

一也は蒸発したように姿を消してしまいました。

どうやって逃げたんでしょうか？

ものすごく都合のいい展開です。

「だが間違いなく奴は重傷を負っている。しばらくは身動きできまい！これより実験の最終段階に入るぞ！」とジンファイターに言ってるアマガンサー

さて谷モーターショップに集まっている少年ライダー隊達

一也が怪我をしたことを源次郎から聞き、「俺達が雨男を見張ってようぜ！」と張り切る良

「ダメダメ！そんなの危険よ！皆、こうなりたいの？」と自分の鼻に手を当てるハルミ

「そんなこと言ったら皆、雨男の言いなりになっちゃうよ！なあ皆？」と良

一斉に同意するライダー隊メンバー達

「それもそうなんだよね。」とハルミ

「君達ジュニアライダー隊が街を回って自分の傘以外は絶対に使うなと言うんだ！」と提案する源次郎

黒ずくめの男達(勿論、ジンファイター)が街中に傘を置いて回っています。

御自由にお使い下さいと書いてる紙が傘立てに貼ってあります。

ハルミ、ジュニアライダー隊のメンバー達は「危険です！自分の傘以外は絶対に使わないで下さい！」と言いまわっています。

「不味いなこりゃ」と様子を見ていたジンファイターの1人

「心配するな！あんな子供の言うことなんか誰が信用するものか！雨が降れば皆、傘に飛びつくに決まっとるわい！」と雨男

「雨よ降れ！雨よ降れ！」と雨男が唱えると激しい雨が降り出しました。

大人達は一斉に傘を取って開きます。

「なるほど！大人は子供なんて信用しませんからね。」とジンファイター(なんかこのやり取りウケます（笑）)

「そういうことだ！この作戦は大人ほど扱いやすいのだ！」と雨男

ハルミ達の目の前を雨男に導かれて行進する大人達

「大人は私達の言うこと信用してくれなかったのね！」とミチル

「こんな時一也さんがいてくれたら」とハルミ

さて一也は雨男の攻撃によって故障したメカを修理しています。

「急がなければ！街が大変なことになってしまう！」と焦りを募らせる一也

雨男と一緒に行進する大人達の前に2台の車

「おい！こら！何やってんだ！」と怒鳴る運転者

「これより人間コントロール実験の最終仕上げに入る！最終コースは歩くのに邪魔な物はすべて破壊することだ！」

「車があれば車を壊せ！壁があれば壁をぶち破れ！お前達の手にした傘は超小型ロケット弾も撃てるぞ！」と雨男

「撃て！」

一斉に発砲する大人達

2台の車は大爆発！運転してた人は死んだのは確実です。

それから次々と車の横転事故などが起こり、車が大爆発しています。

ハルミとジュニアライダー隊メンバーはその様子を見ています。

「一也さん何やってるのかしら？」とハルミ

「お姉ちゃん、僕おしっこチビッちゃった」とマサル

雨男軍団のテロ活動は凄まじくビルまで爆発しています。

ドグマ編、ジンドグマ編を通して今回が一番悪の組織らしい活動してます。

ハルミ達は黙って手をこまねいて見ているのに耐えられずスーパーボールを雨男達に投げつけます。

コショウと唐辛子入りのスーパーボールを投げつけられた雨男達かなり怯んでいます。

「許さんぞ！小僧共！ジンドグマ怪人アマガンサーの雨傘ロケットで殺してくれる！」

アマガンサーに変身した雨男

しかしハルミと子供達に全く直撃しません。

わざと外してます？ってレベルです。

「一也さん！早く来て！」と叫ぶハルミ

「ジュニアライダー隊ピンチです！」と無線連絡するシゲル

「これより最後の実験特攻攻撃を見せてやる！」とアマガンサー

「特攻攻撃って何よ？」とハルミ

「命を捨てても俺様の命令に従うということだ！」とアマガンサー

「目の前のビルに体当たりしろ！」と大人達に命ずるアマガンサー

「ダメダメ！その傘は爆発するのよ！」と叫ぶハルミ

しかし操られている大人達には通じず皆で特攻します。

そこで行く手を阻む光線が！

大人達の手から傘が離れます。

「誰だ？」と叫ぶアマガンサー

「仮面ライダースーパー1！」

スーパー1が登場です。

「スーパー1！その怪人が雨男の正体よ！」

「ありがとう！皆、よくやってくれた！」

ハルミ達は去ってアマガンサーとの一騎打ちです。

今回は傘からジンファイターが飛び出しますが弱いのはいつも通り。

壁に飛ばされて皆、仲良くダウンです。

アマガンサーですが凄腕の拳法家って割には弱い、実に弱いです。

むしろ人間体の方がマシなんじゃないのと思うのはファイアーコングやギョストマと同じです。

怪人になるとどうしても化け物でしかなくなってしまうので拳法家ではなくなるのでしょうね。

エレキ光線を喰らって、上空に投げ飛ばされて傘が開いたところをスーパーライダー旋風キックを喰らってあっさりと爆散！

今回は空中で爆発してます。

「傘ね重ね残念！」という断末魔の叫び

最後はスーパー1に手を振る良達ジュニアライダー隊

スーパー1も手を振り返しています。