ビーロードを見事にバズーカ砲で撃破したG3-X氷川誠はアギトにも攻撃します!!!
バズーカ砲を撃ちまくるG3-X
アギトは素早く逃げます。
接近戦になるとアギトが断然有利!
それでもG3-Xも善戦しています。
以前のG3だったら速攻アギトにやられていたことでしょう。
しかしG3-Xは突然倒れて氷川誠は意識を失ってしまいます。
そこに小沢澄子と尾室巡査がやってきます。
「氷川君!!」と駆け寄る小沢澄子
マスクを外したら氷川は完全に気絶しています。
アギトはこっそり逃げます。
氷川誠は病院に運び込まれます。
意識を取り戻した氷川誠
全く自分の取った行動についての記憶がない模様です。
小沢澄子「あなたは演習中に北条透のV1システムを破壊!そのままアンノウン出現の連絡を受けて出動したのよ!」
氷川誠「僕が…」
小沢澄子「詳しく教えてちょうだい!あなたはG3-Xを装着した!それからあなたの身に何があったのか?」
氷川誠「あ…」
小沢澄子「どうした?」
氷川誠「いえ…はっきり覚えているのは北条さんが僕に銃を向けて…あの直後に全身に激痛が走って…」
小沢澄子「それから?」
氷川誠「それからどうもはっきりしないんです…ただずっとアンノウンと戦っていた気がするんですが…僕にも何が何だか分かりません…何故、北条さんを…」
小沢澄子と尾室巡査は氷川の病室を後にします。
尾室巡査「小沢さん!一体何がどうなっているんです?なんだって氷川さんはあんなことを?」
小沢澄子「北条透が氷川君に銃を向けた瞬間G3-XのAI機能が作動したのよ。」
尾室巡査「G3-Xはある程度の意思を持っているというあれですか?」
小沢澄子「そう!多分、氷川君はV1システムの武器を叩き落とそうとするG3-Xの動作に抵抗した!そして彼の身体は衝撃を受けた!」
尾室巡査「でもその後のG3-Xの行動は暴走したということですか?」
小沢澄子「いえ、G3-Xはロボットじゃないわ!勝手にあそこまでの行動はできない!氷川君は最初の衝撃の後、朦朧とした意識の中でアンノウンと戦っているつもりでいたのよ!G3-Xは氷川君のその意思に協調した!」
尾室巡査「なんだか微妙ですね…一体どっちが主人なんです?氷川さんとG3-Xと?」
そこに北条透が登場!!
なんと腕を骨折してギプスをしています。
尾室巡査「北条さん!どうです?怪我の具合は?」
北条透「大したことありません!それにしても驚きましたよ!氷川さんがあんな人間だったとは!氷川誠はG3-XではV1システムに勝てないことを知っていた!その焦りがあんな行動を取らせたんだ!断っておきますがV1システムが破壊されたのはG3-Xより劣っているからではありませんよ!私には戦う意思はなかったんだ!」
小沢澄子「それは…分かってるわよ!」
北条透「それだけですか?他にも言うことがあるでしょう?」
小沢澄子「何が?」
北条透「部下が問題を起こしたら上司であるあなたにも責任がある!謝って下さい!」
小沢澄子「…ごめんなさい…」
北条透「心がこもっていませんね!まあいいでしょう!私は心の広い人間ですから!」
立ち去る北条透
翔一は何なら女の夢を見ています。
女は可愛いです。砂浜で楽しそうにしている翔一と美女!
