大都会東京の人混みの中を必死に逃走する1人の青年南光太郎
そして光太郎を追う不気味な3体の白いマントに見を包んだ怪物達
光太郎は車に跳ねられそうになります。
ようやく逃げ果せることができたと思いきや怪物達は空を飛べるのですぐに追いつかれてしまいます。
そして目から破壊光線を出す女の怪物!
3体の怪物ですが暗黒結社ゴルゴムの三神官です。
顔が老人なのが大神官ダロムで三神官のリーダ格です。そして青い仮面をかぶってるのが大神官バラオムです。
そして紅一点の美女が大神官ビシュムです。
ビルの屋上に逃げた南光太郎ですが隠れていたのがあっさりと見つかってしまいました。
ダロム「逃げても無駄だ南光太郎!お前は改造手術を完了し、ゴルゴムの世紀王ブラックサンになるのだ!」
光太郎「やめろ〜!」
ダロム「もう遅い!」
バラオム「お前の身体はもう既に人間ではない!」
ダロム「その証拠をお見せしよう!」
光太郎「やめろ〜!」
逃げようとする光太郎を念動力でぶっ飛ばすダロム
光太郎はビルの看板に激突!!
もの凄い電流が光太郎の身体を直撃します!
回想シーン
ダロム「あとは人間としての記憶を消し去る…それで改造手術は完了する!」
光太郎と信彦が改造手術を受けています。
そこに二人の父親である秋月総一郎がやってきました。
総一郎「待ってくれ!約束が違う!記憶をなくすのただけはやめてくれ!二人とも私の息子だ!」
ダロム「プロフェッサー秋月!光太郎と信彦はもはやあなたの息子ではない!世紀王ブラックサンなのだ!」
総一郎の見ている前でダロムが遺伝子操作ビームを発して改造手術を光太郎に施します。
光太郎「ウアアア!信彦!」
信彦「光太郎!!」
総一郎「やめてくれ〜!!」
秋月総一郎が止めに入ります。
ダロムと争う総一郎
争った弾みで光太郎と信彦に繋がれていたコードが外れています。
そして電気スパークを浴びてしまう信彦
光太郎「信彦〜!」
バラオムが総一郎に破壊光線を放ちます。
光太郎「父さん〜!」
総一郎「私に構わず逃げろ!逃げろ〜!」
というか破壊光線命中してるのに別に死なないんですね。
どんだけバラオムの光線ショボいんでしょう…
光太郎はビルの看板に当たってもの凄い電気スパークを受けたのに生きています。
ダロム「お前はあれだけの高電圧に耐えることができた…普通の人間ならとても生きてはいない…」
光太郎「お前ら何をした?」
バラオム「お前はやがて改造人間の王として君臨する栄光の男なのだ!」
光太郎「お前たちの操り人形になってたまるか!ウアアア〜」
死んではいないが身体はボロボロの光太郎
ビシュム「駄々をこねてはいけませんブラックサン!」
三神官に捕獲されて空中を飛んで連れ去られる光太郎
光太郎「離せ!ウアアア〜」
反抗したので三神官の手から離れ、どこぞの倉庫の屋根を突き破って転落する光太郎
逃げようとしてもすぐに三神官がやってきます。
バラオムに首根っこをつかまれて放り投げられます。
ダロムは念動力で光太郎を何回も壁にぶつけてからぶっ飛ばしました。
光太郎は壁を突き破って飛んでいきました。
瓦礫の中から起き上がった光太郎
何やらバッタ男の姿になってから進化して仮面ライダーの姿になります。
ダロム「おお…ブラックサン…」
ブラックサンが前に出ると三神官はビビって後ずさり…
ビシュムが目から破壊光線を放ちます。
これがブラックサンに命中しますが別にダメージ受けてないようです。
ショボい破壊光線なんですね。
ダロムは念動力で重そうな鉄をブラックサンの上に落下させます。
しかしブラックサンはダメージ受けておらず、その鉄を三神官に投げつけます。
ブラックサンは三神官にパンチをお見舞いしまうとしますがバラオムがバリアーを張りかわします。
そして逃げてしまった三神官
ブラックサンのところに愛車バトルホッパーがやってきました。
ブラックサン「バトルホッパー…」
ゴルゴムのアジト
コウモリ怪人が飛んでいます。
改造手術を受けた光太郎の親友の信彦はカプセルに入れられています。
やはりバッタ怪人のような姿をしています。
ダロム「秋月信彦!シャドームーンよ!もうすぐ会わせてやるぞブラックサンに!」
