ビルゲニアにサタンサーベルで斬られたBLACKは断崖絶壁から転落!!
海にドボンかと思いきや岩場に転落!!
杏子を庇って自分が下になっていたので杏子は怪我一つしませんでした。
杏子「ライダー!しっかりして!ライダー!!」
杏子はBLACKに近付いて揺り動かしますがBLACKは反応しません。
そしてビルゲニアが飛んできます。
BLACKを抱きかかえて隠す杏子
ビルゲニア「やつの身体からキングストーンを取り出さなければ!」
しかしビルゲニアはよく探しもせずにすぐに姿を消します。
杏子がふと見るとBLACKは光太郎に戻っていました。
杏子「ああっ!光太郎さん…ありがとう!光太郎さん!私を助けるために自分の身体を…しっかりして!光太郎さん!!しっかりして!!」
光太郎「杏子ちゃん…」
光太郎は意識を取り戻しました。
杏子「光太郎さん!さあ早く!!しっかりして!」
杏子は光太郎を起こして一緒に歩きます。
ふらついている光太郎と一緒に歩いてゆく杏子
一緒に洞窟の中へ隠れます。
下が水たまりでずぶ濡れになって洞窟を進んでいく2人
杏子「しっかりして!!すぐお医者さんを呼んでくるから!!」
光太郎「いいんだ…このままにしといてくれ!」
杏子「でも!」
苦しむ光太郎
杏子「光太郎さん!しっかりして!!光太郎さん!」
光太郎は光太郎の腕の傷に自分の服の生地を引きちぎって包帯代わりにします。
杏子の心の声「光太郎さん!死なないで!死なないで!」
ゴルゴムのアジト
ナレーション
その頃ゴルゴムの神殿では!
ダロム「まだなのか!まだ蘇らぬのか!!」
ここでビシュムがふらついて倒れます。
バラオム「どうした!!しっかりしろビシュム!!」(ここでもしっかりしろ!!と言ってます(笑))
ビシュム「身体から力が抜けてゆく…」
バラオム「ビシュム!!」
ダロム「はっ!天海地…3つの石のエネルギーが消えかけている…」
バラオム「エネルギーを使い果たせば我々の命もそれまで!何故蘇らないのだ!何故だ!!」
焦るダロム、バラオム
瀕死のビシュム
光太郎を介抱する杏子
笑顔を見せる光太郎
頷く杏子
杏子は包帯代わりにした生地を外し光太郎の腕の傷が治ってることに気付き驚きます。
光太郎「杏子ちゃん…」
杏子「えっ?」
光太郎「杏子ちゃんに話しておかないといけないことがあるんだ…実は僕…」
杏子「話があるなら後!傷に触るでしょ!」
光太郎「でも!」実は僕は!!」(ここで意表をついて僕は整形してるんだとか、包茎なんだとかきたらめちゃめちゃウケるんですが…)
杏子「やめて!!そんな話聞きたくない!!知ってたわ…光太郎さんが仮面ライダーだってことは前から…いつも一人で悩んでたし、辛そうだったし…でも…でも…私には昔とちっとも変わらない光太郎さん…それでいいでしょ?何があっても光太郎さんはいつも側にいてくれた…それが嬉しくて…それだけで幸せで…だから!だから!」
光太郎は楽しかった日々の想い出を思い出します。
信彦とサッカーボールで遊んでいる光太郎
2人を見てはしゃぐ杏子と克美
そして乾杯してる4人
光太郎「許せない!そんな皆の幸せをゴルゴムが奪い取ったんだ!連中が作ろうとしてるのは弱肉強食の世界だ!もしそれが実現したらこの地球はどうなるんだ…だから僕は仮面ライダーとなって奴らを!」
杏子「光太郎さん!」
光太郎「でも1つだけ心配なことがあるんだ…もし僕の手で信彦を助け出すことができなければ…その時は…分かるだろ…君のお兄さんと戦う羽目になるかもしれないんだ!」
杏子「やめて!!そんなの嫌!嫌よ!!」
光太郎「僕だって嫌だ!でも!!」
杏子「光太郎さん!ウアーン!!」
泣きながら光太郎に抱きつく杏子
ビルゲニアはビルの屋上にいます。
ビルゲニア「仮面ライダーBLACK!貴様が出てくるようにしてやる!」
ビルゲニアはサタンサーベルもビルセイバーを交差させてビームを放ちイカれたお兄さん達を洗脳!
