冒頭、大怪人バラオムがよく使われるロケ地の山で激しいトレーニング中です。
肉眼でとらえるのは不可能なレベルの超高速で動き回り破壊行為を続けるバラオム
人間が沢山いるところで人間を殺して修行することもできるのに誰もいない場所で修行しているのは良心的と言えるのかもしれません…
ダロムがやってきました。
ダロム「またやっているのかバラオム…」
バラオム「ビシュムの恨みを晴らすためだ…仮面ライダーはこのバラオムが必ず倒してみせる!!ウォー!」
回想シーン
ビシュムの死亡シーンが映ります。
ナレーション
大怪人ビシュムが倒され、バラオムのライダーに対する怒りは頂点に達していた!
バラオムは恐ろしい高速移動でダロムの目の前から消えました。(しかしバラオムは44話で肥満気味の小学生も捕まえられなかったんですが…本当に速いんでしょうか?)
ダロム「バラオム…」
ダロムは空を見ます。
太陽がおかしな色になっています。
ダロム「不吉な予感がする…太陽に異変が起き、とてつもない何かが起きている!」
ナレーション
ダロムの予言通り地球は大異変に突っ込もうとしていた!数日前現れた太陽の黒点が異常なスピードで膨らみ始め、今では人類がかつて経験したことのない大きさにまで成長していた!そのため世界中に気象異変が起き冷害や干ばつなどの被害が続出!人々を不安に陥れていたのだ!
キャピトラ
光太郎も異様な色に光る太陽を眺めています。
「光太郎さん!!」
杏子と克美が光太郎を呼びます。
振り返る光太郎
「Happy Birthday to you!Happy Birthday to you!Happy Birthday dear 光太郎さん!Happy Birthday to you!」
杏子と克美は光太郎の20歳の誕生日をお祝い!!
笑顔の光太郎
誕生日のケーキが用意してあります。
克美「おめでとう!!」
杏子「おめでとう!!」
光太郎「そうか…今日は僕の誕生日だっけ…ありがとう!克美さん!杏子ちゃん!」
杏子「ウフフ!」
克美「はい!これ!二人からのプレゼント!」
光太郎「ウアア!ありがとう!開けていい?」
克美「ええ!フフ!これからは光太郎さん!自分の誕生日忘れちゃ駄目よ!」
杏子「そうよ!光太郎さんとお兄ちゃんは同じ日の同じ時間に生まれた…」
克美「杏子ちゃん!!」
突然気まずい空気になりました。
ちょっと前までは克美に対して信彦の話題をするのがタブーだったのに今では光太郎に対してするのがタブーになってしまったらしいです。
光太郎の心の声「そうだ…全ては1年前の僕と信彦の誕生日から始まったんだ…」
回想シーン
誕生日パーティーのシーンが流れます。
女優の月影ゆかりがいます。
ニヤけている光太郎と信彦
そしてバッタの大群に襲われる2人
杏子「ごめんなさい…お兄ちゃんのこと思い出させちゃって…」
光太郎「気にしない!気にしない!よーし!今日は嫌なこと忘れて楽しくやるぞ〜!」
空元気の光太郎
ローソクの火を吹き消します。
ケーキの上にもバッタが落ちます。
爆発するケーキ
必死にバッタを振り払う光太郎
床に落ちたバッタは爆発しています。
そうこうしている内に光太郎は意識を失ってしまいました。
ゴルゴムのアジト
必死に振り払うシャドームーン
しかしシャドームーンも意識を失ってしまいます。
気が付くとシャドームーンと光太郎は同じ空間に浮いています。
そして遂に創世王が初めて2人に語りかけます。
創世王「我が息子達…BLACKSUN!シャドームーン!」
光太郎「誰だ?お前は?」
シャドームーン「創世王!」
創世王「お前達2人は初めて私の声を聞いた!よいか!二人とももはや猶予はない!自らの運命に従い、一刻も早く戦い、勝ったほうが次期創世王となるのだ!よいか?わかったな?」
光太郎「嫌だ!僕は戦いたくない!」
シャドームーン「創世王!余計な口だしはするな!!」
創世王「戦え!戦うのだ!!」
杏子と克美に呼ばれて目を覚ます光太郎
杏子「光太郎さん!大丈夫?光太郎さん?」
克美「大丈夫?」
ケーキは爆発しておらずローソクには火がついたままです。
光太郎「ああっ!バッタどうした?」
克美「バッタ?」
杏子「えっ?」
光太郎「バッタの大群が店をめちゃめちゃにして…」
光太郎は冷静さを完全に失ってパニクっています。
杏子「光太郎さん…ローソクを消そうとして急に意識を失ったのよ…本当に大丈夫?」
光太郎「今のは夢だったのか…」
杏子「えっ?光太郎さん…」
杏子も克美も心配そうです。
夢だったとは思えない様子の光太郎!
