長い仮面ライダーの歴史の中で子供達のヒーローであり、正義の味方のはずである仮面ライダーが子供達の正義のヒーロー像を裏切り、卑劣な人質作戦で敵の大幹部を脅迫したシーンがあります。
仮面ライダーストロンガーの第39話「さようなら!栄光の7人ライダー!」の名シーンなんですが、マシーン大元帥相手に大苦戦を強いられている仮面ライダー2号の元に磁石団長とヨロイ騎士を気絶させて生け捕りに成功した仮面ライダー1号とストロンガーがやってきての1号のこのセリフです。
「動けば仲間の命はない!」
藤岡弘の声で間違いないようです。
マシーン大元帥に助けを求める磁石団長とヨロイ騎士。
「マシーン大元帥助けてくれー」
「俺達を見殺しにしないでくれー」
あまりにも情けない2人です。マシーン大元帥のちょっとしたすきを付いて機関銃を奪った仮面ライダー2号が
「潔く降伏しろ!」と得意満面の様子!
いや〜仮面ライダーって卑怯ですね(笑)
マシーン大元帥はV3とライダーマンを捕えているので人質の交換を要求しますが、
「待て!その必要はない!」と言ってXライダーとアマゾンライダー登場。
アマゾンライダーの指差した先を見るとV3とライダーマンがいました。
V3「Xライダーとアマゾンがな」
ライダーマン「地下牢から助け出してくれたのだ!」
助け出して貰っていてやたら威勢のいいライダーマンがウケます。一番弱いくせに。
仮面ライダーストロンガーですがとてもいい作品で後半のデルザー軍団編は素晴らしいと思います。
敵が全員大幹部クラスというのが良かったです。対象的に前半のブラックサタン編は退屈です。奇怪人にあまりにも魅力がなさすぎます。
仮面ライダーXやアマゾンが駄作すぎるんですが、違いはやはり大幹部の魅力にあると思います。アマゾンの十面鬼やゼロ大帝は魅力なさすぎです。Xのアポロガイストは良かったですが、如何せんアポロガイストしかいません。
キングダークはただのロボットです。
ストロンガーはタイタンも良かったし、ジェネラル.シャドウが渋い柴田秀勝の声もあって素晴らしい存在感を出してます。
デルザー軍団編は皆、個性的な大幹部達で作品を盛り上げています。
マシーン大元帥もいい味出してます。
しかしシャドウが恐れるマシーン大元帥ですが実力的には大したことなかったですね。
むしろシャドウの方が強かったと思います。