バラオム「それまで安らかな眠りにつくのだ!」
信彦の入ったカプセルはどこかに保管されるようです。
光太郎は家に帰ってきました。
改造手術を受けた時のことを思い出す光太郎
「父さんは何故あの場所に…?」
すると光太郎は自分に充てた総一郎の手紙を発見します。
「光太郎!この家は危険だ!お前に是非話したいことがある!キャンプデアブロの跡地まで来てくれ!必ず一人で!待ってる!」
手紙を読んだ光太郎
「生きてたのか!!」
さて信彦の妹である杏子と信彦のガールフレンドの克美が帰ってきました。
光太郎のバイクを見て「兄貴達帰ってきてる!」と喜ぶ杏子
杏子は「二階探してくる!」と二階に行きます。
光太郎は下にいました。
克美「びっくりした!脅かさないでよ光太郎さん!ねえ!信彦さんは?一緒だったんでしょ?」
光太郎「ああ…途中ではぐれた…」
克美「やっぱりツーリングだったんだ!」
杏子「何だ…お兄ちゃん!ここにいたの!返事くらいすればいいのにさ!」
光太郎「杏子ちゃん!父さんは?」
杏子「研究所の方じゃない?1ヶ月でも帰ってこない人だから!夢中になると!」
光太郎「そう…」
杏子「全く勝手なんだから!3日も4日も留守にして!はい!」
冷蔵庫からジュースを取った杏子は克美にジュースを渡します。
杏子「電話くらいくれればいいのにさ!」
杏子は光太郎にジュースの瓶を投げます。
光太郎はナイスキャッチ!!
しかし改造された光太郎は人間ではないので握力が異常に強すぎて瓶は粉々に割れてしまいました。
杏子「ああ!…大丈夫?ゴメンね!」
杏子は光太郎に近づき濡れた光太郎の顔をタオルで拭きます。
光太郎「いいよ!」
光太郎は飛び出して行きました。
光太郎が立ち去った後で杏子は総一郎が光太郎に充てた手紙を発見します。
杏子「何、これ?」
光太郎は総一郎に会いにキャンプデアブロの跡地にやってきました。
倉庫の中に入ると総一郎がいました。
光太郎「父さん…」
総一郎「光太郎…心配したぞ…」
光太郎「ゴルゴムって何です?どういう関係何です?父さん!まさか…」
総一郎「光太郎…わたしはお前が思っておる通りゴルゴムのメンバーだ…私はあの日から死んだも同然の人間になってしまった…これから話すことは本当のことだ…落ち着いてよく聞いてくれ…そう…今から19年前のことだ…日食の闇が街を覆っていた…その日食の闇の中で信彦は生まれた…同じ頃親友の南にも息子が生まれた…それが光太郎…お前だ…お前が3歳の時、事故で両親が亡くなられ、私はお前を引き取り、私としてはお前を信彦と兄弟として分け隔てなく育ててきたつもりだ…お前たちが生まれた頃、お前のお父さんと私は古代遺跡の発掘に夢中になっておった…」
総一郎の話は続きます。
ここで総一郎は天井からクモの糸が張っていることに気づきます。
総一郎「ところがその遺跡の発掘には思ってもみなかったほどの大変なお金がかかってしまって、その上資金の調達も上手くいかない…もう四苦八苦でお手上げ寸前という丁度その時にゴルゴムから資金援助の申し入れがあった…私はこれこそ天の助けだと…しかしそれには条件が付いておった…ゴルゴムのメンバーになることだ…私はいろいろと考えあぐねた…しかし背に腹は変えられぬ…私はその援助を受けることにした…しかしお前のお父さんはそのメンバーになることだけは嫌だと言ってキッパリと断ってしまった…」
光太郎「あの事故は?」
総一郎は頷きます。
光太郎「殺されたんだ!父さん達はゴルゴムに!!」
光太郎の両親が死亡した飛行機事故はゴルゴムの仕業だったのです。
光太郎「何故、ゴルゴムのメンバーになんかなったんです?」
総一郎「ゴルゴムに一度目をつけられたら逃げることなどできやしない!ゴルゴムは悪魔の集団だ!」
光太郎「その悪魔の集団にあなたは俺たちを売ったんだ!」
総一郎「生き延びるためにはゴルゴムに従うしかないのだよ…光太郎!」
光太郎「俺は嫌だ!従うもんか!俺のこの身体を見てよ!父さん!」
光太郎は目の前にあった水道の蛇口を簡単に取り外します。
