前の記事の公園は、ヴァレッタの正面の門から見ると、手前右側なのだが、海沿いにずーーっと進むかまたは、中央の通りを奥へ進んでいくと、ヴァレッタの奥の端っこの方にある、聖エルモ砦と戦争博物館のある辺りに着く。
何分かかったか忘れたが、普通に歩いていける距離。
道を抜けて開けたところ。8月の陽射しがまぶしい。
観光スポットなので、馬車も見かけた。しかし人、少ない。
騎士団時代の激戦の最前線で、第二次世界大戦時はドイツやイタリアからの攻撃を受けた砦、聖エルモ砦の前には、国立戦争博物館がある。
入り口までも遠く感じる・・・
smart、マルタでは何度か見かけた。
一応、戦争博物館か聖エルモ砦の敷地内・・・
ここから見てたのか・・・敵がやって来るのを・・・想像するの難しい。
壁に、オシリスの目がある。魔除けらしい。その上のはわからない。
博物館の展示スペースの方に向かう入り口。
礼拝堂もあった。
変わった建て方。
広場では、日曜日にマルタ騎士の格好をしたボランティアによる、演習のようなものをやっている時もあるそう。
敷地、とても広く、自分は写真撮らなかったが、色んな部屋を広々と使って、マルタの歴史や、戦争時のエピソードを幅広く詳しく、しかし飽きさせない工夫(映像など)で紹介している。
ここは長い間、砦だったわけで、あまりにも歴史の記憶がありすぎる場所。
どの時代をイメージすればいいかもわからないのだが、戦争の歴史に興味のある人なら、きっと色々想像して、感慨深いかも。
強固な砦。見晴らし抜群。
見晴らしは良いものの、日差しがすごいので、建物の中に入って涼む。
このような建物の中それぞれで展示や映像による、歴史紹介がされている。
雲がゆったり・・
モノとしての展示は割と少な目。
ルーズベルト大統領が来た時に使ったジープがあるって、これかな。
今はこんな平和だが、例えば、マルタ チャーチル ジープなどという単語を並べて検索したら、血なまぐさそうな画像がいっぱい出てきた・・・
戦争の恐ろしい雰囲気の・・・・。
自分は博物館の展示物の紹介をここでほとんどしなかったが、内容たっぷりあって、敷地も広くて、ほんと戦争とマルタについてをものすごく伝えたいんだなというのが感じられる博物館だった。
考古学博物館が建物もメンテナンス状態あまりよくなくて(壁がはがれていたり)、
展示パネルもいつのだか、という感じだったのに
こちらの戦争博物館は力の入れようが凄い。
砦も中もじっくり見るとしたら半日余裕でかかりそう。
それくらいしっかり考え、感じた方がいいのかもしれない。
喉乾いた昼下がりであったが、次の予定のために急いでまた引き返す。
自販機可愛い。
出窓上下に3連。位置が面白い。
よれっとした黄色い傘も緩くていい感じ。
ロウア―・バラッカガーデンも気持ちよさそうだった。
前方に進むと、また前記事の大砲のある公園の方に戻れる。