パイレーツの筒香嘉智選手は日本時間27日に本拠地PNCパークで行われたカージナルス戦の7回裏に代打で出場し、カージナルスの4番手カブレラ投手から4号2ランを放ちました。
チームが6点差を逆転してなおも1死2塁の場面で代打として起用された筒香!
カブレラ投手の92マイル(約148キロ)のフォーシームを見事にジャストミートしました。
低い弾道の打球はあっという間にライトスタンドへ!!!
パイレーツは1-7と敗色濃厚ワンサイドゲームからの大逆転勝利!!
11-7でカージナルスに勝利しました。なんと7回裏に8得点のパイレーツ!!
筒香に打たれたカブレラ投手ですがこの日は大トリの筒香まで6連打を浴びて1アウトも取れずに降板と散々な1日となりました。
筒香ですがパイレーツ移籍後の成績は打率3割3分3厘、4本塁打、6打点、出塁率3割6分4厘、OPS1.364です。本当に脅威の成績です。
シーズントータルでは打率1割8分5厘、4本塁打、13打点、出塁率2割7分3厘、OPS.604です。
レイズを戦力外になり、ドジャースに拾われた筒香ですが、ドジャースでも全くダメでマイナー契約になり、マイナーでプレー
マイナーでも最初は散々で1割台の打率が続いてました。
しかし徐々に打ち出して成績は急上昇!!
そこで筒香に目をつけたのがMLB1の貧打にあえぐパイレーツだったというわけです。
パイレーツの他にも代理人には数球団からオファーが来ていたということですからマイナーでの筒香の活躍がかなりのインパクトを与えていたことが分かります。
2回も戦力外になってマイナーに落ちて這い上がってきた筒香!!
その根性には拍手を送りたいですね!!
8月に入ってから絶不調の大谷翔平ですが日本時間27日に敵地カムデンヤーズで行われたオリオールズ戦に1番DHで先発出場し、初回、プレーボール直後の第1打席でオリオールズ先発のエイキン投手から7試合ぶりの41号先頭打者ホームランを放ちました。
この一撃は打球角度が45度という高弾道!!
ムーンショットと呼ぶに相応しい打球でした。
角度が付きすぎると飛距離は残念なことになるんですが45度という角度ながら打球速度110.7 マイル(約178キロ)で飛距離374フィート(約114メートル)でした。
大谷はこれが今月4本目のホームラン!!
ペースはかなり落ちています。
この日のホームランはカーブをとらえたものでしたが、後半戦放った8本のホームランは全て変化球を打ったものです。
最近の大谷は速球に振り遅れて空振りすることが非常に多く気がかりです。
この日も第3打席では93マイルしか出ないエイキンの速球に浅いセンターフライ
90.8マイルの遅い速球?を空振りして合ってなかったため4球速球を続けられました。
前半の大谷ならもう1本ホームラン打ってたと思います。
大谷はこの日2打数1安打1打点で今季成績は打率2割6分9厘、41本塁打、89打点、出塁率3割6分8厘、OPS1.002としました。
ア・リーグの本塁打王争いですが大谷は36本塁打のゲレーロJrに5本差を付けて依然トップ独走!!
ゲレーロJrも8月絶不調でお付き合いしてくれています。
大谷もゲレーロJrも後半戦の本塁打はわずかに8本
ここで猛スパートかけてきているのがロイヤルズのペレス捕手です。
オールスターのホームラン競争にも出場したペレス捕手ですが後半戦だけでまさかの15本塁打!!!
35本塁打で大谷とは6本差です。
勢いから言ってペレスの方がゲレーロJrより脅威です。
マリナーズのシーガー選手も後半戦14本塁打!!
しかし現在30本塁打なので流石に脅威とはならないでしょう。
本塁打って出る時は続いて簡単に増えるんですが、打てなくなると1本打つのが如何に大変なことかが分かりますね。