冒頭、ジュニアライダー隊メンバーが自転車でパトロールをしています。
マサルがモタモタしていて足手まといになっていて皆ブーブー文句言っています。
「これだからチビと組むの嫌だったんだよなあ!」
まあ本音であることは間違いありません。
さて街にピエローヤという怪しげなピエロが出現!!
ハサミで紙を切って切り絵を子供達に披露して大人気です!!
子供達はピエローヤに付いて回っています。
「チョキチョキチョッキンチョッキンナ!」とか如何わしい呪文めいた言葉を発しています。
ピエローヤのハサミから何やらエネルギーが放たれました!!
すると床屋の理容師が手に持つハサミが勝手に動き出してお客さんの自慢のヒゲをカット(笑)
「何をするんだ!!」と怒られています!!
しかしハサミは理容師の手から離れて暴れだします。
「ハサミの化け物だ!!」と取り乱す理容師
その様子を外から観察している黒ずくめの男!
黒ずくめの男はピエローヤとすれ違い何やら合図をしました。
ピエローヤは何やら動物の切り絵を完成させました。
そしてまたも「チョキチョキチョッキンチョッキンナ!」と唱え始めました。
すると花屋でハサミが勝手に花をカットしてしまいます!
店員はビビりまくっています。
今度はピエローヤはラクダの切り絵を完成させました。
子供達は大喜び!!
洋服屋でマネキンが着ている服を切り刻むハサミ!!
ここも大騒ぎになります。
さて谷モーターショップでハルミは良に勉強を教えています。
一也、源次郎、チョロもそこにいます。
一也は外で怪しげな動きでダンスしているピエローヤを目撃します!
すぐにただならぬものを感じたような表情をする一也
そりゃまあ普通に怪しいですよね(笑)
良は自分の頭の悪さについてハルミから「もう〜お姉ちゃんの弟でしょ!1回言ったら覚えなさいよ!」と言われてむくれています。
「何よ!教えてやってるのは誰?」
「お姉ちゃんです!一生懸命やってるよ俺!」
「あっそう!そういう態度ならいいわよ!徹底的にしごいてやるから!」
喧嘩している2人
そこでまさかの停電!!
そしてチョロはハサミが動いているのを見て悲鳴を上げます!
チョロ「ハサミが動いてる〜」
源次郎「何?馬鹿!ハサミが動くわけないじゃないか!」
チョロ「親父さん、ほら!そこ、そこ!足元!」
源次郎は懐中電灯で足元を照らしてハサミが本当に動いてるのを見て驚きます!
一也もハサミを見てビックリ!
「ハサミが攻撃してくる!!」
一也はチョロから工具を借りてどうにかハサミを動けなくなるよう固定し、源次郎からチェーンを借りて縛り付けます!
源次郎「一也!これは!」
一也「ジンドグマ!」
源次郎「おおう!」
良「やっぱりあの話は本当だったんだ!」
源次郎「どうした?他に何かあったのか?」
良「うん!今日、ピエロの切り絵細工を見たんだ!その帰り花屋さんが急にハサミが暴れ出したって言ってたんだ!」
源次郎「本当か!」
良「冗談かと思ったよ!」
一也「そのピエロのハサミ使いはオレンジ色の服を着てなかったか?」
良「うん!そうだよ!俺はピエロのピエローヤって言ってたよ!」
一也「奴だ!」
まだ足元のハサミは縛られていても暴れている模様!
一也「親父さん!調べてきます!」
一也は調査に乗り出します。
夜の街を怪しげなダンスをしながら徘徊するピエローヤ
するとある家の子供の寝室で勝手にハサミが暴れ出して子供の手を切りつけます。
救急車がやってきます。
救急車とすれ違うピエローヤ
更に「チョキチョキチョッキンチョッキンナ!」と唱えまくっています。
すると今度は病院で手術中の医者の目の前でハサミが暴れ出します!
看護婦達は慌てて警察?に電話しようとしますが電話が繋がりません。
それもそのはずハサミが電話線をカットしています。
「きゃあああ〜」
病院にも悲鳴が響き渡ります。
ジンドグマのアジト
鬼火司令「この鬼火司令様の作戦全てに卒がないわ!フフフフフ〜」
魔女参謀「今までのところはね!」
幽霊博士「そう!大概そこまでは上手く行くわけ!」
妖怪王女「大風呂敷は大恥の元よ!」
鬼火司令「ウヌらの相次ぐ失敗こそ大恥よ!フハハハハハ〜」
これには魔女参謀、幽霊博士、妖怪王女も心中穏やかではありません。不快感顕にする魔女参謀!
