仮面ライダーアギト第34話を観た感想「同じ境遇の仲間が見つかると心強い！！」

せいちゃん
2021/07/10 10:21

アギトと水のエルの対決です。

水のエル「アギト！お前は一度死んだはずだ！この私の手で！」

いきなり念動力でぶっ飛ばされるアギト

変身解除されて翔一に戻ります。

倒れているのにビビって後ずさりする翔一

そこに涼が前に出てきてギルスに変身！！

翔一はビックリ！！

翔一「なんで芦原さんが！」

しかしギルスは水のエルにやはり手も足も出ずにぶっ飛ばされます。

まだ変身解除されなかっただけアギトよりマシってレベルです。

翔一「芦原さん！」
ギルス「付いて来い！」

ギルスと翔一は逃走します。

ギルスと翔一はかなりバイクで走って海の近くまでやってきました。

ここで変身解除して涼に戻るギルス

しかし何で水のエルは2人を逃したのでしょう。

翔一「芦原さん…」

翔一は涼を真剣な表情で見つめています。

一方の涼は明らかに翔一にガンつけています。

涼は近付いて翔一の胸ぐらをつかみます。

涼「何故だ？何故、亜紀を殺した？」
翔一「俺が亜紀さんを？そうか…芦原さん、それで俺のことを！！」
涼「答えろ！！」

恐ろしい形相で詰め寄る涼

翔一「違いますよ！俺が亜紀さんを殺すわけないじゃないですか！亜紀さんはアンノウンにやられたんです！助けようとしたけどできなくて！」

涼は翔一の胸ぐらをつかんでいた手を離します。

翔一「信じてくれますか？」
涼「お前がアギトだとは思わなかったからな！お前に人は殺せない！それくらい俺にだって分かる…」

どうやら空港の近くらしく飛行機か着陸しています。

翔一「でも何で芦原さん！うっ！」

翔一は突然の頭痛発作！！

涼「おい！津上！津上！！おい！」

倒れた翔一

木野の住むマンションに真島が訪ねてきました。

真島「木野さん！木野さん！木野さん？」

返事がないので勝手に部屋に入る真島

すると部屋の中はソファーはボロボロに破壊され、壁の絵は外れており、台所も酷いことになっています。

真島「何よこれ？まさか木野さんもアンノウンに？」

涼は倒れた翔一を自分の部屋に運び込みます。

翔一は気が付きました。

涼「気がついたか？」
翔一「ここは？」
涼「俺の家だ！前にも言ったが俺は風谷真魚に借りがある！そして彼女からお前を守るように頼まれた！そういうことだ！」
翔一「でもどうして真魚ちゃんが？真魚ちゃんは芦原さんが変身できるって知ってるってことですか？」
涼「ああ…」

翔一は起き上がろうとしますが大変な苦痛を感じ、起き上がれません。

涼「無理をしない方がいい！俺達の身体は普通じゃないんだ！お前の身体にも何かが起こっているのかもしれない…」

涼は翔一に天然水のペットボトルを渡します。

翔一「そうですよね…確かに普通じゃないですよね…」（天然水貰ったお礼も言えない翔一です。）
涼「そう言えば以前、亜紀の部屋で俺が苦しんでいる時世話になったことがあったな…」
翔一「ええ…でも驚きました…芦原さんが変身できるなんて…初めて会いました。俺と同じような人と…なんかちょっと嬉しいって言うか…」

涼は複雑な表情

この時真魚が訪ねてきました。

真魚「翔一君！翔一君！」

ドアをドンドンノックしている真魚

翔一「真魚ちゃん…」

真魚は寝込んでいる翔一を見て
「どうしたの翔一君？どこか怪我でもした？」と心配します。
翔一「なんともないから…ちょっと疲れてるだけだから…それより駄目だよ…俺の側にいちゃ…またきっとあいつが襲ってくるからさ！」

