マルタではアイス以外のスイーツも食べた。食事のデザートで。
ゴゾ島のレストランに行った時にメニューにあった
パヴロヴァ(Pavlova)
何かわからない・・・が頼んでみた。
奥から、アイス、イチジク💖、中央に大きなメレンゲ。周りにカスタードソース。
メレンゲを割ってみると
ふんわりクリーム。アイスでもない、ババロアでもない。クリームなのだが、さっぱりしていて、へんなケミカル感も当然ない。冷えたホイップクリーム。あぶらっこい気持ち悪さもなく、メレンゲと、カスタードソースと混ぜながら食べるとなんとも言えない新しい美味しさ。さくふわとろ。生イチジクのフレッシュさも合う。
これは一体何なんだ?!
後で調べたら、20世紀初頭のロシアのバレリーナの名前にちなんでいるそうだが、ニュージーランドかオーストラリアのお菓子で、どっちが先かもめているが、ニュージーランドのだとか?(参考記事多数あり、例えばこれ。)
・・・マルタの菓子ではなかった。しかし絶品だった。
カッサータ(Cassata)
ヴァレッタのレストランで、オーナーはイタリア人だった店で、おすすめのデザートはと聞いたら、カッサータが最高っていうので、頼んだ。
この恐ろしい緑は何だろう・・・・・と恐る恐る切り開いてみると、周りは強烈に甘いマジパン、中は、甘すぎるリコッタチーズ。
リコッタチーズについての参考記事を見ると、カッテージチーズとクリームチーズの間のような感じでもあるが、このデザートの中の藻のは、チーズの酸味皆無。ねっとりした甘い、クリームチーズから酸味を取って、ただ甘くしたものを、マジパンでくるんだ感じだった。つまり、激激甘。インドのお菓子レベル。
しかしちびりちびりと食べて、今度から、お勧めをうのみにせずに、目で確認しようと思った。
生キャラメルの塊か、ねっとりしたチョコレートくらいの粘り感、めったに出会えない激甘スイーツではあったが、変な味過ぎて食べれないとか、香料や、やさいみたいな生芋みたいな味で一口も無理、みたいな東南アジアのスイーツの一種のように、受け入れ拒否するほどやばい味ではなかったので、食べれたけれど、今後一生食べないと思う。甘すぎるけれど癖になるとか、うんざりしたけれど、また食べたく、とはならさそう。
カッサータって何か調べたら
またしてもシチリア!・・・マルタじゃないじゃん!
カンノーリは
マルサシュロックの市場でも売られていたが、伝統的マルタ菓子とあるが、イタリアの菓子でもあるのよね。
ちなみにカンノーリ日本ではアンティコカフェなどでも食べれる。
ヴァレッタの人気ピザ屋
のデザートで、その店人気のティラミス
カップに入っていて可愛い!
中はティラミスなわけだが、滑らかなクリームとリキュールの効いたスポンジ部分、申し分なかったが、日本の凝ったイタリアンで食べるものを超えてる!というほどではなかった。
これもイタリア料理だ。
ヴァレッタのイギリス系内装っぽいイタリアンで食べたデザートは
クレームブリュレ
このクレームブリュレは、ここ最近食べたクレームブリュレの中で最高レベル。
カラメルがパリパリすぎない程よい焼き具合。下のカスタードが少なすぎないたっぷりで、味わいも完全なるカスタードプリンクリーム。とろみとなめらかさと、甘すぎず後引く味わい。たまごとクリームのフレッシュ感。最高。
クレームブリュレはフレンチですね。
マルサシュロックの市場を見た後に入ったレストランで食べたデザートは
サヴァラン
形がかわいい!ミニバケツ型!リキュールほんのりシロップしっとり、フルーツの酸味とフレッシュなクリームとのバランスもいい。ファンシーさナンバー1、サヴァラン!!(当社比による)。
サヴァランってどこのだったっけ↓
フランスだそうです。
・・・・つまり、マルタのデザートは、マルタオリジナルではなく、ヨーロッパのお菓子のようでした。マルタ料理の店でもデザート、ケーキとかジェラートだったし。