冒頭、本屋で立ち読みする子供達を追い払う本屋の店主!
子供達も「タコ親父!」と囃子立てて舐め腐っています。
「あのクソガキ共!」と忌々しそうな店主
すると空から何故か手錠が降ってきてタコ親父の手にハマります(笑)
そして何やら斡旋車みたいなのに乗って謎のガキが登場!
「エイッ!」
タコ親父の服を剣で切り裂いて気絶させてしまいます。
「僕の名前はチャイルドXだ!子供の自由と権利を守るためにやってきた!さあ皆、好きなだけ漫画を読み給え!」
ガキんちょ達は大喜びで漫画を読もうと店内に入ります。
その様子を見ているジュニアライダー隊メンバーが2人。
軽くジャンプして車の上に飛び乗る時点で既に人間でないことは明らかです。
谷モーターショップではジュニアライダー隊の1人がチャイルドXに心酔したらしく玩具の剣を振り回して遊んでいます。
「我こそはチャイルドX!逆らう大人は皆殺し!」なんて言ってますが、本当に皆殺しにする奴に心酔する時点でこの子供もまともではありません。
何やら催眠光線の話になってますが、この時点でジンドグマの仕業であることは明らかなのに呑気に「チョロは年中催眠光線にかかっているわけか!」なんてチョロをからかっている源次郎、笑っている一也達。
呑気なもんです。(まあチョロが年中ボケなのは事実ですけどね)
そこに良が「大変だ!公園の木に人がぶら下がっている!」と言って飛び込んできます。
一也達が駆けつけると3人の大人が木にぶら下がっており、気絶しています。
「あっ、3人とも桜町小学校の先生だわ!」とミチル
「えっ、桜町小学校と言えば勉強、勉強で有名な受験校でしょ!」とハルミ
「大丈夫!気を失っているだけです。」と一也
そこに「ハハハハハ!ハハハハハ!」の高笑いと共にチャイルドXが登場
「僕の名前は子供の味方のチャイルドXだ!その3人は子供達に勉強や宿題ばかりさせて遊ぶ自由を奪った憎い大人達だ!もう大人達の言うことを聞くのはやめよう!さあこのサングラスをかけてX軍団に入るんだ!X軍団には勉強も宿題もない!お菓子と自由があるだけだ!」
拍手で大喜びの子供達
X軍団は規模をどんどん拡大していきます。
チャイルドXのくれた銀色のサングラスをかけると子供達は勉強や宿題が嫌になり、大人の言うことを聞かなくなるのです。
教室で暴れる子供達。口をガムテープで塞がれて縛られている先生が情けなさ過ぎます。
幼稚園児まで弁当を投げて暴れています。
チャイルドXの被害拡大は社会問題になり、新聞でも大きく報じられています。
教師に逆にテストを受けさせて絶対に分からない問題を出題したりもしてるらしいです。
商店街のケーキ屋さんもX軍団に襲撃されてめちゃめちゃにされたと一也が報告しにやってきます。
さて一也が良達のことを尋ねると一番乱暴なX軍団がいる橋の向こうにチャイルドXを探しに行ったと源次郎が言います。
というか何故、それを早く言わないんだという感じです。明らかにジンドグマの仕業だと思わないんでしょうか…
良達はスーパーボール、無線機、連絡用コインをちゃんと持ってることを確認して探りに出ます。
二手に分かれてチャイルドXを探すことにします。良とシゲルがA班でダイスケとミチルがB班です。
早速X軍団から襲撃される良達A班
「お前達ジュニアライダー隊の奴らだな!」
「そうだ!」
「俺達X軍団の仲間になれ!」
「嫌だ!大人を閉じ込めたり、店のお菓子を勝手に取って食べたり、君たちのやってることはギャングと同じだ!」
「大人はなあ!自分達は好きなことをやってるくせに俺達には勉強や宿題ばかりさせている!だから大人達に復讐してやるんだ!」
「君達はチャイルドXに騙されているんだ!」
「こいつらにサングラスをかけさせろ!」
大ピンチの良達ですがそこに一也とハルミが登場!
