エンゼルスの大谷翔平選手は日本時間7日のレイズ戦に本拠地で行われたレイズ戦に2番DHで先発出場し、3回の第2打席で右中間へ特大の10号2ラン本塁打を放ちました!!
この1発も打った瞬間それと分かる特大の1発でした。
3回の裏に9番ゴスリンの二塁打で1点を先制したエンゼルス、1番フレッチャーもヒットを放ちます。しかし走塁ミスがあり、2死2塁で大谷に回ってきました。
今回の本塁打は飛距離428フィート(約130メートル)でした。
ここまでの10号到達の日本人最速記録は2018年の大谷自身が記録した44試合180打席目での到達だったのですが、今回は28試合116打席で到達と大幅に記録を塗り替えました。
到達日の最速は2004年松井秀喜の6月4日でした。この年松井秀喜は31本塁打を記録しています。それを1ヶ月近くも塗り替えた大谷です。
この日の大谷は4打数2安打2打点で今季成績は打率2割7分3厘、本塁打10本、24打点となりました。
前日には同じレイズ戦に投手として先発登板し、5回を1安打6四球7奪三振無失点と好投?(四球が多すぎて好投と言っていいのか疑問)した大谷ですが、本当にこれまでの常識を打ち破ってくれます!
一方、大谷の大活躍の影で殿堂入り確実のアルバート.プホルス内野手が試合前に戦力外通告を受けました。
かなりショッキングなニュースです。
アルバート.プホルスと言えばMLBデビューがイチローと同じ2001年です。
同年カージナルスでデビューしたプホルスは3割2分9厘、37本塁打、130打点という化け物じみた成績を挙げました。
3割5分、8本塁打、69打点、56盗塁のイチローがア・リーグの新人王でプホルスがナ・リーグの新人王です。
以来プホルスは10年連続で打率3割、30本塁打、100打点以上を継続します。出塁率も4割以上、真の化け物でした。
勿論、イチローは凄いですが、打撃に関しては右打者で内野安打で打率稼ぐこともなく本塁打を量産し、ハイアベレージを続けたプホルスの方がずっと上だと思います。
2011年に初めて打率3割を切り2割9分9厘、出塁率も3割6分6厘と衰えを見せました。それでも37本塁打。
カージナルス在籍の11シーズンで打率3割2分8厘、445本塁打、1329打点を挙げたプホルス、MVPを何と3回も受賞しています。
そしてエンゼルスに移籍。10年総額で2億5400万ドル(出来高を入れると最大で2億8千万ドル)の超大型契約でした。
10年契約って日本ではまずあり得ないと思います。
エンゼルスに移籍してからはパッとしない成績が続いたためエンゼルスが結んだ10年契約は失敗とされ、プホルスは死刑囚と呼ばれることになります。
それでも年俸にそぐわない、カージナルス時代からすれば衰えが顕著というだけで2015年には打率2割4分4厘ながら40本塁打を放っています。
2013年と2018年、そして昨年の短縮シーズン以外は20本塁打以上は打ってます。
年齢詐称疑惑もあるプホルスですが、薬物やってない限り、殿堂入りは確実です。
通算打率2割9分8厘、通算3236安打、歴代5位の667本塁打、2位の2112打点、通算rWAR99.4とプホルスの実績は桁違いです。
イチローと同期の選手がまたいなくなるとしたら寂しいことですね。1つの時代が終わったということです。
勿論、プホルスが他球団でプレーする可能性もあります。今回の戦力外通告ですが殿堂入り確実のレジェンドに対する敬意がないという声も聞こえてきそうですが、逆に他球団でのプレーの機会が得られるようにという配慮であるという意見もあります。
戦力外の理由には大谷が関係してるようで複雑なところではありますね。
毎日、大谷がプレーするのを見たいということでプホルス戦力外の運びとなったようです。
今季のプホルスの成績は1割9分8厘、5本塁打、12打点でした。
あっ、この成績レイズの中ではマシかも……
筒香は1割6分で本塁打0です。
筒香には何とか意地を見せてもらいたいです。