光太郎「改造されてもう普通の人間じゃないんだ!こんなことが許されていいのか!!」
総一郎「これからの世界はゴルゴムによって選ばれた人間しか生きることはできない!人類は淘汰されてしまうのだ!」
光太郎「なんてこと言うんだ父さん!そんなこと聞きたくない!」
総一郎「光太郎!!お前と信彦だけはゴルゴムの世紀王となって生き延びてくれ!」
光太郎「冗談じゃないよ父さん!奴ら人間の自由を奪おうとしているんだ!父さんだって戦わなければこの廃墟と同じじゃないか!!そんな父さん見たくないよ!!」
光太郎は走りさろうとします。
総一郎「光太郎!」
光太郎は入口にクモの糸が張り詰めてあることに気付き戻ってきます。
総一郎「光太郎!」
光太郎「父さん!ここは危ない!!逃げるんだ!!」
天井に何やら怪人がいるのが見えます。
そして別の怪人がすぐ近くにいるようです。
警戒を強める2人
すると窓ガラスを割ってクモ怪人が乱入してきました。
光太郎に襲いかかるクモ怪人
総一郎「光太郎!!」
光太郎「逃げろ父さん!!」
光太郎は自分を押さえつけてたクモ怪人を跳ね除けて、総一郎を助けようとしますがクモ怪人は複数いてとても防げません。
総一郎はクモ怪人の1体に引きずられて外へ!!
光太郎は後を追います。
なんと総一郎は鉄塔の上にクモ怪人に連れて行かれて、今にも落とされそうになっています。
光太郎「父さん!」
クモ怪人は総一郎を突き落としました。
光太郎「父さん!!!」
光太郎はクモ怪人を振り払い、総一郎をキャッチしようとしますが間に合っていたのにキャッチできず、総一郎は転落死!!
光太郎「父さん!父さん!!」
総一郎「杏子を…信彦を頼んだぞ…」
光太郎「父さん〜!!!!」
総一郎は死亡します。
総一郎の腕には謎の文字が記されています。1986 E B
1986は1986年のことでしょうけどEBって何でしょう?
光太郎「父さん〜!ウアアア〜!」
光太郎は号泣します。
クモ怪人は5体おり、光太郎が悲しみに打ちのめされているのを楽しそうに見ています。
光太郎は振り返ると鬼のような形相で変身ポーズを取ります。
誰が名付けたわけでもないのに勝手に仮面ライダーを名乗っています。
仮面ライダーBLACKと5体のクモ怪人のバトル
クモ怪人は口からクモの糸を吐いてそれでBLACKの手足の自由を奪います。
ずっこけるBLACK
しかし頼もしい味方を呼ぶBLACK
「バトルホッパー!!」
BLACKの専用マシーンであるバトルホッパーです。
無人のバイクが呼んだら走って来るというキモすぎる展開です。
バトルホッパーがBLACKに絡まっているクモの糸を一掃しました。
BLACKが乗るとクモ怪人達は追い回されます。
倉庫の中まで追いかけるバトルホッパーとBLACK
ここでクモ怪人が反撃!
隠れておいて奇襲!!BLACKの首にクモの糸を巻きつけます。
また倉庫の外に出て複数でBLACKに糸を巻きつけて引きずっています。
今度はロープでターザンアタックをするクモ怪人達!!
BLACKの身体から火花が散っています。
ここでBLACKはキングストーンフラッシュ!!
そしてエネルギーを蓄えてからライダーパンチ!!!
4体にライダーパンチを決めます!
「ライダーキック!!」
クモ怪人は5体同時に爆散!!!
杏子と克美が車でやってきました。
そして転がっている総一郎の死体に気付く2人
克美「おじ様…」
杏子「お父様!お父様!!アハーン!(変な泣き声です。)」
BLACKは哀愁を漂わせながら1人歩いてきて光太郎に戻りました。
ここで終了です。
いやあ懐かしいですね。仮面ライダーBLACKはめちゃくちゃハマって観ていました。
倉田てつをがカッコいいですよね。
エンディングテーマのLong Long ago 20th centuryは20世紀を古き良き時と歌っています。
まだ男達が自由に憧れ、まだ女達は優しさの時代♪
まだ人の胸にぬくもりがあって、まだ海の色がコバルトの時代♪
この歌詞が好きです。ランキングバトルの99レパで毎月歌ってますが、いい曲なんです。
これから毎週ユーチューブで配信される仮面ライダーBLACK楽しみです!!