ここで光太郎は自分の掌にバッタを握りしめていることに気付きます。
杏子.克美「ああっ!!」
光太郎「どういうことだ一体?」
ナレーション
光太郎は今までにない不安を感じた!何かが起きる!とてつもない何かが!!
ゴルゴムのアジト
ダロム「これを見よ!」
何やらゴルゴムの神殿に未来のゴルゴム帝国の完成図が浮かび上がっています。
バラオム「おお!素晴らしい!!これがやがて来るゴルゴム帝国の完成図か!!」
ダロム「人間の作った文明をすべて破壊し、残骸を海に捨て、その後帝国を作るのだ!」
ここで2人のやり取りを盗み聞きしている者が!!
これが後にBLACKの仲間になるクジラ怪人です。
バラオム「すると海は核や石油で汚染され、二度と元には戻らないのではないのか?よく考えてみろ!海から産まれた怪人達が困ることになるぞ!」(と言うかクジラ怪人とトゲウオ怪人しか残ってないでしょって感じですが。)
ダロム「怪人など使い捨てだ!どうなろうと構わん!」
バラオム「うん?誰だ!!そこにいるのは?」
クジラ怪人はバラオムに気配がバレてしまいます。
逃げるクジラ怪人
と言うかバラオムって速いんですよね?
ゆっくりしてるんですが…
ここで神殿が激しく揺れます。
ラッキーなクジラ怪人はダロムとバラオムが地鳴りにビビる中無事逃走!
そしてシャドームーンが見参!!
侍女怪人カーラとマーラは何の役に立つのかは分かりませんが飾りとして仕えています。
「シャドームーン様!!」
畏まるダロムとバラオム
シャドームーン「いよいよライダーを倒すときが来た!私は初めてこの耳で創世王の声を聞いた…一刻も早くライダーを倒せとのきついご命令だ!!」(えっ?そんなこと言ってなかったですけど…早く戦え!勝ったほうが次期創世王だって話でBLACKが創世王にもなり得る話でしたが…)
バラオム「シャドームーン様!まずはその役目このバラオムに仰せ付け下さい!」
シャドームーン「うん?」
バラオム「ビシュムの恨み!何としてもこの手で晴らしたいのです!お願いします!」(仇討ちなら目の前のシャドームーンを殺るべきでは?)
