冒頭、氷川誠、小沢澄子、尾室巡査が司龍二が殺人犯だったことについて話しています。
司が自首して逮捕されたことでG3ユニット改革案は白紙に戻り、小沢澄子達のクビは繋がりました。
「とんだ食わせ者だった!」と小沢澄子
氷川誠は「あの司さんが…どうしても信じられなくて…」とクビが繋がったのに、かなり落胆している様子。
小沢澄子は「時として人は信じられないことをする。あなたも刑事ならそれぐらい分かってるでしょ!」
「ある意味でアンノウンより人間の方が怖いのかもしれない…裏があって表があって、さらに裏がある…そんな生き物はまあ人間だけでしょうね!」なんて深い発言が小沢澄子から飛び出しました。
翔一が住む亜紀の部屋に転がり込んだ涼ですが亜紀のことを想いながら、うなされています。
気が付いた涼ですが、またすぐに発作に苦しみます。
涼の手が野獣化してることに翔一は気付きます。
オーヴァーロードと沢木哲也のやり取り
「君は人間について知りたいと言った。そして多くの人間の内面を旅しました。次に何を望みますか?」
「その前に聞かせてくれ!あなたは何故、俺を選んだ?」
「私が君を選んだわけではありません!君が自らの手で私の使徒たる資格を得たのです。この世に出現した最初のアギトを殺したことによって!」
「頼みがある!あなたの権威の一部を俺に!あなたが愛する人間が本来持ってはいけない力、その力を開放する権威を俺にくれ!」
「そんな力を得てどうするつもりですか?私の敵になるつもりですか?それでもいいでしょう!すべての望みを叶えなさい!」
オーヴァーロードは何やら力を発動!!
沢木哲也は倒れ込みます。
「これで君は二度と津上翔一に戻ることはできなくなりました。」
沢木哲也の手にオーヴァーロードと同じ不気味な印が出来ました。
「そんな名前はとっくの昔に捨てている!」
沢木哲也は部屋を出ていきます。
翔一が働く花村ベーカリーに真魚と太一がやってきます。
翔一はやることがあるから仕事を手伝って欲しいと頼みます。
「真魚姉時給500円、俺、時給600円!」
「なんであんたの方が時給高いのよ?」
「すぐに分かるって!」
2人に店を任せて翔一は出て行きます。
早速翔一のファンらしい2人のオバさん登場!!
太一が「俺の方がピチピチですよ!」と売り込みます。
「これを食べたら10才若返りますよ!あっ、そしたら赤ちゃんになるか…」
こんなお世辞なのかよく分からんセリフで面白い子とオバさん2人の歓心を買った太一。
なかなか営業が上手いです。
翔一は涼を介抱してから花村ベーカリーのバイトに戻ろうとします。
涼の頭に「襲え!襲え!」という謎の声が!!!
翔一に襲いかかろうとする涼
しかし翔一は一足早く部屋を出て行きます。
さて亜紀はあかつき号で遭難した仲間と一緒にいます。
何やら特殊な能力が覚醒し始めたらしい亜紀
関谷真澄と相良克彦という2人の仲間ですが関谷真澄はパソコンオタクで警察のコンピュータをハッキングしてアギト捕獲作戦の資料を手に入れます。
その紙を特殊能力で自分の手に引き寄せる亜紀!!