幽霊博士「何を言ってるか〜!てめえのことは棚に上げやがって!」
そこでファンファーレが鳴り響き悪魔元帥閣下登場!
悪魔元帥「ジンドグマ憲法!人間に与える恐怖、暴力、略奪、破壊!鬼火司令!今回は何を進める?」
鬼火司令「ハッ!東京全域に大混乱を引き起こし、そしてその機に乗じて東京を一気に占領致します!」
悪魔元帥「良かろう!存分にやるが良い!」
鬼火司令「ハッ!必ず成功させます!」
鬼火司令が何やら合図をするとモニターにピエローヤが映っています。
ピエローヤ「鬼火司令様!」
鬼火司令「ピエローヤ!本格作戦開始だ!」
ピエローヤ「全て私におまかせを!何でも作れるこのハサミ!何でも成功!大成功!」
鬼火司令「こやつめ!過信は失敗の元だぞ!」
ピエローヤ「これはまた鬼火司令様のお言葉とも思えませぬ!私めは武勇を誇る鬼火司令様の部下!ハハハ〜失敗などあろうはずが!」
鬼火司令「よくぞ申したピエローヤ!その気迫を持ってスーパー1の命をも断ち切るのだ!」
さて一也は何やらみすぼらしい老人に変装してハサミとぎますって紙を貼り付けて自転車を走らせています。
自転車に小さな紙貼り付けたところでお客さんが来るのは思えません(笑)
そしてピエローヤを発見!怪しすぎて目立つピエローヤです。
さてハサミで怪我をした男の子ですがイサム君と言ってマサコの知り合いのようです。
マサコはお父さんが留守にするからってイサム君に付き添っており、それで怪我をさせてしまったことに責任を感じている様子!
マサコ「私、イサム君のお父さんやお母さんに何てお詫びしよう!」
ハルミ「マサコの責任じゃないわ!あれは事故だったのよ!あの時約400人の少年達がハサミで襲撃されたってニュースで言ってたわ!」
マサコ「でも!」
良「医者が治療しようとするとそばにいるハサミが襲ってきて邪魔するんで治療しようがないってことも同じだし!事故だよ!これは!」
ハルミ「もしこのままの勢いでハサミの電線攻撃が続くとどんなにフル回転で修理をしてもあと3日もすれば東京全体が停電になるって話よ!」
ジュニアライダー隊メンバー達は力を合わせてピエローヤを探し出すことに!!!
怖い者知らずの小学生と幼稚園児です(笑)
さて怪しすぎるピエローヤを見つけた自転車でパトロール中の警察官がピエローヤを捕まえようとします。
ちょっとおちょくった感じで逃げるピエローヤ
ピエローヤを見失ってしまった警察官
自転車を降りて「おかしいな〜どこに消えちまったんだ!」
警察官の後ろでおかしな物音がします。
「何だ!今の音は?」
警察官は自転車に乗ろうとしますが自転車は見事に真っ二つに切断されていました。
ピエローヤが姿を現します。
ピエローヤ「ハハハハハハ〜」
警察官「何だお前は!」
ピエローヤ「余計なことをするからこういうことになるんだ!お前には死んでもらうからねえ!」
ビビりまくっている警察官
ハサミが警察官に襲いかかっています。
ピエローヤは巨大なハサミを手に持って迫ります。
「このハサミは血を吸いたいと泣いておるわい!」
ハサミを動かして威嚇するピエローヤ
警察官は泣きそうな顔です。
そこに一也が変装した爺様登場!
「立派なハサミだね!研いであげようか?」
「貴様!誰だ!」
「ハハハ」
爺様は沖一也の正体を現します。
「とうとう見つけたぞ!ジンドグマ!」
間抜けな警察官は「助かった!」と言って気絶します(笑)
「赤心少林拳沖一也!悪事は許さん!」
「黙れ!沖一也!ここで会ったが百年目!ハサミンブラッド様のハサミのサビとなれ!」
ピエローヤはジンドグマ怪人ハサミンブラッドの正体を現します。
ジンファイターも地面の泥の中から出てきます。
しかし全く使えません。
ハサミンブラッドとの一騎打ち
一也はスーパー1に変身!
ハサミンブラッドはハサミン嵐という技を使います。
これは街中の至るところにあるハサミを吸い寄せてスーパー1を嵐のように攻撃するという分かりやすいものです。
スーパー1はエレキハンドのエレキ光線でハサミを逆に攻撃!
ハサミは固まって地面に落ちてきます。
ハサミンブラッドはさらにハサミン嵐を続けようとしますがスーパー1の閃光キックがハサミンブラッドの片方のアンテナに炸裂!