シャドームーン「いいだろう…だが失敗は許されんぞ!創世王は何故か焦っておられる…少しは分かってやらんといかんからな…バラオム!行け!!」
バラオム「ははっ!!」
海の近く
クジラ怪人が悲しそうにしています。
バラオムの言葉を思い出すクジラ怪人
「海は核や石油で汚染され、二度と元には戻らないのではないのか?」
大好きな海が汚染されてしまうのは耐えられないクジラ怪人です。
バラオムがやってきました。
バラオム「何をしているクジラ怪人?」
クジラ怪人「バラオム様…」
バラオム「実はお前に手伝ってもらいたいことがある…やってくれるな?」
クジラ怪人「はい…」
バイク走行中の光太郎は助けを求める男女の声を聞きます。
遠足中の子供達、そして男女の先生がクジラ怪人に襲われています。
「逃げろ!!逃げるんだ〜!」
叫ぶ男の先生
光太郎は駆けつけるとクジラ怪人に飛びかかります。
クジラ怪人にぶっ飛ばされる光太郎
光太郎「さあ!早く逃げろ!!」
子供達と先生を逃がす光太郎
変身せずに戦いボコられる光太郎
光太郎は変身せずに戦うのは諦めて変身ポーズ
前半なのに変身ポーズでの変身です。
「トゥア!仮面ライダーBLACK!!」
お決まりのポーズを取るBLACK
クジラ怪人の口内にパンチを打ち込むBLACK
クジラ怪人と一緒にゴロゴロ転がっています。
ゴルゴムのアジトにコウモリ怪人がやってきました。
ダロム「コウモリ怪人!」
コウモリ怪人「大変です!ダロム様!!」
ダロム「どうした?」
コウモリ怪人「クジラ怪人の仲間から聞いたのですが…実は!!」
ここまでデカい声で言っておいてダロムに近付き小声でささやくコウモリ怪人
ダロム「ん?クジラ怪人が裏切るだと!!」
ようやくクジラ怪人に対して優勢になったBLACK
クジラ怪人を放り投げます。
ここで一気に倒したいところですが高速でBLACKに襲いかかる第2の敵!!
BLACKは攻撃を受けて怯みます。
クジラ怪人はすかさず粘液を放ちます。
避けたつもりなのにしっかり受けているBLACK
足の自由が効かなくなってしまいました。
BLACK「何だこの粘液は?足の自由が効かない!!」
また第2の敵が超高速でBLACKを攻撃!!
ダメージを受けるBLACK
BLACK「他にも敵がいる…」
動きを目で追おうとするBLACK
BLACK「駄目だ…速すぎる!!!」
第2の敵は超高速で木をぶった斬り、墓を破壊!!(これって絶対ビルゲニアとの初対決の場所と同じです。)
ここで大怪人バラオムが姿を現しました!
BLACK「バラオム!」
バラオム「まんまと罠にハマったな仮面ライダー!クジラ怪人を使い貴様をここへ誘い込んだのだ!今こそビシュムの恨みを晴らしてやる!行くぞ仮面ライダー!!」
BLACKとバラオムの最終対決!
高速で動き回るバラオムに大苦戦のBLACK
水たまりにボテッと落ちています。
崖の上にジャンプしたBLACK
バラオムの破壊光線!!
下に落ちてくるBLACK
ここでクジラ怪人が粘液攻撃!
また足の自由が効かなくなるBLACK
BLACK「このままでは殺られる…どうしたらいいんだ?」
焦るBLACK
バラオム「どうした仮面ライダー!その無様な格好は?見たかビシュム!俺は仮面ライダーに勝ったのだ!ハハハハハハハハ!」(単細胞のバラオムです。)
BLACK「駄目だ!打つ手がない…俺はここで死ぬのか…」(いつもならキングストーンフラッシュしたり、バトルホッパー、ロードセクター召喚でピンチを切り抜けるくせにやけに今回マイナス思考のBLACKです。)
バラオム「これから貴様の腹を切り裂いてキングストーンを取り出してやる!クジラ怪人!!抑えつけろ!!」
クジラ怪人はBLACKを押し倒してマウントポジションで動きを封じます。
バラオム「そのまま動かすな!ウニャーア!」
猫みたいな鳴き声を出すバラオム
何やら牙みたいな武器を2本作り出しました。
クジラ怪人に完全に押さえつけられているBLACK
バラオム「行くぞ!地獄へ堕ちろ!!ウワアア!」
バラオムは牙状の武器を持って飛びかかります。
クジラ怪人「バラオム様!何故?」
バラオム「貴様がゴルゴムを裏切るつもりなのは先刻承知だ!だから先手を打って仮面ライダーの墓石にしようとしたまでだ!貴様達2人とも地獄へ逝け!!!」
クジラ怪人を突き刺している上に踏みつける鬼のバラオム
バラオムをぶっ飛ばします。
そして粘液攻撃!!
