国際宇宙開発局に異常事態発生の知らせを受けた一也はVジェットで急行します。
源次郎、チョロ、ハルミも源次郎が運転するジープで急行中!
源次郎「一也はな!宇宙を開発するという重大な使命をおびた人間なんだ!」
ハルミ「分かっています…分かってるけどせめて一也さんがこの地球にいる間は一也さんのそばにいてあげたい…」
なかなかしおらしいハルミです。
その頃、国際宇宙開発局には世にも恐ろしいことが起こっていました。
世にも恐ろしいことって別にこれまでと同じなんですけどね。
ジンドグマ超A級怪人サタンスネークが鍾乳洞の中で科学者達を一掃!!!皆殺しです!
このサタンスネークは鳴き声が「スネーク!!」でそのまんまです。
サタンスネークが稲妻電光剣から光線を出しました。
すると鍾乳洞の壁がなくなり、ジュピタースーパー1か見えます。
一也は富士の樹海にやってきました。
一也「ここから先はマシーンじゃ無理だ!」
Vジェットから降りる一也
歩いて樹海の中を進んでいきます。
源次郎の運転するジープもやってきました。
ハルミ「あっ、マスター!そこ!」
源次郎「よし!」
Vジェットの止めてあるところでジープも止まります。
ハルミは「一也さ〜ん!!」と叫んでいます。
一也に向って突然巨大な蛾が飛んできました。
そしてジンドグマ超A級怪人マジョリンガになります。
一也「お前はジンドグマの怪人か?」
首根っこをつかまれていた一也が反撃!!
マジョリンガ「ジンドグマ超A級怪人マジョリンガ!沖一也!ここから先は一歩も通さん!」
声が魔女参謀そのままです。
まあ皆、そうですが…
木の上からジンファイターが登場!!
マジョリンガ「沖一也を殺せ!!」
いい加減ジンファイターでは変身してない一也にも敗けるということを学習した方がいいです。
ジンファイターはあっさりと倒されます。
一也「ゆくぞマジョリンガ!!」
一也の突きをヒラリとかわすマジョリンガ
流石に蛾なだけあります。
源次郎達も樹海の中を歩いています。
チョロ「ねえ…親父さん!本当にこの樹海の中に宇宙開発局があるんですか?」
源次郎「心配するな!この樹海の下にな!大空洞があってそこに宇宙開発局があるんだ!行くぞ!」
チョロ「親父さん!この樹海で道に迷うとそれこそ生きて帰れないっていうんでしょ?」
源次郎「ビクビクするな!」
その時に怪しい物音がします。
源次郎「誰だ?誰かいるのか?」
チョロの足元からジンファイターが登場!
チョロの足をつかんでいます。
わざわざ地面に潜っていたとはご苦労なことです(笑)
そして源次郎の背後からもジンファイター登場
ハルミもジンファイターに捕まります。
一也はマジョリンガを見失ったらしいです。マジョリンガを探しています。
一也「マジョリンガ!どこだ?」(ここから先は一歩も通さないんじゃなかったのでしょうか?(笑))
すると突然岩が動いて何やらダイヤルが出てきます。
そのダイヤルを回すと国際宇宙開発局への秘密の入口が開きました。
中に入る一也
一也「所長!皆さん!無事ですか?沖一也です!一也がきました!」
そして所長の部屋へ入る一也
一也「所長!!」
所長のデスクの後ろにはジュピタースーパー1 の絵が飾ってあります。
一也「銀河宇宙を飛ぶジュピタースーパー1 だ!」
突然「フフフフフフフ!」と不気味な笑い声が聞こえてきました。
悪魔元帥と魔女参謀がガラスの向こうにいます。
一也「貴様達は!」
悪魔元帥「待ちかねたぞ!沖一也!」
一也「悪魔元帥!お前は何を企んでいる?」
悪魔元帥「ジュピタースーパー1 にジンドグマの新型爆弾を積み宇宙から地球を攻撃する!」
一也「地球上の多くの人々は心安く平和な日々を祈りながら生きているんだ!お前はその人々の祈りを踏みにじるつもりか?」
悪魔元帥「心安く生きたければおとなしくジンドグマの支配下に入ればいい!」
一也「黙れ!恐怖で人間を支配しようとする者の下に平和などない!悪魔元帥!お前はどこから地球に来た?」
悪魔元帥「我らの正体がそれほど見たいか?」
一也「お前は地球上の生物ではない!」
悪魔元帥「ほう!」
一也「幽霊博士の使った黄金のカビは地球には存在しない物だった!お前たちは他の星から来た生物だ!」
悪魔元帥「流石は沖一也!見せてやろう!我らの正体を!」
悪魔元帥はサタンスネークに魔女参謀はマジョリンガに変身!!
