第47話の冒頭のクウガがダグバにボコられる描写。
第46話でガドルを倒してからラストでダグバと対峙という展開でもなかったのにビックリしました。
クウガは大事なところを端折りすぎです。
クウガに登場したグロンギは2話で1体のグロンギを倒すという構成上少ないですが、実際にクウガが倒したことになっているグロンギはその倍くらいはいます。
第48話では五代と仲間達の別れのシーンが相次ぎます。
おやっさんと奈々ちゃんとの別れのシーンでは「俺、今度こそ0号を倒します!」と宣言。
おやっさんも五代が未確認生命体第4号とは知らなかったのです。
雨の中での桜子との別れのシーンは切ないですね。
「窓ずっと開けとくからね」という言葉が響きます。
やはり桜子も五代のことを好きなんでしょうね。
村田和美ですがいい女です。
一条がバルバを射殺したシーンも雨の中でしたね。
七森美江が演じていたのですが彼女が美人なだけにミステリアスさを増してました。
一度くらい怪人体を見てみたかったなあ。
バラのグロンギですね。
そして雪山でのダグバとの対決。
4本角の凄まじき戦士になったクウガ。
闘いを前にして究極の闇をもたらす者になった場合はベルトの傷を狙って下さいと一条に頼む五代
ダグバとは必殺技は何もなしでノーガードの殴り合い。
変身も解除されてすぐにお互い人間体での殴り合いです。
お互いかなり流血しています。
真っ白な雪の中で赤い血はコントラストがきいて目立ちます。
お互いに最後は倒れ込んでしまい立ち上がりません。
バトルの描写ですが2分弱で途中で一条の映像も入ってたりする短いものでした。
正直ダグバの強さがよく分からない描写です。
ラストはお互い倒れたままで48話終了。
そして第49話。
闘いに勝った五代はまた冒険に出ました。
変身シーンは一度もなし、五代はラストでどこぞのビーチで外国人の子供達と遊んでいるシーンがあるだけで五代を取り巻く人達の五代に関する想い出などでストーリーが展開しています。
全然、仮面ライダーの話ではないです。
仮面ライダークウガから今までずっと続いている平成ライダー、令和ライダーの流れが始まったのですが、昭和ライダーと違ってクウガの作品内では一度も仮面ライダーという言葉が出ませんでした。
終始クウガ、あるいは未確認生命体第4号という呼び方でした。
グロンギ全員が人間体を持っているというのも魅力的だったと思います。
サイ怪人であるザインの人間体はプロレスラーです。しかしあんな強そうなのにザイン自体は弱い。
クウガのペガサスフォームのペガサスボウガンで倒されたグロンギはクウガと肉弾戦はしておらず、一度もお互いの身体に触れてもいません。(カメレオンのグロンギのガルメは闘ってましたが)
遠隔でバトルというのも斬新でした。
五代雄介を演じたオダギリジョーですが、仮面ライダーを演じた俳優の中では出世頭ではないでしょうか。(最近の仮面ライダー観てないので知りませんが)
高杉俊介と倉田てつをの件はちょっと残念ですね。
第48話のタイトルですが空我です。
クウガって漢字にしたら空我なんですね。
エンディングテーマが青空になるという曲で五代が青空が好きという設定なのでクウガのクウに空は相応しいです。
ガは我…
皆の笑顔のために闘う五代雄介には我を捨てて悟りの境地に入ったってことでしょうか。
空我。我が空っぽと考えたらしっくりきます。
今回で仮面ライダークウガは終了で来週から仮面ライダーアギトの配信がユーチューブで始まります。
楽しみですね。