バラオム「ウォッ!!」
たっぷり粘液を浴びたバラオム
バラオム「貴様〜!!」
破壊光線をクジラ怪人に浴びせるバラオム
クジラ怪人はぶっ飛ばされてBLACKに倒れかかります。
ここでBLACKはクジラ怪人の粘液から解放され自由になりました。
バラオムに飛び蹴りを決めるBLACK
バラオム「身体の自由が効かない…」
動けないバラオム
ここでBLACKはキングストーンフラッシュでエネルギーをたっぷり蓄えてからのライダーパンチ!
モロに浴びたバラオム
ぶっ飛ばされます。
バラオム「おのれ仮面ライダー!こんなことでやられてたまるか!!」
BLACK「ライダーキック!!」
バラオムはライダーキックを浴びせてくるBLACKに対して破壊光線で立ち向かいます。
しかし元がショボい破壊光線ではライダーキックを跳ね返すことはできず、まともにライダーキックを受けて崖下へ転落!
死んだように倒れたバラオム
なんとか立ち上がります。
バラオム「仮面ライダー…これで勝ったと思うな!俺が倒されてもシャドームーン様がおられる!貴様など問題ではない!シャドームーン様〜!!!!」
シャドームーンの名前を叫び断末魔の破壊光線を放つバラオム
しかし崖上のBLACKには届かずわずかに手前で爆発が起きています。
バラオムの死と共に物凄い地鳴りがして崖も崩れています。
岩が沢山降ってきています。
BLACKはクジラ怪人に駆け寄ります。
BLACK「クジラ怪人!しっかりしろ!クジラ怪人!クジラ怪人!」
ゴルゴムのアジト
神殿内でも地鳴りがして柱が倒れてきています。
ダロムが大袈裟にもがいています。
シャドームーン「バラオムが殺られた!」
ダロム「バラオムが!?」
シャドームーンの顔のランプが光っています。
何やら見通すことのできる能力があるらしいです。
街でも大地震が起きています。
人々はパニック状態です。
ナレーション
大怪人バラオムの死は大地震を巻き起こした。そして地球に影響を与え続けていた太陽の大黒点、それに誘われるように地上は天変地異に襲われた!
BLACKはクジラ怪人に話しかけます。
BLACK「何故ゴルゴムを裏切り俺を助けた?」
クジラ怪人「ゴルゴムは海を汚染しようとしている…そんなことになったら俺の仲間達が…だからラ、ライダー…海を守ってくれ!海を!」
BLACK「しっかりしろ!」
BLACKはクジラ怪人に突き刺さっていたバラオムの牙状の武器を引き抜きました。
ゴルゴムのアジト
コウモリ怪人がやってきました。
コウモリ怪人「ギャー!裏切ったクジラ怪人も恐らく死んだと思われます!」
ダロム「えーい!おのれライダー!バラオム!この敵はきっと取ってやる!」
ダロムとコウモリ怪人の近くで爆発がおきます。
そしてシャドームーンは「うう、うぁー!」なんて言ってまた創世王にお呼び出しされました。
真っ暗な中で宙に浮かんでいるシャドームーン
創世王「何をグズグズしているシャドームーン!一刻も早くキングストーンを取り返せと言ったのを忘れたのか?」
シャドームーン「何をそんなに焦っているのだ創世王?」
創世王「見よ!巨大な太陽の黒点は5万年に一度現れる!この黒点が消える時我が命も尽きるのだ…それまでに次期創世王を決定するのがゴルゴムの掟!よいかシャドームーン?黒点が消えるまであとわずか…それまでに何もしてもBLACKSUNからキングストーンを奪うのだ!」