勿体つけて見せてやろうなんて言うほどの正体ではないです…サタンスネークもマジョリンガもキモすぎます。
サタンスネーク「我らは銀河宇宙の彼方B26星雲より地球を支配するために来た者だ!」
一也「やはりそうだったのか!」
サタンスネーク「沖一也!我らの正体を見た者は生かしては帰さん!お前はお前の愛した者達の前で死ぬがいい!」
その時源次郎、チョロ、ハルミがジンファイターに連行されてきます。
一也「親父さん!」
源次郎「一也!」
チョロ「兄貴…」
ハルミ「一也さん!」
一也「ハルミ!何故来たんだ?」
ハルミ「一也さんが地球にいる間は一緒にいたかったんだもの…」
一也「ハルミ…」
一也が近付くとドアが閉まります。
チョロ「兄貴!」
ハルミ「一也さん!」
一也がドアを開けようとしてもビクともしません。
サタンスネーク「アハハハハ!沖一也!仮面ライダースーパー1 !地獄に堕ちろ!!」
何やら毒ガスらしきものを放つサタンスネーク
一也はスーパー1 に一瞬で変身!
スーパー1 はパワーハンドのメガトンパンチでガラスを割ります。
そして大空洞の中を進んでいくスーパー1
スーパー1 「親父さん!チョロ!ハルミ!」
突然、巨大な岩石がスーパー1 に降ってきます。
下敷きになるスーパー1
マジョリンガがジンファイターを率いて登場!
マジョリンガ「調べろ!」
ジンファイターが近付くと岩石を動かすスーパー1
なかなかスーパー1 も残酷でジンファイターの頭をペシャンコに潰しています。
マジョリンガ「超能力岩石飛ばし!!」
マジョリンガは岩石を飛ばしてスーパー1 を攻撃!
しかしスーパー1 に岩石をパンチで跳ね返されて自分に直撃!!
マジョリンガ「グエ!!」
その時「マジョリンガ!ワシの稲妻電光剣を使え!!」とサタンスネークの声
稲妻電光剣が飛んできます。
マジョリンガは稲妻電光剣をキャッチ
マジョリンガ「スーパー1 !悪魔元帥の守刀稲妻電光剣を受けてみろ!!」
稲妻電光剣から光線が放たれます。
まともに喰らうスーパー1
スーパー1は倒れます。
マジョリンガ「フフフ!ご覧!稲妻電光剣の威力を!宇宙プラズマを封じ込めたこの稲妻電光剣はお前の身体をズタズタに引き裂いてくれるわ!」
スーパー1 のベルトが光ります!
そして稲妻電光剣の光線が消えました。
マジョリンガ「稲妻電光剣の威力がない…」
スーパー1 「電光剣の宇宙プラズマは俺のエネルギーとして吸収した!」
マジョリンガ「おのれ!」
稲妻電光剣で斬りかかるマジョリンガですが、スーパー1 は軽くかわして、次は真剣白羽取り!!
マジョリンガ「しまった!」
スーパー1 はキックをマジョリンガに決めます!
マジョリンガ「グワ!」
スーパー1 は稲妻電光剣を奪ってマジョリンガの喉元に突き刺します。
マジョリンガは魔女参謀に戻ります。
魔女参謀「お…の…れ!ウゥ…ウゥ…ジンドグマに栄光あれ!」
魔女参謀は爆散!!
源次郎、チョロ、ハルミは剣を持ったジンファイター達に追い詰められています。
というか捕まってたんじゃなかったんでしょうか…
「死ね!!」
ジンファイター達が剣を投げようとするとスーパー1 が湧いて出てこれを阻止!