この時点でどう見ても普通の人間ではないです。
警視庁
氷川誠と小沢澄子は北条透と廊下ですれ違います。
小沢澄子「もしよかったら一緒に食事にでも行かない?これから焼き肉食べに行くんだけど!」
氷川誠「ええ、是非一緒に!今日は僕が奢りますから!」
北条透「心外だな!ひょっとして司さんの一件でこの私に同情しているんですか?」
小沢澄子「別にそういうわけじゃないけど!」
北条透「断っておきますが司龍二はこの私が自首に追い込んだんです!私の名推理で彼の犯行を暴いてね!あの男は昔から目の上のコブだった!全くせいせいしましたよ!」
小沢澄子「あなた本気で言ってるの?」
北条透「当然ですよ!しかし昼間から焼き肉ですか?どうでもいいがしばらくは私に近付かないようにお願いしますよ!あの臭いが嫌いなんです!」
相変わらずの嫌な奴ぶりを発揮して、立ち去る北条
小沢澄子「一瞬でも同情した私がバカだったわ!」
さてオーヴァーロードとの面会を終えて病院から帰ろうとする沢木哲也、エレベーターで亜紀と遭遇します。
沢木は亜紀に手をかざします。すると恐ろしい力が亜紀に放たれ、亜紀は気を失います。
亜紀が気が付くと沢木哲也は
「お前はまだ赤ん坊だ!しかし俺がお前の時を早めた!お前の力は更に力強く覚醒する!その力をどう使うかはお前の自由だ!」
立ち去る沢木哲也
翔一と真魚、太一が今日の売上の計算をしています。
「凄いよ!今までで最高!!」
太一と真魚のおかげで売上好調だったようです。
しかしそこにオーナーがやってきます。
「あんたここで何やってんの?」
「何ってバイトの者ですけど…」
「バイトって花村さん先日亡くなったろ!」
「おじさん誰?」
「オーナーだよ!ここの!いや困ったねえ!そう勝手なことされたんじゃ!来月からここはラーメン屋になるんだよ!」
「そんな!でも花村さんの遺言で!」
「とにかく明日にでもここは畳んでもらわないとね!分かったね?」
「はあ…」
さて、とあるKSビル駐車場で車に乗り込む男、しかしエンジンがかかりません。
「おかしいなあ…」
そこに亜紀がやってきます。
亜紀の顔が眩しく光ります。
恐ろしい力が発動され、車の中の男は苦しみ、もがきます。
サイドガラスを突き破って男は絶命!!
ヒゲの男も亜紀から逃げています。
亜紀は金網を操って男を締め付けて殺害します。
氷川誠が現場にやってきます。
そこには河野がいました。
「被害者は中野ヒロカズ!第6機動隊所属の機動隊員なんだが致命傷となるような外傷はどこにも見当たらない!内臓が破壊されているらしいというのが現時点での鑑識の意見だ!」
「それじゃあまるで!」
「ああ2年前の風谷信幸殺しと同じ手口だ!」
その時河野の携帯に電話が入ります。
もう1人機動隊員が殺害されたという連絡です。
氷川誠は北条透に電話を入れます。
「氷川です!北条さん今どちらですか?」
「KSビルの駐車場で死体発見の連絡を受けまして今、現場に向かってるところです。どうかしましたか?」
「それが同一犯の犯行と思われる死体がもう一体見つかったんですが被害者は両名とも機動隊員、アギト捕獲作戦のメンバーだったようです。」
「アギト捕獲作戦の!どういうことです?」
その時北条の車の行方を遮る亜紀が立っていました。
急ブレーキで車を止める北条
「どうしました北条さん、北条さん?」
亜紀は車の横に回り込んでいました。
亜紀は特殊能力を使って北条の車を操ります。
車から降りた北条、発砲しようもするも亜紀の顔が眩しく光ります。
もの凄い水が北条に向って放たれます。
北条は飛ばされて今度は工事現場の柵で身体をがんじがらめにされてしまいます。
北条の命は風前の灯!!
しかしそこにジャガーロード3体が登場!!
亜紀と太一と3人で歩いて帰っている翔一
「そんな落ち込むなよ翔一!また新しいバイト探せばいいんだよ!」と太一
「そうよ!何だったら家に帰ってきてもいいんだし!」と真魚
「そりゃそうだけど…」と翔一
そこで翔一のアンノウンセンサーが発動します。
2人を置いて走り出す翔一
ジャガーロードを特殊能力で痛めつける亜紀
翔一がバイクで登場!!
「亜紀さん!!」
亜紀は走り去ります。
翔一はアギトに変身!!
バーニングフォームになってシャイニングカリバーを使ってのチャンバラ対決!!
ジャガーロードが飛びついてきたところを串刺しにします。
ジャガーロードのパンテラス.キュアネウスは爆散!!
そこに更に2体のジャガーロードが襲いかかります!!
アギトはこの2体に大苦戦!
そして翔一を訪ねてきた真魚
「襲え!襲え!」の声に操られる涼!!
涼が真魚に襲いかかろうとしたところで次回へ続くです。