さて本日1月28日に公開の映画「ノイズ」を観てきました。
あらすじ
映画COMより抜粋
筒井哲也の同名コミックを、「デスノート」シリーズで共演した藤原竜也と松山ケンイチの主演で実写映画化したサスペンス。時代に取り残され過疎化に苦しむ孤島・猪狩島。島の青年・泉圭太が生産を始めた黒イチジクが高く評価されたことで、島には地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちに希望の兆しが見えていた。しかし、小御坂睦雄という男の登場によって、島の平和な日常が一変する。小御坂の不審な言動に違和感を覚えた圭太と幼なじみの猟師・田辺純、新米警察官の守屋真一郎の3人は小御坂を追い詰めていくが、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。3人はこの殺人を隠すことを決意するが、実は小御坂は元受刑者のサイコキラーであり、小御坂の足取りを追って警察がやってきたことで、静かな島は騒然とする。泉圭太役を藤原、田辺純役を松山がそれぞれ演じる。監督は「ヴァイヴレータ」の廣木隆一。
過疎化に苦しむ孤島猪狩島で黒いちじくの栽培に成功した農園の亭主が藤原達也演じる泉圭太です。
そしてその親友が松山ケンイチ演じる田辺純です。
黒いちじくが大注目されて国から5億円の補助金の支給が内定した猪狩島
街は大盛り上がり!
補助金が支給されたら病院を立てなおしたり、いろんな計画、青写真を掲げる余貴美子演じる町長
そして圭太の娘が狙われます。
ここで正直に自首すればいいものを島のために隠そうとします。
駐在所の警察官である神木隆之介演じる守屋真一郎まで協力して隠蔽しようとします。
殺害したのは本当に争った弾みに突き飛ばして相手が頭を打っただけ。殺意はなし。
逆に何もしなかったら自分が殺られるかもしれないので正当防衛にならないんでしょうか?
しかも警察官である守屋真一郎もそこにいました。
殺害した時点では相手がまさか指名手配中の凶悪犯だとは知らなかった圭太達
県警の警察官畠山努を演じるのが永瀬正敏
小御坂睦雄が保護観察官を殺害しており、その死体が畑の中に停まっている車の中で発見されたため小御坂睦雄が猪狩島にいることは間違いないと畠山努
小御坂睦雄の死体が見つかれば終わりという状況
死体はビニールハウスの黒いちじくの下に埋めることに!
スタンガンでショック死した男は医師に頼み込んで心臓発作で死んだことにしてもらいます。
町長は船の上で発見されるようにして兇器には小御坂睦雄の指紋を付けておきます。
小御坂睦雄は島から出ていったと思わせるように仕向けて県警の人には島からお引き取り願いたいという狙いなのですが、永瀬正敏演じる県警の警察官は騙されず、嘘をつき通すことができない真面目な警察官の真一郎は拳銃自殺!
スマホの動画に全ては自分がやったことと自白のメッセージを残していきました。
しかし畠山努達は納得していません。
圭太の家の庭で小御坂睦雄の履歴書が発見されます。
さらには役場からのメッセージで町民達に犯人は圭太で死体は黒いちじくの下にあるとのメッセージが一斉送信されます。
これで万事休す!
圭太は誰が黒いちじくの下に死体が埋められていることをバラしたのかという問題に直面し、純を疑います。
逮捕された圭太
畠山努が真一郎の墓参りに来ていた純に「これで終わったと思うな!」と言い残しました。
純の家
部屋には圭太の妻である加奈の写真がキモすぎるレベルに貼られていました。
全ては圭太に嫉妬し続けた純が仕組んだことらしいです。
圭太は面会に来た加奈に「俺はあいつの気持ちをずっと無視して来た」と言います。
大体こんな話でした。
補助金の支給はパーでしょうね。
そんな物騒な島は誰も住みたくないでしょう。
最初の段階で揉みあった結果、頭を打って死亡させてしまったと自首してた方が絶対良かったと思います。
なんだかんだで町民まで巻き込んで共犯者が増えていってました。
松山ケンイチは作品を通して終始粗暴でヤバそうな雰囲気を醸し出していました。
やっぱりねという感じです。
まあ黒幕と言っても流石に小御坂睦雄が島にやってきたこと、争った弾みで死んだことは計画してたわけじゃないでしょう。
小御坂睦雄の履歴書を圭太の家の庭に捨てたり、町長のスマホをこっそり抜き取って隠し持っていて町民に向けてメッセージを一斉送信したりしたのは松山ケンイチ演じる純です。
そして町長を殺したのは圭太ではなく純なんですが圭太がそれを被った結果になっています。
これは純の加奈に対する気持ちを知っていながらずっと無視していたことに対する圭太の純に対する償いなんでしょうか…
真一郎の母親役で鶴田真由が出ていましたが久しぶりに見ました。