X軍団はこれは勝ち目がないと分かるらしく逃げます。
「ミチル達はどこだ?」と良に尋ねる一也
「こちらジュニアライダー隊A班!B班応答願います!」と無線連絡する良
しかし通じません。
その時ミチル達はチャイルドX達に包囲されています。
無線機を踏み潰すチャイルドX
一也とハルミは二手に分かれて探すことに
ちょっと待って下さい…ハルミに探させるのは危険では?一也は何を考えているんでしょう。
しかし運良く一也の前に手錠が飛んできます!
「姿を現せ!お前がジンドグマの怪人ということは分かっているんだ!」
「流石、沖一也!行くぞ!エイッ!」
ジンドグマ怪人グラサンキッドに変身するチャイルドX
ジンファイターはいつも通り全く使えず手錠で遊んでいます。
チャイルドXは「俺の目を見ろ!」と一也に催眠をかけようとします。
目をつぶってスーパー1に変身する一也
グラサンキッドは「このグラサンキッドがお前を殺す!」と威勢が良かったのに投げ飛ばされて、投げた剣を投げ返されてあっさり逃走!
逃げ足だけは速いようです。
妖怪王女が悪魔元帥達の前でプレゼンをしています。
「ご覧のように今では東京中の子供達が銀色のサングラスをかけ大人に反抗し始めています。このままいけば大人の言うことを聞く子供達はいなくなります。その時こそ子供達に武器を持たせ革命を!」
「やり方が甘すぎる!もっと大人に対する憎しみを募らせるのだ!」と鬼火司令
「私のやり方が気に入らないの!!」と妖怪王女
「まあまあそう居切り立つな!あまり過激な方法をとっても大人達が黙っちゃいまい!」と幽霊博士
えっ、ジンドグマが人間の大人を恐れるんですか(笑)
「ところであの地区の子供達は何故X軍団に参加してはおらんのだ!」と悪魔元帥
東京のどこかは分かりませんが…
「あっ、それが…」と妖怪王女
「あの地区には沖一也めが住んでおります!」と魔女参謀
「たかがネズミ一匹!よほど妖怪王女の怪人は弱い奴らしい!」と鬼火司令
「黙れ!言葉が過ぎる鬼火司令!」と妖怪王女
裏で盗み聞きしてるグラサンキッドも悔しそうです。
悪魔元帥が「やめよ!2人とも!」と止めます。
「妖怪王女!口惜しくば沖一也を倒し、見事この空白を赤く染め抜いてみよ!」と司令を出します。
さてミチルとダイスケが拉致されているグラサンキッドの隠れ家ですが、急にX軍団の1人が猛烈な腹痛に襲われます。
サングラスで洗脳されているはずなんですが、これにはX軍団も病院に連れて行かなければというミチルの声に耳を貸しています。
ハルミと良達はミチル達が落として行ったコインを発見。それを辿っていけば連れて行かれたところが分かるかもしれないと考えます。
腹痛に苦しむ子供。X軍団の1人は苦しんでいるのは自分の弟なのにチャイルドXの命令だと頑なに病院に連れていくことを拒んでいますが、「きっと仮面ライダーが守ってくれるわ!」のミチルの一言で「弟を病院に連れて行く!」と翻意。
そしてミチルとダイスケの縄をほどきます。
そこにチャイルドXが帰ってきます。
「どこへ行くつもりだ!」
「チャイルドX!弟が死にそうなんだ!」(普通の腹痛で人間は死なないと思います。)
「僕の命令を破ったな!」
「そこをどけ!」とチャイルドXに強気なお兄ちゃん
X軍団のメンバーも入ってきます。
そしてジンファイターもいます。
「やっぱりジンドグマの手先だったのね。」とミチル
「フハハハハハ!」とグラサンキッドの正体を現すチャイルドX
「裏切り者は生かしてはおけぬ!捕まえて死刑にしてやる!」