亜紀ではありません。
翔一も知らない女のようです。
美杉家の食卓で夢の話をする翔一
真魚「女の人の夢?」
翔一「うん…このところ毎日同じ夢を見るんだ!」
太一「欲求不満なんじゃない?」
義彦「こら!」
「もしかすると過去の記憶に関係があるのかもしれないな!」
真魚「翔一君の昔の恋人が夢に出てくるってこと?」
義彦「うん…恋人か奥さんか…」
真魚「翔一君が結婚してたって?」
翔一「まさか!」
義彦「いやあり得ない話じゃないだろう!単に可能性の話をするなら子供がいたってことも考えられる!」
翔一「子供!俺の?」
真魚「叔父さん!そんな軽い調子で無責任なこと言わないでよ!」
何やら胸元を押さえて怪しい仕草をする翔一
真魚「何やってるのよ翔一君?」
翔一「太一!抱かせてくれ!俺に子供がいるんなら抱っことかすれば思い出すかもしれないし!」
太一「わっ、よせ!」
翔一「いいじゃない!ちょっとくらい!なっ!」
太一は逃げます。
上層部に呼びつけられた小沢澄子、北条透
「何故G3-Xを装着した氷川主任はV1システムを襲ったのか?一体何があったのかね?」
小沢澄子は答えられません。
北条透「いずれにせよ結論は出ていると思いますが!もしあの暴挙が氷川主任のせいならば彼自身が責任を取らなければならない!またもしG3-XのせいならばV1システムを採用すべきだ!違いますか?」
「確かに!しかし入院中の氷川主任の報告と現状の状況からG3-Xがアンノウンを撃破したというのもまた事実だ!」
北条透「どういう意味です?だからと言ってG3-Xの暴挙に目をつぶるということですか?」
北条透の目つきが危ないです。
「落ち着き給え!まだ結論は出せないと言ってるんだ!」
「小沢管理官!ともかく一刻も早く詳細な報告書を提出するように!いいね?」
小沢澄子「分かりました!」
尾室巡査と小沢澄子が話しています。
尾室巡査「でもどうするんです小沢さん?どんなふうに上に報告するつもりなんですか?もし氷川さんが無意識のうちにアンノウンと戦っているつもりでV1システムを襲ったとしたらやっぱり氷川さんのせいってことになりますよね?ヤバいんじゃないですか氷川さん?」
小沢澄子は黙っています…
昼休みに屋上でバドミントンをしているOL2人
シャトルが階段の方に落ちたので取りに行く1人
するともう1人の悲鳴が…
慌てて屋上に戻る1人
するともう1人の姿はありません。
なんと彼女はビルの天井を突き抜けて1階まで落ちて転落死!!
犯人はスティングレイロードです。
高村研究所に小沢澄子がやってきます。
なんと高村教授は小沢澄子が開発したG3-Xの設計図を見ていました。
警察から意見を聞きたいと頼まれたらしいです。
小沢澄子も高村教授の意見がききたいと言います。
高村教授「珍しいな!君が他人に意見を求めるとは!」
小沢澄子「皮肉を言う時間はおありなんですか?」
高村教授は時間がないと言ってたのでこの発言
高村教授「前にも言ったように私は君が嫌いだ!だが君の才能は認めざる得ない!完璧だよ!G3-Xは素晴らしい!君が犯したミスはたった1つ!氷川誠だったかな?彼を装着員に選んだことだ!」
さてアンノウンによる殺人事件現場に北条透と河野が来ています。
北条透「任しておいて下さい!もうすぐアンノウンの犯行もおさまりますよ!V1システムの活躍でね!」
河野「まあ俺も噂には聞いているよ!いろいろあるらしいが…なあ北条!もういいんじゃないか?そんなに焦らなくてもお前はきっと立派な刑事になれる!D3だのV…Vなんとかだの関係なくな!」
北条透「G3-XにV1システムですよ!河野さん最近少し太ったんじゃありませんか?ラーメンの食べ過ぎです!」
小沢澄子が氷川誠の見舞いに来ています。
小沢澄子「どう具合は?」
氷川誠「ええもう大丈夫です!それより聞きました!尾室さんから!V1システムを破壊したこと僕のせいなのかG3-Xのせいなのか責任の所在が問題になってるって!」
小沢澄子「そうね…」
氷川誠「すみません…全て僕のせいなのに!小沢さんが言ったとおり僕はG3-Xの装着員として失格だったんです!」