ここでまた頭痛発作が始まった翔一

天然水をこぼしてしまいます。

そして気を失う翔一

真魚「翔一君！翔一君！」
涼「彼の言うとおりだ！君はここにいない方がいい…今度の敵は今までの奴らとは違う…正直言って俺も彼を守りきる自信はない…」

真島が外を歩いています。

突然、空から降ってきたマンティスロードのプロフェタ.クルエントゥス！！

マンティスとはカマキリの英語です。

まあ誰がどう見てもカマキリと分かる分かりやすい外観のマンティスロード

真島の命は風前の灯

ここで翔一も涼も揃ってアンノウンセンサー発動！！

翔一は起き上がろうとしますが発作で倒れます。

涼「今のお前には無理だ！俺が…行く！」

マンティスロードに迫られている真島

真島「嫌だ！死にたくない！助けて！！誰か！！」

かなり必死な叫びです。

歩道橋の上で追い詰められて万事休す！！

というか歩道橋の柵を背にしないでまだ横に逃げればいいのにって感じです。

ここで正義のヒーローギルスが到着！！

ギルスとマンティスロードは熱い抱擁をかわしたまま階段を転がり落ちます。

ギルスは意地のパンチでマンティスロードをぶっ飛ばします。

マンティスロードなら倒せそうなギルス

しかしここで水のエル登場！

水のエルの武器を首に引っ掛けられて押されるギルス

水のエル「お前もアギトと同じ、存在してはならない者だ！」

ギルスはそのまま放り投げられて転落

ビビって逃げるギルス

水のエルは深追いはしません。あなたならいつでも殺せますよって感じで余裕たっぷりです。

今度は氷川が涼の部屋に翔一を訪ねてやってきました。

翔一「真魚ちゃんが氷川さんに？」
氷川誠「ええ…君がアンノウンに狙われているので護衛をしてくれと頼まれまして…」
翔一「いえ…結構ですから…下手をすると氷川さんまで巻き添えになることになります…」
氷川誠「僕は警察官です！人の命を守るのが仕事です！」
翔一「1つ聞いてもいいですか？」
氷川誠「なんでしょう？」
翔一「氷川さんは何故アンノウンと戦っているんですか？」
氷川誠「命を守るのに理由なんか要りません。当然のことです！」
翔一「強いんですね氷川さんって…」
氷川誠「何馬鹿なこと言ってるんです？それよりどうですか？君の具合が悪いと聞いてこんなもの持ってきましたが…」

なんと氷川からイチゴの差し入れです。

翔一は驚いた様子

氷川誠「嫌いですか？」
翔一「いえ…いただきます…牛乳と砂糖をかけて貰えますか？」
氷川誠「はあ…でもいいんですか？お友達の家だそうですが勝手に台所の物を使って？」
翔一「いいんじゃないですか…少しくらい…」
（なかなか図々しい翔一です。イチゴのお礼も言ってません。）