ジンファイター達を稲妻電光剣で一掃します。
源次郎「ありがとう…」
スーパー1 「魔女参謀を倒しました!」(自慢するスーパー1 )
源次郎「そうか…残るは悪魔元帥ただ1人か…」
スーパー1は単独行動で違う部屋に入ります。
するとやはり閉じ込められました。
「アハハハハ!ウフフフフ!」
上のガラスから顔を出した悪魔元帥が高みの見物をしています。
スーパー1 「悪魔元帥!」
悪魔元帥「まんまと罠にかかったなスーパー1 !如何にスーパー1 のお前と言えども空気のない世界では生きてはゆけまい!」
スーパー1 「何だと!」
悪魔元帥「たった今からその部屋の空気を全て消し去ってくれる!おい!」
ジンファイターに指示を出す悪魔元帥
ジンファイターが何やら装置を作動させました。
するとスーパー1 の閉じ込められた部屋の空気が完全になくなりました。
苦しみ倒れるスーパー1
悪魔元帥「とうとうくたばりおったか!ハハハ!」
ジンファイターに連行されて源次郎、チョロ、ハルミがやってきました。
ジンファイター「悪魔元帥様!3人を捕えて参りました!」
悪魔元帥「もはやそやつらごときはどうでもよい!見よ!スーパー1 は死んだ!」
ハルミ「えっ!」
ガラス戸から下を見るハルミ、チョロ、源次郎
源次郎「スーパー1 …」
チョロ「兄貴…」
ハルミ「一也さん…一也さん!!」「一也さん!!!ねえ…嘘でしょ…」「ねえ…スーパー1 が死ぬはずないわ…ねえ…目を開けてよ!スーパー1 !!ハルミって呼んで!!スーパー1 !!!!!」
ハルミの心からの叫びですがスーパー1 には届きません。全く動かないスーパー1
悪魔元帥「無駄だ!例えどのような超能力を持とうと大気を吸って生きる人間である限り、大気のない世界では生きられるはずがない!スーパー1 は死んだんだ!」
ハルミ「スーパー1 …」
ハルミは泣いています。しゃがみ込むハルミ
源次郎「一也………貴様!」
悪魔元帥「ジンドグマに歯向かった罰としてスーパー1 は大気圏外に捨ててやる!奴の死体は宇宙のゴミとなって永遠に地球の周りを浮遊することになるだろう!」
ハルミ「やめて!そんなひどいこと!」
悪魔元帥「ならばお前もスーパー1 と一緒に大気圏外に捨ててやろうか?」
ハルミ「そうして下さい…」
源次郎「いかん!そりゃいかん!!」
ハルミ「だって…だって…たった1人でそれも永遠に地球の周りに浮いているなんて寂しすぎる…そんな残酷なこと!」
悪魔元帥「スーパー1 の死体を運んでこい!!」
ジンファイターに命令する悪魔元帥
悪魔元帥はハルミをジュピタースーパー1 に乗せるべく連行しています。
悪魔元帥「見よ!あれが宇宙開発用ロケットジュピタースーパー1 だ!お前はあれに乗るんだ!スーパー1 の死体と一緒にな!アハハハハ!」
源次郎とチョロは上から見ています。
源次郎「ハルミ!」
チョロ「ハルミよお!」
ハルミは2人に手を振ります。
ハルミ「マスター!チョロ!さよなら!あたし怖くなんてない!だって一也さんと永遠に一緒なんだもの!」
源次郎は頷いています。ハルミの一也に対する気持ちの大きさが源次郎の心を揺さぶっています。
悪魔元帥「負け惜しみを言うな!スーパー1 のところに行ってやれ!」
すると突然
「トゥ!!!」
なんとジンファイターを撃退しているスーパー1 が上にいました。
源次郎「一也!」
チョロ「兄貴!」
悪魔元帥「スーパー1 !貴様!」
ハルミ「一也さん!」
スーパー1 はジャンプして悪魔元帥とハルミの前に
スーパー1 「悪魔元帥!このスーパー1 がいる限り、ジンドグマが地球を支配することなど決して許さんぞ!!」
悪魔元帥「何故、空気のない部屋から生きて出られたのだ?」
スーパー1 「悪魔元帥!仮面ライダースーパー1 が宇宙開発の改造人間であることを忘れたのか?空気のない世界でも充分に活動できるよう俺の身体には圧縮された酸素ボンベが埋められているんだ!」
悪魔元帥「何だと!」
スーパー1 「勝負だ!悪魔元帥!」
悪魔元帥「望むところだ!」
ジンファイターが悪魔元帥に稲妻電光剣を渡します。
源次郎は今頃になってジンファイターを撃退しています。
悪魔元帥ですがもうご老体なのか剣を振り回すスピードも遅いし、動きにキレがないです…
武装してるのに素手の相手に劣勢な時点で弱いです。
スーパー1 に終始劣勢で挙げ句の果てに稲妻電光剣を奪い取られます。
稲妻電光剣を持ったスーパー1 に追い詰められ「サタンスネーク!!」の声と共にサタンスネークに変身!!