小沢澄子「何を言ってるの!あなたは何も悪くないわよ!」
氷川誠「悪くない?何故です?僕が無理を言ってG3-Xを装着したからあんなことになったんです!僕の責任です!今度の会議で自分の口からそのことをはっきりさせるつもりですが…」
小沢澄子「あなた何故いつも自分を責めるのよ?G3-Xの方に問題があるとは思わないの?」
氷川誠「小沢さんが設計したシステムに欠点があるとは思えません!僕の腕が悪いんです!」
小沢澄子「もう一度言うわ!あなたは悪くないのよ!もっと自信を持ちなさい!」
涼は相変わらず亜紀の死んだことを引きずり、夢でまでうなされています。
アギトへの恨みを深める涼
氷川誠は小沢澄子が自分を庇って責任を取ろうとしていることに焦りを感じて翔一に会いに美杉家に行きます。
翔一「G3-X?」
氷川誠「はい!先日小沢さんも言ってましたが、是非君に装着して欲しいんです!」
翔一「あれ本気だったんですか?氷川さんがやればいいんじゃないですか!」
氷川誠「やりました…でも上手くいかなくて…」
翔一「じゃああれもしかして氷川さんだったんですか!なんてことするんです!何度も氷川さんのこと助けてあげたのに!いきなり襲いかかってくるなんて!」
翔一はG3-Xからバズーカ砲の攻撃を受けたことを根に持っています。
氷川誠「何を言ってるんです?」
翔一「あっ、何でもありません(笑)」
氷川誠「とにかくお願いします!小沢さんが目をつけた人だ!きっと君には何かがあるに違いありません!」
翔一「うーん…嫌です!」
氷川誠「嫌?このあいだは面白そうだと言ったじゃないですか!」
翔一「気が変わりました!G3-Xですか…なんか怖い感じがします。」
氷川誠「そんなあ…」
翔一「それに俺いろいろと忙しいんです…やることがいっぱいあって…」
氷川誠「僕がやります!」
翔一「結構です!」
氷川誠「やりますよ!」
翔一「結構ですって!」
氷川誠「貸してください!」
翔一「結構…」
皿が落ちて割れます(笑)氷川が関わるとロクなことがありません。
翔一は顔をしかめて皿の破片を拾ってバケツに捨てようとします。
氷川は「僕がやりますから!」とまだ言ってます。
氷川誠「G3-Xを装着してくれますか?」
翔一「だから嫌ですって!」
氷川誠「貸して下さいよ!」
氷川がバケツを翔一から奪おうとすると取っ手が外れてしまい、翔一は頭を思いきり打ちます。
しかしここで氷川が都合よく倒れてしまいます。
翔一「氷川さん!どうしたんですか?氷川さん!」
上層部との会議
小沢澄子はG3-Xに欠陥があったと認めます。
ほくそ笑む北条透
「もしそれが本当なら我々としてはV1システムを採用せざる得ないが…」
小沢澄子「仕方ありません!また先日の事態の大きさを考え私はどのような処分を受けても構いません!しかしながらV1システムの装着員には今までの経験から氷川主任が相応しいと思いますが!」
北条透「それは!」
真剣な表情の小沢澄子
翔一は氷川をベッドに寝かせて見守っています。
氷川か意識を取り戻します。
翔一「氷川さん!もしかしてどこか悪いんじゃ?」
氷川誠「いえ疲れているだけです!それよりお願いします!G3-Xを装着して下さい!」
翔一は迷っている様子
氷川誠「お願いします!」
氷川のあまりの真剣さに翔一は断れなくなりました。
さてスティングレイロードが警官達に迫っています。
拳銃で撃ってもノーダメージのスティングレイロード
そりゃあまあ怪人ですからね。
会議の席
いきなり電話がかかってきてその電話に驚く上層部
「アンノウン出現の通報を受けG3-Xが出動しました!」
小沢澄子「なんですって!」
Gトレーラーの中
翔一はG3-Xを装着します。
氷川誠「ガードチェイサーに乗ってください!」
翔一はガードチェイサーに乗ります。
「ガードチェイサー発進!!」
ガードチェイサーはスティングレイロードを跳ね飛ばします!!
もうだいぶ犠牲になった警官がいるようです。遅いです!!!
氷川誠「GX05ロック解除!!」
G3-Xはバズーカ砲を取り出します。
「GM01アクティブ!!」
スティングレイロードに向って砲撃するG3-X!!
今回はここまでです。