田中圭、中谷美紀主演の映画「総理の夫」を観てきました。
田中圭演じる鳥類学者の相馬日和はある朝、妻の凛子から「もし私が総理大臣になったら何か不都合ある?」と意味深な言葉を投げかけられます。
北海道に出張に行く日の朝でした。
出張帰りの日和は携帯電話は異常な数の着信履歴があることに気付きます。
出張場所は僻地で電波の届かない場所だったのです。
そして空港でいきなりマスコミに囲まれる日和
凛子が日本初の女性総理大臣になったので日和も時の人になってしまったのです。
そこから始まるストーリーでした。
岸部一徳の演じる原九郎、通称腹黒が凛子の失脚を狙って、記者を使って日和と同僚の女の子のスキャンダル写真を撮らせたりする展開もありました。
凛子は強い信念を持っています。そして不器用ながらも必死に妻を支える夫の日和
そして凛子が43歳にしてまさかの妊娠!!
多忙な中で切迫流産してしまう凛子
それでも自分の信念を貫こうとする凛子
凛子の身体を心配する日和
しかし最終的には凛子は総理大臣を辞任する決意を固めます。
日和は凛子の辞任の記者会見に乱入します。
一度は警備員に取り押さえられた日和ですが、なんと腹黒こと原九郎が日和を記者会見場に入れます。
そこで自分の思いを凛子にぶつける日和
なかなか感動的なストーリーでした。
二枚目の田中圭が三枚目でダサい夫を上手く演じていました。
中谷美紀はセレブ感満載で総理大臣と言われたら、あっ、そうなのかと思ってしまう風格を出していました。
普段、政治には全く関心がないのですが、政治の世界のリアルを見ることができる作品です。