氷川はイチゴに砂糖をかけて持ってきました。

氷川誠「どうぞ！」
翔一「潰してくれないんですかイチゴ？」

なかなかワガママな翔一です。　

氷川誠「分かりました…潰しましょう！」

相変わらず不器用すぎる氷川はイチゴを上手く潰せません。

氷川誠「結構固いな…」

イチゴを1つビチャっと床に落としてしまう氷川

翔一「貸して下さい！やっぱり自分でやりますから！！」

氷川から皿を奪い取る翔一

しかし翔一は派手に皿ごと床に落としてしまいました。（氷川は掃除もできなさそうです。このままだと蟻がたかること間違いなしです。）

氷川誠「珍しいですね…津上さんがこんな…」
翔一「そういう時もありますよ…」

翔一は氷川に背中を向けて寝ます。（掃除は氷川にせろってことなんでしょうか？）

真島は木野の部屋にいます。勝手に入り込み中に隠れています。

真島「木野さん…俺、これからどうすればいいの？」

何やら音が聞こえてきました。

何者かが玄関に接近しているようです。

ドアの方を見る真島

すると突然窓ガラスを割ってマンティスロードが乱入してきました。

さて翔一が寝ると氷川も眠ってしまいました。（しつこいですがイチゴの後始末はしたんでしょうか…）

氷川は携帯電話が鳴ったので目が覚めて電話に出ます。

氷川誠「はい！氷川ですが…」
小沢澄子「一般市民からの通報よ！アンノウン出現！」
氷川誠「分かりました！すぐに行きます！」

氷川は出動準備！

涼の住むマンションを後にします。

入れ違いで涼が帰ってきました。

涼はダメージを受けており、腕を押えてふらついています。

真島はマンティスロードから逃げてドブにハマって泥だらけになっています。

ここに登場した正義のヒーローは一番頼りにならない氷川が装着員のG3-Xです。

何発も連射でマンティスロードを狙撃！！

ダメージを受けたのか受けてないのかは謎ですがマンティスロードは姿を消します。

マンティスロードを探すG3-X

すると何者かにぶっ飛ばされてしまいました。

相手は水のエルでした。

バズーカ砲を連射して全部身体に命中して弱いアンノウンなら大爆発するところなんですが、水のエルはノーダメージ！！！

バズーカ砲を喰らった身体も一度凹むんですが元に戻ります。

念動力でG3-Xをぶっ飛ばす水のエル

G3-Xはガタにハマって泥だらけです。

起き上がれないG3-Xの身体を踏みつける水のエル

水のエル「人間もこれほとの力を持ったか…」

武器でトドメを刺そうとする水のエル

しかしG3-Xと目が合うと水のエルは攻撃をやめます。

水のエル「お前はアギトではない…アギトになるべき人間でもない…」

なんとG3-Xを殺さずに生かしてやる水のエル

背中を向けて立ち去ります。（G3-Xのスペックは全く脅威ではないのでしょうね。誰でも相手構わず無差別殺人をする怪人とは違います。）

G3-Xの心の声「何？どういうことだ？」

涼も水のエルから受けたダメージで苦しんでいます。

翔一「大丈夫ですか？やっぱりあいつに？」
涼「大したことない！」
翔一「芦原さん…俺達…これからどうやって生きてゆけばいいんでしょう…俺、今までずっとアンノウンと戦ってきたけどなんか自信なくしちゃって…大体アンノウンって…一体奴らなんなんですか？」　
涼「奴らはアギトになる人間を狙っていると言った奴がいたが…」
翔一「どういうことですかそれ？俺らみたいな人間がもっと増えていくってことですか？」
涼「分からない…俺にも…お前の気持ちは分かる…俺も普通の人間でいたかった…でも俺は自分を哀れんだりはしたくない！俺が今の俺である意味を見つけたい！いや、俺が俺である意味を必ず見つけなければならないんだ！」

翔一は涼のこの言葉には何も言えません。

美杉家の台所では真魚がお弁当を作っています。

真魚「痛っ！」

失敗して包丁で怪我をする真魚

この時玄関のベルが鳴ります。

涼が訪ねてきました。

真魚と涼は翔一の菜園にいます。

涼「これが津上が作った菜園か…」
真魚「はい…」
涼「…………」
真魚「どうですか？その後翔一君？」
涼「ああ…これを君に渡してくれと…」

涼は真魚に翔一からのメモ書きを渡します。

涼「菜園の手入れの仕方が書いてあるらしい…よろしく頼むと言っていたが…」

窓の方から義彦が涼に声をかけます。

義彦「やあ！いらっしゃい！初めてですよ！翔一君のお友達が来てくれるなんて！」

涼は会釈します。

義彦「真魚！上がってもらいなさい！いろいろと翔一君の話も聞きたいし！」
太一「お兄ちゃん！上がってよ！」

義彦を見る太一

義彦「お茶入れよう！」
太一「うん！」

2人はお茶の準備に台所に行きました。

涼「贅沢だな津上は…」
真魚「えっ？」
涼「奴は幸せだ…俺なんかよりずっと…こんなに温かい場所がある…心配してくれる人がいる…」

涼は菜園のトマトを1つむしり取り食べます。

美杉家を後にした涼

バイクで自分のマンションに戻っていますがマンティスロードが待ち構えていました。

真魚は翔一に会いに涼の部屋にやってきました。

真魚「あれ？芦原さんまだ帰ってきてないんだ？」
翔一「うん…それより真魚ちゃん本当まずいって！俺の側にいちゃ！」
真魚「うん…わかってるけど…どうしてもこれ翔一君に渡したくって！」

真魚は翔一にお弁当を作ってきたのです。

翔一「何よ？」

真魚はニッコリ

真魚「翔一君の菜園で取れた野菜を使って作ったんだよ！芦原さんもトマトを食べて美味しいって言ってたよ！翔一君は幸せだって！」

翔一はしんみりした表情

真魚の指に貼ってある絆創膏をみた翔一

真魚「翔一君には翔一君の場所がある…だから俺なんかよりずっといいって芦原さん言ってたよ！」

その時涼を襲うマンティスロードをアンノウンセンサーが働いて感知する翔一

真魚「どうした？」
翔一「うん…別に…」

氷川はマンションの前に車を止めて警護中です。

コーヒーを飲む氷川

そこに電話がかかってきます。

氷川誠「はい！氷川ですが…」

電話を取る氷川

翔一は暗い顔をしています。キャラ変してますね。

真魚「翔一君！他人の居場所を守るために戦ってきたのになんで自分のためには戦えないの？」
翔一「自分のため？」
真魚「そうよ！他人のためにはあんなに勇敢だったじゃない！なら自分のためにも勇気を出しなよ！最初から怖がってたんじゃ勝てるものも勝てないって！自分のためにも戦いなよ！翔一君！よく分からないけどそれが他人を守ることにもなるんじゃない？」

翔一は涼の言葉を思い出します。