驚愕のデータがあります。
世の中に存在して目にすることのできる情報量が、ここ10年で530倍になったといいます。
ネット上には、
広告のためのコンテンツやステルスマーケティング、信頼性の低い情報があふれています。
これにより世の中で何が起こっているかというと、ほとんどの情報が無視されているということです。
ただでさえ溢れている情報の中で、
個性のない普通の言葉は無視されるどころか、なかったものとして扱われます。
しかし、
「強い言葉」をつくる方法をマスターすれば、
自分が伝えたい情報を伝えることができるようになります。
どれだけ強い言葉をつくれるかは、現代を生きる僕たちにとって非常に大切なことです。
本記事では、「伝え方が9割」佐々木圭一著で紹介されている、ブログのタイトルやメール、HP、会話などすべての言葉を使う場面で役立つ5つの方法をまとめました。
目 次
サプライズ法
ギャップ法
赤裸々法
リピート法
クライマックス法
まとめ
これは伝える言葉に、驚きワードを作る方法です。
例えば、
「サプライズ法」で1番カンタンなのが「!」をつけることです。
「好き」
「好き!」
「!」がつくことで、がらりと印象が変わることが分ります。
この他にもサプライズを作るには以下のような言葉があります。
びっくり、~
そうだ、~
ほら、~
実は、~
凄い、~
信じられない、~
あ、~
サプライズ法で強い言葉を作るには
① 伝えたい言葉を決める
② 適したサプライズワードを入れる
これだけです。
例題
「今日はいい天気」をサプライズ法で強い言葉にせよ
解答例
びっくり、今日はいい天気。
今日はいい天気!
信じられない、今日はいい天気。
あ、今日はいい天気 ...等々
これらのサプライズワードは、
相手の心を動かしたいときに使うと効果的です。
例えば「あなたが好き。」
これにギャップ法を適用します。
ギャップ法とは伝えたい言葉にあえて反対のワードをくっつけてギャップを作る方法です。
「嫌いになりたいのに、あなたが好き。」
こうなります。
ギャップ法の例
「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。」オバマ大統領
「考えるな、感じろ」燃えよドラゴン
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」踊る大捜査線
私の勝利↔あなたの勝利
考える↔感じる
会議室↔現場
ギャップ法の作り方
① 最も伝えたい言葉を決める
② 伝えたい言葉の反対のワードを前半に入れる
③ 前半と後半がつなげる
ギャップ法を使えば感動をつくることができます。
「赤裸々法」はあなたの言葉に、体温を感じさせ、ときに詩人のようなニュアンスをつくりだす方法です。
赤裸々法の例
顔は?→顔が真っ赤、~
のどは?→のどがカラカラ、~
くちびるは?→くちびるが震えてる、~
目は?→目が合わせられない、~
うぶ毛は?→全てのうぶ毛が立っている、~
肌は?→汗ばんでいる、~
頭の中は?→頭の中が真っ白、~
手のひらは?→手にじんわり汗が、~
指先は?→指先がじんじんする、~
血のめぐりは?→自分の鼓動がわかる、~
使用例
「のどがカラカラ、感動の映画でした。」
「思い出しても顔が真っ赤になるくらい、素敵な夜でした。」
このように、赤裸々ワードを入れれば、生命力あふれる言葉に変えることができます。
リピート法は相手の記憶に刷り込み、感情をのせる技術です。
リピートして聞かせることで、聞き手の記憶に刷り込むことができます。
リピート法の例
遠く 遠く 離れ行くエボシライン~♪ サザンオールスターズ
会いたくて 会いたくて 震える~♪ 西野カナ
どんなときも どんなときも 僕が僕らしくあるために~♪ 槇原敬之
リピート法の作り方
① 伝えたい言葉を決める
② くり返す
これだけです。
このようにリピート法は
強い言葉を作る最も簡単な方法です。
クライマックス法は、
寝ている人も目を覚ます、強烈なメッセージ技術です。
聞き手の集中スイッチを入れ直すことが目的で使用されます。
クライマックス法の例
ここだけの話ですが、~
他では話さないのですが、~
誰にも言わないでくださいね、~
3つのコツがあります、1つ目が~
ワンポイントアドバイスですが、~
クライマックス法の作り方
① いきなり「伝えたい話」をしない
② クライマックスワードから始める
強い言葉をつくる5つの方法
① サプライズ法
② ギャップ法
③ 赤裸々法
④ リピート法
⑤ クライマックス法
ぜひALISの記事でもこれらを応用して使ってみてください。
あなたの記事の注目度は抜群に変わります!
参考文献
佐々木圭一著 「伝え方が9割」
記事を書いた人 しまりす
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