エンゼルスの大谷翔平選手は日本時間21日に本拠地エンゼル.スタジアムで行われたタイガース戦に2番DHで先発出場し、5回の第3打席でセンターに23号2ランを放ちました。
これで大谷は3試合で4本塁打!!
そして6試合で6本塁打!!!
この6日間の大谷ですが
本塁打→本塁打→6回1失点で勝利投手→2本塁打→本塁打→本塁打
とんでもない6日間です。
ナ・リーグの本拠地で試合が行われたインターリーグのジャイアンツ戦、ダイヤモンドバックス戦でDH制がないために代打出場のみなど不利な状況もあり、ブルージェイズのゲレーロJrに最大で5本差をつけられてしまっていたア・リーグの本塁打王争いですが、この日の23号であっさりと追いついてしまいました。
もうちょっと化け物としか思えないレベルです。日本人がまさかMLBで本塁打王を争っているなんて…驚きでしかありません。
野茂が95年にドジャースでデビューして以降もう26年になりますが、日本人が一番無理だと思っていたタイトルが本塁打王です。
首位打者はパワーがなくても技で獲得できるし、イチローが2度獲得しました。
打点王はチャンスに強ければ本塁打をそこまで量産しなくても可能性はゼロではないです。
盗塁王はイチローが1度獲得しています。
最多勝はダルビッシュが昨年短縮シーズンながら獲得!
まあ打線の援護があって運も味方に付ければ獲得できます。
最優秀防御率…これは厳しい…やはり圧倒的な実力が必要です。
しかしこれを韓国人メジャーリーガーの柳が獲得しました。
奪三振王は野茂が2回、ダルビッシュが1回獲得!!
これは最近のMLBでは三振率が非常に上がっており、もはやイニングを超える奪三振数は誇れるものではなくなってきています。
そして最近の奪三振王は異常なレベルなので野茂が220で獲得した2001年当時とは状況が違います。
サイ.ヤング賞…これも日本人、そしてアジア人には難しい…大きな壁になっています。
日本人だけでなく韓国人の柳も2019年終盤まで最有力ながら、ラストで失速し、結局はデグロムが獲得しました。
ダルビッシュが得票2位を2回、岩隈が3位を1回など惜しいケースはありました。
黒田も2013年に8月12日の時点で防御率1位ということがありましたが失速しました。
しかしどう考えても本塁打王が一番難しいと思っていました。
大谷が本塁打王争いをしていることは衝撃です。
大谷ですがこの日は父の日であるため青いバットで(何故、父の日だと青いバットなのかは謎ですが…)試合に挑みましたが、2打席連続三振であったために打てないのでという理由でバットは戻したらしいです。
この日の大谷は4打数1安打2打点で3三振!!
今季成績は打率2割7分2厘、23本塁打、54打点出塁率3割5分7厘、OPS1.005です。
OPS1超えに久しぶりに復帰しましたね!!
何気にウォルシュも凄くて18号を放っています。
ウォルシュも40本塁打ペースですね。
これに本来ならばトラウトがいます。
故障離脱中のトラウトが万全ならシーズン45本塁打は打ちます。
アップトンも30本塁打以上は打ちますし、レンドンが復活すれば30本塁打以上5人で、40本塁打以上は3人というとんでもない打線になります!!!
エンゼルスは投手力をなんとかしないといけませんね。