米証券取引員会は7日(米国時間)、ビットコインETF「ソリッドXビットコイン・シェアーズ」の上場を認可するかどうかの決定を先送りにすると発表しました。
ETF認可の決定期限は10日とされていたため、予想よりも早かったという声が多く聞かれます。
ETFは、“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」のことです。
似ている商品として投資信託に「インデックスファンド」がありますが、 ETFは、そのインデックスファンドが金融商品取引所に上場しているようなイメージの金融商品です。
ETFもインデックスファンドも運用の目的は同じで、指数の動きに連動する運用成果をめざす、指数連動型の投資信託です。
ETFの商品名は「SolidX Bitcoin Shares」で、ヴァン・エック社(VanEck)とソリッドX社(SolidX)が提供します。
特徴
・富裕層の資金をターゲットとする
1口=25 BTC=$ 165,000 ($ 6,500 / BTC)
・デジタル資産は複数の保険会社によって最大1億2500万ドルまで保証されている。
・ヴァン・エック社は広く認められている投資運用会社である。
・ソリッドX社はブロックチェーンと仮想通貨分野で、セキュリティと技術の専門性が高い。
SECは先月下旬、ウィンクルボス兄弟が提案するビットコインETFを退けたばかりです。
今回の、ソリッドXビットコイン・シェアーズETFは有力とされていただけに、仮想通貨の価格や支持者に大きな打撃を与えています。