スーパー1 「サタンスネーク!貴様の最期だ!!」
サタンスネークは今度は「サタン!サタン!」と鳴いています。
蛇の顔が沢山付いてるサタンスネークですがスーパー1に蛇の頭を巻きつけて振り回します。
しかし振り回すのはいいですが、それだけでダメージは与えられずに外に逃走!!
スーパー1 「待て!」
ビビって逃げているサタンスネーク
スーパー1 が追ってくると「スネークビーム!!!」
蛇の目からビームが放たれます。
しかしスーパ1は避けてもいないのに外れています。
これはノーコンすぎです(笑)
そしてスネークビームが放たれた箇所での爆発も本当にしょぼいです…
スーパー1 はジャンプしてサタンスネークの蛇の頭を一刀両断!!!
スーパー1 「サタンスネーク!お前の守刀!稲妻電光剣でトドメを刺してやる!」
スーパー1 はサタンスネークの蛇の頭を全部切り落とします。
スーパー1 「トドメだ!!」
サタンスネークの腹にトドメの稲妻電光剣を突き刺します。
サタンスネーク「かくなる上はスーパー1 !お前を地獄の道づれにしてやる!!」
サタンスネークはスーパー1 に接近して大爆発!!!!
スーパー1 はジャンプして爆発に巻き込まれるのを回避!!
そして国際宇宙開発局も大爆発!!!
ジンファイターの皆さんも仲良く死亡です!
しかし源次郎、チョロ、ハルミは死なないという相変わらずの都合の良さ(笑)
一也の前にジュニアライダー隊メンバー、源次郎、チョロ、ハルミが集合しています。
良「敬礼!」
皆、敬礼しています。
良「なおれ!」
一也「諸君!別れの時が来た!だが皆、忘れないでくれ!いつの日か俺は必ず帰ってくる!地球は俺の故郷だ!」
チョロ「兄貴…」
マサコ「一也さん!元気で!」
ハルミは黙って一也を見つめています。
一也も黙ってハルミを見つめています。
一也「皆、必ずまた会おう!正義を愛し、悪を憎むジュニアライダー隊の心を地球の上に広げるんだ!そして大きくなってもその心を忘れるな!」
一也はジュピタースーパー1に乗って宇宙へと旅立ちました。
ジュニアライダー隊メンバーは「一也さん!」「スーパー1!」と一斉に叫んでいます。
ハルミ「一也さん!!!!」
これで仮面ライダースーパー1は終了です。
来週からは仮面ライダーBLACKです。
しかし悪魔元帥、魔女参謀、どっちも弱かったですね…
一般怪人の方がよっぽどマシですよ。
魔女参謀が変身したマジョリンガですが岩石飛ばししか技がなく、前半であっさりと退場!!
悪魔元帥が変身したサタンスネーク!!
これはヤバいです。正直、悪魔元帥のまま闘った方がマシではないでしょうか?
一応防御力の高そうな装備をしてますし…
サタンスネークになったばかりに首が沢山で弱点も沢山になった感じです。
スネークビームがこれまたショボい…スーパー1は避けてもいないのに外してます。
超A級怪人と言っておきながら大幹部の皆さん、皆弱いです。
まあ幽霊博士のゴールドゴーストが一番強かったですね。まあ強いと言うか蜃気楼で誤魔化してただけで防御力なかったですけど…
あんだけ弱い悪魔元帥が何故、統率力があったのか…まあ人望…魅力があるのでしょう…歌舞伎役者みたいですし(笑)
そしてジンファイターは源次郎達を殺そうとしたり、捕えて連れてきたり、やってることに一貫性が全くありません。
ハルミの一也への想いが伝わる台詞は良かったですね。自分も一緒に宇宙のゴミになる覚悟、そして頷く源次郎!
なかなか熱いシーンでした。