

僕は本が好きです。本なんてたくさんある中でどれがいいか悩むと思います。僕は本は直感で選びますが、今まで出会った面白い本には特徴がありました。今回はノンフィクションやビジネス分野で読みやすく、わかりやすい本の特徴を簡単に紹介したいと思います。
今まで出会った読みやすい本の中で、まえがきがなかったり、いい加減に書いている本はあまりみたことがないです。
まえがきが重要な理由は、読者が本を試し読みするとき、冒頭を読んで買うか判断するからです。いきなり本の途中から読んで購入を決める人は少ないと思います。最初のつかみが大事です。まえがきで本の内容や構成を書き、どんな本か、何が分かるか読者を引きつけなければ買ってくれません。読者はまえがきを読み、イメージを膨らませるのです。
逆に小説は読み進めて段々楽しめる性質から、まえがきは重要ではないです。本の内容を最初から細かく書いていたらネタバレになりそうで読者によっては嫌がりますよね。
良い本は章末に章のまとめを書いてます。理由は読者に内容をわかりやすく伝えるためです。
ノンフィクションの場合、問題提起、背景、実験内容、結果、考察が一つのストーリーになってセットで具体的に書いています。参考文献や独自のデータ、ときには何かに例えて示すこともあります。
これらはたくさんの証拠を提示し、読者から信頼感を獲得するためのツールです。証明するためには上記の内容を書くので長い文章になってしまうのです。僕がよく陥るのは、読み進めるうちにどこが要点か忘れ、著者が伝えたいことがあいまいになってしまうことです。せっかくだから要点を抑えながら本の内容を理解したいですよね。章末にポイントをまとめてくれると、著者の主張したいことがすぐにわかりますし、読み返したときに納得できます。
ただし、この類の本は経験上少ないです。もしこのようなスタイルで書かれた本があれば、おそらく良書です。何より読者にとても親切だと思います。
難しいことを簡潔に表現することが難しいです。これを達成した本は良い本だと思います。
話が脱線しますが、読書する上でしておいた方がいいことを紹介します。本の要約や感想を簡単に書いておけば良かったことです。印象深かった本でさえも、本の内容、自分がどう感じたか、何を考えて読んでいたか忘れます。簡単にメモ程度にでも書いておくとアウトプットができますし記録として残るから内容を思い出せます。