ハルミ、良達はコインを辿ってチャイルドXの隠れ家の工場の前まできてます。
するとどこかに連行されているミチル達
ハルミ、良達は隠れます。
「シゲル!一也さんとジュニアライダー隊に連絡して!」とハルミ
ミチルとダイスケ、裏切り者になってしまったX軍団の子供達は手錠で繋がれてブルドーザーで土を被せて生き埋めにされようとしています。
その様子を笑って見てるグラサンキッドとX軍団の子供達
ブルドーザーから土が落とされますが、これでは生き埋めにするには相当な時間がかかりそうな量の少なさです(笑)
「あなた達はジンドグマに騙されているのよ!友達が殺されるのを黙って見ているつもり?」とミチル
ハルミ達ジュニアライダー隊もそこにきて隠れています。ハルミは良達にブルドーザーを運転してるジンファイターにスーパーボールをぶつけるように言って、その間に自分がシゲル達を助けようとします。
ジュニアライダー隊メンバーがブルドーザーを運転するジンファイターにスーパーボール攻撃!
ジンファイターは怯んでいます。
「何をしておる!あいつらを捕まえろ!」とグラサンキッド
「これにつかまって!」とシゲル達にロープを投げるハルミ
ロープをつたって登ろうとするシゲル達
しかしグラサンキッドが剣を投げてロープを切断。
シゲル達は滑り落ちてハルミも捕まってしまいます。
ハルミ達も生き埋めにされることになり、崖下へ落とされています。
「ああ〜いい眺めだ!」とご機嫌なグラサンキッド
そこにグラサンキッドめがけてブルドーザーが突進してきます。
「何をする!止まれ!」とグラサンキッド
狼狽してます。
するとブルドーザーを運転してたのはスーパー1でした。
「子供達はこの仮面ライダースーパー1が殺させはしないぞ!」
「おのれ!やれ!」
ブルドーザーにはねられるジンファイター達
というか避ければ避けられると思うんですが、何を考えているのか自分からブルドーザーに突っ込んでいる馬鹿もいます(笑)
崖下に転落するジンファイターも
「光線爆弾発射!」
グラサンキッドの光線爆弾ですがしょぼすぎて花火レベルです(笑)
グラサンキッド早くも死亡フラグが立ってますがX軍団の子供達がスーパー1に襲いかかります。
スーパー1に手錠を投げつける子供達
「サングラスさえ外せば皆元に戻るはずだ!」
スーパー1は「ハリケーンシールドスモーク!」なんて言って身体を回転させて、砂埃を上げて子供達に「目が痛い!」とサングラスを外させます。
「君達は騙されていたんだ!早く逃げろ!」
素直に逃げる子供達
「おのれライダー!最後の決着をつけてやる!」
スーパー1に手錠をかけるグラサンキッド
しかしあっさりと手錠を外されてしまいます。
ぶっ飛ばされてグラサンキッドは「こうなったらお前も生き埋めにしてやる!」とブルドーザーに乗り込みます。
スーパー1はパワーハンドで真っ向勝負
ブルドーザーを正面から受け止めて回転させます。
そんなことしないでもジャンプしてキックとかでいいと思うんですが(笑)
グルグルブルドーザーを回転させられて目が回るとグラサンキッドはブルドーザーから転落
そこにパワーパンチを食らわすスーパー1
グラサンキッドのグラサンにヒビが入ります。
「今だ!」
スーパーライダー月面キックが炸裂
グラサンキッドは「仮面ライダー負けたぜ!嫌だ!死にたくない!」
グラサンキッドは爆散!
最後は大人の復権で子供達に「塾に行きなさい」みたいな展開。
皆、笑っててハッピーエンドです。