先日、うめさんから緊急招集がかかりまして
ALISの内輪感についてアリサポ(ALIS非公式Discord)で議論することになりました。
①ALIS外部の人がALIS内部に対して感じる内輪感
②ALIS内部のその他の人がALIS内部の目立った人に対して感じる内輪感
①という前提で僕の意見
外部の人がALIS記事一覧をみたら、ALIS関連記事が多くて異様な雰囲気を感じると思うんです。
そこでALIS関連記事が人気記事に多く並ぶ現状ってどうなの?という疑問が浮かびました。
それに対して僕はこう考えます。
僕が強調したいのは、一部のユーザーの「ALIS人気記事はこうあるべきだ」という思想を持ち込むと歪むから、自然の成り行きに任せるべきだということです。
集合知については僕が以前記事にしているのでよかったら読んでみて下さい。
ALISの記事ではいわゆる“良記事”が上がりにくいという問題点が以前から指摘されています。
でも、今ALISにいるユーザーが良記事を定義して、記事全体の方向性を決めてしまうのは、ALISというプロダクトの成功の大きな弊害となると僕は思っています。
(ここからはたとえ話です)
数年後、僕らが古参と呼ばれるようになって、強いいいねのパワーを持ったとします。
大きなパワーを持った僕たちが例えば、「今週は料理の記事を書いてください!書いてくれた方には強いいいねをします!」ということをします。
すると、新規層は古参の僕たちからいいねをもらうために、古参の意向に沿った記事を書きます。
そして、ALIS人気記事は料理の記事で埋め尽くされます...
(たとえ話おわり)
さらに古参が新規勢を取り締まるようになったら事態はかなり深刻です。
古参のお気に入りのユーザーだけが残って異様なコミュニティの出来上がり。これこそまさに内輪といえるのではないでしょうか。
僕の友人の意見
ALIS関連記事が上がるのはALISコミュの人が大勢いるから、長期トレンドとして成り立っている以上仕方が無い。
新しく入ってきた人も、結局はALISコミュの面白さ(?)に溶け込むようになり、ALIS記事を書く人が増えるというサイクルが良くも悪くもできている。
そこで、よく「読み手のレベルを上げよう」とか「新規を救う制度を作ろう」といった意見が上がってきたが僕は違うと思った。
いずれ使うのは大衆層で、そこにいちいち読み手の質を求めたり新規の良記事発掘をしてモチベ管理をしなきゃならないのか?
単純にALISプロダクトがまだ完成していないに尽きると思う。
エロ画像貼った記事が上がるのも、クリプト界隈のブロガーが参加しないのも、ALISが目指す信頼の可視化を達成できる仕組みができていないから。それに参加するメリットが無いから。
それを「コミュニティの質、雰囲気」的なものが解決できるかというと違うと思ったし、今日アリスマンさんが言っていたようなデバック含めたフィードバックを淡々と進めることが大事に思える。β版ユーザーはテスターだし。どうしたらストレスなく、従来のブログメディアを超えた付加価値や独自性を持たせられるか。を考えたい。
何度も言うようですが、「新規をみんなで率先して取り込もう」な雰囲気こそ宗教感出てる。
「新規をみんなで率先して取り込もう」な雰囲気こそ宗教感出てる。
考えさせられますね。
他のコミュニティとかいろいろ参加してみるととても分かりやすいですよ。
勉強会と称して信者の囲い込みをやったり、セミナーや怪しいミートアップをやったり様々です。
いろいろなコミュニティを見てきて、中央集権的な考え方と変な宗教感だけはALISから排除したいと思っているのです。
健全に楽しくやっていきたいものです。
記事を書いた人 しまりす
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