イカれたお兄さん達は洗脳メイクになります。
「とうとう俺達の時代が来たぞ!!やっちまえ!!」
バイクとジープに乗って暴走して人々を襲う馬鹿達
ビルゲニア「ハッハッハ!!もっとやれ!暴れろ!もっとだ!!」
無法の限りを尽くす馬鹿達
ゴルゴムの神殿
3バカトリオの顔がヤバいことになっています。
ダロムの顔は完璧に変形してしまい、ボロボロと崩れてきています。
ビシュムも見た目からお婆さんになってしまいました。
バラオムもお面がおかしな色になっています。
ダロム「シャドームーン…早く蘇ってくれ…」
ダロムの顔が崩れて砂が出てきています。
ここで粋がっているビルゲニアの映像が浮かび上がります。
ダロム「おのれ!ビルゲニア…」
ビシュム「苦しい…もうダメ…」
バラオム「お答えください…創世王様…天海地の石で本当にシャドームーンが蘇るのですか?」
キャピトラでテレビニュースを観ている克美
「一体どうしたんでしょう?暴走族や非行少年達よ様子がおかしくなり略奪を繰り返しています!危険です!市民の皆さん!街に出ないでください!今また新しいニュースが入りました!」
イカれた不良達がビルゲニアに操られて暴れまわり大変なカオス状態になっているようです。
克美は店の外に出ます。
すぐ近くまで不良達はやってきていました。
キャピトラの中へ慌てて逃げる克美ですが、不良達も入ってきます。
トイレに逃げ込んで鍵をかける克美
不良達は店の中を荒らしまわっています。
克美「どこにいるの光太郎さん?助けて!!光太郎さん!!」
杏子と街にやつてきた光太郎はカオス状態の街に驚きます。
倒れている人に寄って行って「大丈夫ですか?」と言ってる間に杏子が狙われていました。
慌てて不良から杏子を守る光太郎
2人で逃げます。
バイクやジープで追ってくる不良達
どうにか隠れます。
光太郎「ゴルゴムの仕業だ!克美さんが心配だ!キャピトラ行こう!!」
光太郎は杏子を連れてキャピトラへ!
光太郎と杏子がキャピトラへやってくると克美はトイレの中から出てきて「光太郎さん〜!!」と泣きつきました。
店の中は荒らされています。
光太郎「おのれゴルゴムめ!!杏子ちゃん!!君はここに残って克美さんを介抱して!!誰が来てもドアを開けちゃ駄目だぞ!!」
杏子「はい!」
光太郎は飛び出して行きます。
いきなりビルゲニアと遭遇!!
建物の屋上で待ち構えていたビルゲニア
ビルゲニア「待っていたぞ!南光太郎!よく生きていたな!」
光太郎「貴様のような悪魔がいる限り俺はいつでも蘇る!!」
ビルゲニア「今度こそキングストーンは頂いた!!サタンクロス!!」
ビルゲニアはサタンサーベルとビルセイバーを交差させて光線を発射しますが、これが光太郎のいる全然手前でショボい爆発を起こす結果に(笑)
しかし光太郎は避ける必要もないのに避けています…
ビルゲニアは飛びかかってきて斬りつけますが避ける光太郎
光太郎は怒りの変身ポーズ
「変〜身!!」
変身後は建物の屋上にジャンプしてカッコつけるBLACK
大体、剣を持って武装してるだけでもフェアじゃないのに二刀流のビルゲニア!!
しかし自分が弱いから武装してないと戦えないという自覚はない模様です。
ビルゲニアがBLACKに襲いかかります。
しかし2人のバトルの最中に物凄い地鳴りがします。
BLACK「何だ!この地鳴りは?」
ゴルゴムのアジトも揺れています。
ダロム「この地鳴りは?…」
ビシュムとバラオムは言葉を発することもできません。
ゴルゴム神殿が物凄い勢いで揺れており、いろんなものが崩れ落ちてきています。
そしてシャドームーンの入ったカプセルにヒビが入りました。
カプセルが大爆発!!
ダロム達はただでさえボロボロなのに吹っ飛ばされます。
レッグトリガーの音が歩く度にしてカッコいいシャドームーンが歩きました。
3バカトリオは呆然と見つめています。
3バカトリオに歩み寄るシャドームーン
ダロム「シャ、シャドームーン様…」(眠っている時はシャドームーンと呼び捨てにしてたくせに蘇った途端に様付けしてヘコヘコする3バカトリオです。)
シャドームーンはデザインがカッコよくて当時大人気でしたが、今の時代でも通用するかっこよさだと思います。BLACKはシャドームーンと比べるとゴキブリっぽいです…
シャドームーンは手を高く上げて天空に向かって光線を放ちました。
するとBLACKとビルゲニアにバトル最中に雷が起きます。
ビルゲニア「一体なんだ?」
ここでビルゲニアの持っているサタンサーベルに向かって光線が襲いかかりビルゲニアの持っているサタンサーベルは天空高く飛び去りました。
ビルゲニア「サタンサーベルが!おのれ!!大神官共の仕業だな!!」
ここでBLACKはいきなりのライダーパンチ&ライダーキックのコンボを見せます。
今回は盾で受け止められずにまともに喰らうビルゲニア
鎧から煙が出ています。
ビルゲニア「仮面ライダー!!今日のところはこれで引き上げてやる!勝ったなどとは思うな!!」
捨て台詞をはいて逃げるビルゲニア
ビルゲニアが去ると空は明るくなり、洗脳されていた不良、チンピラ達の洗脳メイクがなくなり、元の顔に!!
