さてジャッカルロードとギルスのバトルでTo be continuedとなった前回ですが、ジャッカルロードはギルスから逃走します。
逃げ足だけは速いジャッカルロードです。
涼は「助けてくれたらあなたの知りたいこと教えてあげる!」と言われて氷川をぶん殴ったので「約束通り教えてくれ!」と亜紀に迫ります。
しかし涼がギルスの姿になったことについて「その前に教えて!さっきのあなたの姿は何なの?」と尋ねています。
「ある日何の理由もなく俺は俺でなくなっていた。それ以上のことは俺自身にも分からない!」と涼
「嘘!あなたもあれを見たんじゃないの?」と亜紀
「あれ?一体何のことです?あなたは一体何を知っているんだ?頼む!教えてくれ!」
涼がしつこく迫ると「確かに私はあかつき号に乗っていたわ。そしてあかつき号は暴風雨に巻き込まれて遭難した。あの時はもう駄目かと思ったけど何とか救出されて今でもこうして生きてるわ!それだけよ!」としらばっくれてます。
ここで翔一がやってきます。
「あっ、お前!」
「あっ、俺を殴った人!」
「何故、お前が?」
「俺達、実は付き合っていたらしいんです。ちょっと照れちゃいますけど…まさか今度は亜紀さんを殴るんじゃないでしょうね!俺だって怒りますよ!女性に暴力はいけません!」
かなりトンチンカンなことを言う翔一です。
「とにかく私の知っていることは全部話しましたから!さあ行きましょう!」と翔一と一緒に立ち去る亜紀
「待て!」と後を追おうとする涼ですが突然の頭痛発作で倒れます。
真魚は亜紀に翔一は昔どんな人だったか?と事情聴取みたいな感じで迫っています。
やはり真魚は翔一のことが好きらしいです。
さてアギト捕獲作戦の責任者である北条透ですが嫌な奴度がグレードアップしています。
小沢澄子がアギト捕獲作戦に反対していることに「アギトを我々の戦力として制御できるようになればG3の必要性が薄くなるかもしれない!あなたはそうなることを恐れているんだ!出来の悪いG3システムでも生みの親であるあなたとしては愛着はあるようですね!」なんて勝手な妄想を語っています。
「何を言ってるの!」と立腹する小沢澄子
「まあそうムキにならないで下さい!G3システムにもまだ使い道ありますよ!交通整理くらいなら出来るでしょう!ねえ、氷川さん!」と挑発!
これには氷川も「小沢さん!今、初めて思いましたよ。北条さんやっぱり嫌な人かもしれないって」と言ってます。
家政婦というのは嘘と分かったため亜紀は美杉家から出ていきます。送る翔一。
翔一は亜紀の部屋の前まで来て亜紀から「このまま私のところで一緒に暮らしてもいいんだけど」と言われて動揺しています。
凄く軽いチャラい性格だと思うんですが、実はかなりウブなようです。
「心の準備が〜」なんて言って動揺しまくりでずっこけながら退散!
涼はしつこく亜紀を付けています。
亜紀は「しつこいわね!」と言いますが、涼は「そこがいいところですよ!俺の!」と言ってます。
亜紀はアンノウンから自分はまた狙われるかもしれないのでボディーガードとして涼を利用しようと考えて部屋に入れます。
「そうか!あんたは俺に守ってほしいと思って!またあの化け物に襲われた時のために!でも…奴らが無作為に人を襲っているわけではないとしたら一体、何の目的で?」と涼
亜紀は知っている様子
「知っているんですか?」
「今日1日私を守ってくれるなら答えてあげる!」
頷く涼
「多分、奴らは怖いのよ!人間が!あなたのような人間が増えることを恐れているのよ!」と亜紀
大事なところですが、涼は突然、また激しい発作に襲われて気を失います。一瞬、涼の手が化け物化してます。
「芦原さん!」
涼が気が付くと亜紀は仲間に電話をかけています。
「はい、芦原涼と名乗っています。ええ、アギトと同じ力を持っていると思われます。彼は利用できないと思います。彼の命はそう長くはないかもしれません。」なんて言ってます。
しかし気が付いて、それを聞いてしまった涼!