アンテナは無残に折れてしまいます。
ハサミンブラッドはビルの屋上へ飛び上がります。
「糞〜覚えていろ!この礼はたっぷりさせてもらうぞスーパー1!次なる出会いが貴様の命の果てる時と知れ!」
こう捨て台詞を残して姿を消すハサミンブラッド!
まあ何だかんだ言ってもヤバくなったから逃げたんですね(笑)
「ジンドグマ怪人ハサミンブラッド!貴様の思うようにはさせんぞ!」とスーパー1
ピエローヤを探している大助達ジュニアライダー隊メンバー2人
「土台無理なんだよな!ピエローヤ見つけろったってさ!」
「そうそう!どっか宛があるわけじゃないのにさ!」
かなり諦めムードが漂っています。
するとピエローヤがいきなり「チョキン!」とハサミを動かしながら現れます。
「ピエローヤ!」
「怖〜い!」
これでビビるくせに何で探して見つけてどうするつもりだったのでしょう(笑)
「君達おいらのことを探してたんだろう!出てきてやったのに挨拶もしないなんて悪い子だ!お仕置きしてあげる!」
ハサミで威嚇するピエローヤ!
大助は気を失ってしまいます。
ピエローヤは大助の無線を使ってスーパー1に宣戦布告の呼び出しをかけます!
「スーパー1に待ってると伝えておくれ!もし招待に応じなければ2人の首はおいらのハサミで胴体と亡き別れ!ア〜可哀想!哀しいねえチョキン!」
ものすごく挑発的なメッセージです。良もハルミも悔しそうに顔をしかめます。
ハサミンブラッドは指定した場所でスーパー1を待っていますがなかなかスーパー1が現れないことに苛立っています。
「もう待てん!ワシのハサミが血に飢えて狂い出しそうだ!ウーン!」
「覚悟はいいな!ハサミンブラッド様のハサミで首を切られることを光栄と思え!」
「スーパー1!助けて〜」と叫ぶ2人
「スーパー1め!薄情な奴よ!自分の命惜しさに子供2人を見殺しか!」とハサミンブラッド
その時ジンファイターがぶっ飛ばされて飛んできます。
そしてハサミンブラッドのハサミでジンファイターの首が切断されてしまいます。
「何だ!どういうことだ?」
焦るハサミンブラッド
「ハサミンブラッド!約束の時間にはまだ1分あるぞ!卑怯者め!」
スーパー1がブルーバージョンに乗って登場!
約束の時間丁度に来るつもりだったんですね。
律儀と言うべきか、危機感が足りないと言うべきか微妙です。
仕事なら業務開始5分前には絶対来てないとダメなんですが(笑)
「おのれスーパー1!今日こそ我がハサミの餌食となれ!」
使えないジンファイター達はブルーバージョンに跳ねられます。
ハサミンブラッドはハサミンサターンミサイルを発射!
スーパー1はこれをジンファイターの亡骸を盾にして防ぎます。
ジンファイターの身体ごとミサイルは爆発!
ジンファイターはつくづく不遇です。
爆発の煙でスーパー1を見失うハサミンブラッド
「スーパー1め!どこだ?」
スーパー1は「正義は勝つ!」などとカビの生えたセリフを言いながら崖の上より登場!
ハサミンブラッドは二重バサミンという必殺技を発動!
巨大なハサミがスーパー1を威嚇して迫っているためスーパー1はハサミンブラッドに近付けません。
「どうしたスーパー1!近寄れなくては得意のキックも役には立つまい!スーパー1死ね!」
スーパー1はパワーハンドを使います。
目の前の岩石をスーパーサーブと言ってハサミンブラッドに向けてサーブします。
これに二重バサミンは防がれてしまいます。
「しまった〜」
「今だ!Wキック!」
スーパー1のキックが決まりハサミンブラッドはぶっ飛ばされます。
冷熱ハンドの超高温火炎!!
ハサミンブラッドは熱がって苦しんでいます。
ハサミンブラッドのハサミが熱で曲がってしまいます。
死亡フラグが立っているハサミンブラッド
「トドメだ!スーパーライダー月面キック!」
「うわ〜無念だ!」
ハサミンブラッドは空中で大爆発!
ラストは谷モーターショップで良が「ハサミが動いてる!」と叫びます。
チョロは見事に引っかかりビビりまくっています。
これには皆、大笑いで和やかに終了です。
しかしこれもかなり不謹慎ではありますね。平和で能天気な人達です。
今回の感想ですがピエローヤは本当にキモすぎます(笑)