シャドームーン「分かった!今度こそ私の手でBLACKSUNを!」
創世王「期待しているぞ!シャドームーン!」
光太郎はクジラ怪人を連れて海までやってきました。
光太郎「大丈夫かクジラ怪人?しっかりしろ!」
よろけながら歩くクジラ怪人を連れてきた優しい光太郎です。
光太郎「海だ!海だぞクジラ怪人!!見えるか?」
クジラ怪人「海?」
光太郎はクジラ怪人に海を見せて笑顔です。
クジラ怪人「僕の故郷…」
光太郎「海は必ず僕が守る!だからゴルゴムの追ってこない深い海底に隠れて傷をゆっくり癒やすんだクジラ怪人…」
クジラ怪人「ありがとう…」
涙を流すクジラ怪人
光太郎はクジラ怪人に握手を求めます。
クジラ怪人もこれに応えてガッチリ握手
光太郎「さあ!」
クジラ怪人は海に向かってゆっくり歩きます。
クジラ怪人「サヨナラ!」
振り返って別れの挨拶をするクジラ怪人
そして海に入っていくクジラ怪人
光太郎はとても真剣な眼差しです。
大地震で大変なことになってる街に杏子と克美は出ます。
そして車の前で倒れている女を助ける2人
「大丈夫ですか?しっかりして!」
「しっかりして下さい!」
ここで雷みたいな光と共にシャドームーンが登場!
レッグトリガーの音が相変わらず響いています。
杏子「お兄ちゃん!」
克美「信彦さん!」
シャドームーン「聞け!愚かな人間達!今日からこのシャドームーンが世界を支配する!この世にゴルゴム帝国を築くのだ!!」
「何を言うんだ!」「そんなことさせるか!!」「やめろ!!」
若者達が叫びます。
シャドームーンはベルトから光線を放ち人々を威嚇!
しかし当てるつもりはないようです。
杏子「やめてお兄ちゃん!!」
克美「信彦さん!やめて!!!」
シャドームーン「BLACKSUN!!私と戦え!貴様が戦う決意を固めるまではこの東京に太陽の光は差さない!わかったな?ハハハハハハ!」
シャドームーンは姿を消します。
バイク走行中の光太郎は火事みたいに赤く染まっている空を見てバイクを降ります。
ナレーション
激戦の末強敵バラオムをも倒したライダー!しかし遂にシャドームーンは自らライダーに挑戦してきた!最後の戦い火蓋はきって落とされたのだ!果たしてライダーは信彦と戦うことができるのか?地球の運命は君にかかっている!頑張れ!南光太郎!戦え!仮面ライダーBLACK!
バラオムが死亡しました。自業自得とは言え実に情けない最期でした。クジラ怪人の反撃に遭って粘液で動きを封じられた挙げ句にライダーパンチ&ライダーキックを浴びて死亡!
ビシュムもそうですがバトル時間は実に短いです。
ちょっと優勢になって有頂天になってクジラ怪人を串刺しにしたら反撃に遭った。それで終わった感じですから。
それにしても36話でライダーキックをまともに受けてノーダメージだったのは何だったのでしょうか?
大怪人初登場補正と言ってしまえばそれまでですが、放送された当時はスゲー強いと思ったものでした。
ライダーキックを浴びる時に破壊光線で応戦したのは評価できますが、如何せんショボすぎる破壊光線です。RXのボスガンがリボルケイン刺さっているのに短剣でRXの肩を刺したのと同じようなものです。気合いとプライドだけは見せたというところでしょうか。
そしてクジラ怪人が登場!アマゾンに出てきたモグラ獣人以来のライダーの仲間となる怪人です。
とても可愛いクジラ怪人は印象的でした。