今度は涼が飛び出します。
逆に亜紀が涼をしつこく追います。
「どうした?もう俺に用はないはずだ!あんたの言うとおり俺は長くないかもしれない。あの姿に変わる度に身体がおかしくなるんだ!」
「ごめんなさい。変なこと言って!」
「気にするな!俺ももうあんたに何も聞かない!俺のことも放ってくれていい。本当言うと俺は別に興味ないんだ!あかつき号で父さんに何があったのか…そんなことはどうだっていい!ただ俺は何をしていいのか分からないんだ!あかつき号のことを追っているのも何をしていいか分からないからなんだ!あの姿に変わるようになってから俺は全てを失った!」
そう言ってふらつきながら立ち去る涼
翔一は美杉家を出て行く決心をします。
自分の荷物をまとめている翔一
「翔一君、亜紀さんのこと好きなの?」と真魚
「うん!俺、皆が好きなんだよ!亜紀さんも真魚ちゃんも先生も太一も!そういうのって駄目なのかな?」と翔一
駄目に決まってます(笑)
複雑な乙女心の表情を見せる真魚
またも発作に襲われて苦しむ涼が倒れているところに亜紀がやってきます。
「しつこいなあんたも!」と言われても「そこが私のいいところよ!」と言ってます。
「ほうっとけないの!私とあなた同じだから!」「私もどう生きて行けばいいのか分からない!あかつき号で事故に遭ってから」と本心を見せる亜紀。
翔一の恋人と言ってたのに涼といいムードになってます。
涼の手を握る亜紀。「もしかしたら生きてゆけるかもしれない!一緒に!」なんて涼を落としにかかっている亜紀。
なかなかな悪女の匂いがします。
「立って!皆に紹介するわ!」
「皆?」
「あかつき号に乗っていた人達よ!」
どんな仲間が登場するんだろうと思いましたが
そこでジャッカルロードが登場!
ギルスに変身する涼
ここでアギト捕獲チームが北条の指示の元にやってきてギルスを一斉に狙撃!!
ジャッカルロードは逃げてます。
そしてギルスはこれにはたまらず倒れてしまいます。
しかし倒れたギルスに捕獲チームが近付いて捕獲しようとするとギルスは立ち上がり襲いかかります!!
警官隊をぶっ飛ばし、北条の首根っこを捕まえて殴ろうとするギルス!!
ここでG3氷川誠到着!!
嫌な奴である北条透を助けて逃します。
逃げたジャッカルロードの前にはアギト登場!!
フォームチェンジして剣で一刀両断!!
ジャッカルロードは爆散!!!
3話かけてやっとジャッカルロード撃破です。
さてG3とギルスの対決!!
弱いG3ですが意外とギルス相手に強くギルスを狙撃するG3
ギルスはアギト捕獲チーム警官隊の狙撃でダメージを受けていたのでこれにはたまらずリタイヤ。
逃げます。
そして涼の姿に戻って倒れてしまいます。
アギト捕獲作戦が失敗に終わったことで北条透が精神的にダメージを受けているだろうと喜ぶ小沢澄子
しかし北条透は凝りません。
上層部に呼ばれた小沢澄子はG3ユニットのクビを宣告されます。
まあアンノウン相手にG3があまり機能してないのは事実ですので更迭やむなしという感じはします。
しかし上層部はG3ユニットの強化をはかることが目的のようでG3システムを客観的に見れる監査役を就任させることを発表します。
この監査役は警察庁からやってきた司龍二課長が任命されます。
北条透は司龍二課長のサポート役になりました。
この司龍二課長は北条透の命の恩人らしく、嫌味たらたらナルシストの北条透が司龍二の前では別人のように謙虚に振る舞っています。
「私ほど司さんに迷惑をかけた部下はいないはずです。司さんがいなかったら今頃私は…」
「私がこうして今、生きていられるのも司さんのおかげです。しかも司さんの入院中に妹さんが…全て私の責任です。」
2人はコンビで凶悪犯を追っていて、司が北条を庇って銃撃を受けたのです。
回想シーン
銃を持っている相手に1人で車から飛び出して「動くな!警察だ!」と威嚇する、これは撃たれるべくして撃たれる展開ですが、北条は馬鹿なのでしょうか?