不良から逃げている女が笑いながら逃げていたのが作品を台無しにしています(笑)
皆、自分達が何をしていたのか分かっていない様子。
とんでもない犯罪行為に及んでいたので逮捕は免れないところですが警察が異様に弱い仮面ライダーの世界ですから捕まらないかもですね(笑)
ゴルゴムのアジト
ビルゲニアは怒りに燃えて戻ってきました。
ビルゲニア「どこだ!!大神官!!」
ビルゲニアは顔面崩壊してうずくまっている3バカトリオを発見し、「フフフ!」と笑います。
そしてカシャという足音!
振り返るビルゲニア
サタンサーベルを手にしたシャドームーンがいました。
ビルゲニア「シャドームーン…遂に蘇ったのか…」
シャドームーンの手にしているサタンサーベルを見るビルゲニア
ビルゲニア「サタンサーベル…その剣は俺のものだ!返せ!」
シャドームーン「フフフフフ!この剣は私のために用意されたものだ…取れるものなら取ってみるがよい!」
ビルゲニア「ふざけるな!!例えシャドームーンが蘇ろうとも次期創世王はこの俺だ!貴様などの好きにさせてたまるか!!」
ビルゲニアはビルセイバーを抜きます。
シャドームーン「フフフフフ!」
余裕たっぷりのシャドームーン
ビルゲニアがビルセイバーで斬りかかりますがシャドームーンは軽く跳ね返します。
これが本当に力が入ってないです。
ビルゲニア「おのれ!!シャドームーン!!!うぁー!!」
ジャンプして斬りかかるビルゲニア
しかしシャドームーンはこれも軽くサタンサーベルで跳ね返します。
そしてビルゲニアの手からビルセイバーが離れて飛んでいき倒れた神殿の柱に刺さりました。
剣がなくなったビルゲニアは死亡フラグが立っています。
盾で受け止めるビルゲニア
しかし盾を貫通してビルゲニアの鎧を切り裂くサタンサーベル
ビルゲニア「うぁーおおー」
勝負ありました。
ビルゲニア「俺は利用されたに過ぎなかったのか!創世王様〜!!」
シャドームーン「所詮キングストーンを持たぬ者に創世王の座など叶わぬ夢だったのだ…だがそのキングストーンの1つを依然として仮面ライダーが持っている…よいか3神官…地底に眠る怪人達を!私は世界にゴルゴム帝国を築くために復活した…これからはこのシャドームーンが全ての実権を握る…直ちに世界制覇の準備をすすめるのだ!」
クールな感じでデザインもカッコいいシャドームーン最高です!
3バカトリオはとても醜い姿になっています。
ダロムの顔面崩壊がヤバすぎます。
バイク走行中の光太郎
突然「フフフフフ!」の笑い声が聞こえてきます。
バイクを止めて前に歩く光太郎
レッグトリガーのカシャカシャって音がウザいシャドームーンが現れました。
シャドームーン「南光太郎…いや仮面ライダーBLACK!私は次期創世王シャドームーン!ビルゲニアは滅び今日よりゴルゴムの指揮はこの私が取る!」
光太郎「蘇ったのか…信彦…」
シャドームーン「フフフフフ!」
光太郎「目を覚ませ!お前はゴルゴムに操られているんだ信彦!」
シャドームーン「信彦?そんな名前は忘れたな…」(忘れたなって言ってること自体覚えてる証拠なんですが…)
シャドームーン「よいか仮面ライダーBLACK!必ずや貴様を倒し、この地上にゴルゴム帝国を築いて見せる!!覚悟しておけよ!ハハハハハ!」
雷みたいな光を発しながら消えるシャドームーン
さっさと倒せや!って感じですが今回は宣戦布告だけのつもりだったようです。
光太郎「信彦〜!」
走る光太郎
光太郎「信彦!俺は絶対諦めないぞ!必ずゴルゴムから救い出し、お前を元通りにしてみせる!」
ナレーション
天海地の石のエネルギーを得て遂にシャドームーンは蘇り光太郎に挑戦状を叩きつけた!果たして光太郎は信彦を救い出すことができるのか!ゴルゴムから地球を守ることができるのか!負けるな!南光太郎!戦え!仮面ライダーBLACK!!
遂にシャドームーン復活!!そしてビルゲニアが退場です。シャドームーンがサタンサーベル一撃でビルゲニアを仕留めているのに、BLACKはビルゲニアに2回サタンサーベルで斬られても無事。
ライダーキックを耐えるビルゲニアの耐久性は低くはないはずなのですが、シャドームーンの初登場補正で噛ませ犬的弱さに描かれてしまいました。
まあBLACKに喰らったライダーパンチとライダーキックが効いていたというのもあるかもしれません。
そして3バカの顔面崩壊ぶりがヤバすぎます(笑)
特にダロムがブサイクすぎて大変なことになっていますね。