小沢澄子が2人が昔話をしているところにやってきます。
「小沢さん、1分30秒の遅刻ですよ!」と北条
やはり嫌な奴全開です。
さて翔一は亜紀と一緒に暮らすべく美杉家を出ていきます。しかし肝心の亜紀は姿を消してしまいます。
翔一はアルバイトを始めることに
オーヴァーロードは沢木哲也に人間の心の醜さを学ぶレクチャーをしています。
氷川誠と小沢澄子、尾室巡査が司龍二と北条透に加わって会食しています。
「あかつき号の英雄氷川誠、G3ユニットの開発者小沢澄子!なかなか優秀な人間が揃っているじゃないか!私は優秀な人間が大好きでな!」と司龍二
これには尾室巡査は肩身が狭そうです(笑)
アンノウンが超能力者、特殊能力者を狙っているという氷川誠の説について話す司龍二
小沢澄子も氷川の説を指示で「被害者と二親等までの親族をアンノウンは狙っている」と言いますが、その理由については分からないという話になると「呑気なもんだ!」と司はハッキリきつい一言。
北条透は「同感です!」と我が意を得たりといった感じです。
翔一は花村ベーカリーというパン屋でアルバイトを始めました。自分の店のように振る舞う翔一に店の店主は迷惑そうです。
今回のアンノウンはハイドロゾアロードのヒドロゾア.イグニオです。
ハイドロゾアとは何ぞや?って感じですがヒドロ虫というものらしいです。
人体が突然発火して死ぬ不可能犯罪が起きます。
すぐにアンノウンの仕業であると断定する氷川達
しかし被害者の所持品は全て焼失しており、身元の特定すら出来ない状況です。
唯一、被害者の所持品らしきものが残っていました。それは翔一がアルバイトをしている花村ベーカリーのピクルスサンド入りの袋です。
唯一の手掛かりを頼りに氷川は花村ベーカリーを訪れます。
「それなら石倉さんかもしれないな!町内会でよく顔を合わせるんですが、いつも仕事前にピクルスサンドを3つ買って行ってくれるんです!」と店主
この店主花村ですが司龍二の顔を見ると顔色が変わります。
花村は翔一にピクルスサンドのレシピを渡し「俺にもしものことがあった場合、君にこの店を続けてほしいと思って」と言い出します。
「特にピクルスサンドだけは作り続けてほしい。あれには思い入れがあってね!」
「変なこと言わないで下さいよ!」と翔一
しかし本当に花村はその直後、翔一と別れて家に帰る途中で謎の男に襲われて殺害されます。
男は花村の付けていた腕時計と携帯電話?を奪い、ガソリンで火を付けて燃やします。
氷川達は現場に駆けつけて遺体の身元を特定!
花村久志と分かりますが、前日のアンノウンの被害者と血縁関係はないということで氷川の説に疑問を投げかける司龍二
そして今度は工事現場の作業員がハイドロゾアロードに焼やされます。
海に転落する作業員
被害者の作業員をガードしていた2人の警察官(何故、ガードしていたのかが抜けていると思いました。)
海に飛び込んで助けようとした警察官もハイドロゾアロードに燃やされます。
そしてもう1人の警察官も燃やされます。
G3氷川誠は連絡を受けて出動!
狙撃しますが、何故か自分の身体から火花が散ってヤバそうです。
ここにアンノウンセンサーが付いてる翔一登場!
アギトに変身!!
アギトとハイドロゾアロードのバトルが始まりました。
ここでオーヴァーロードが突然「人が人を殺してはならない!」とつぶやきます。
するとハイドロゾアロードも「人が人を殺してはならない!」と口にします。
ここで今回は終了
過去の昭和ライダーの敵である悪の組織は世界征服が目的でしたが、クウガの敵のグロンギはゲゲル(殺人ゲーム)を楽しんでいるだけで、アギトのアンノウンは全く組織ではないです。
目的は何なのかが全く見えてきません。
そして嫌な奴である北条透でも心を許している相手がいました。司龍二の前では北条は普通に好青年です。