続きです。
当麻寺に来た。
とうまでら、でなく、たいまでら。
681年からここにあるらしい。独特の伽藍配置と、古代の東西両塔が完備しているのも珍しいそう。
説明にある梵鐘。日本最古のもので、国宝。
言われないとわからないかも・・・
一直線なので見やすい。
建物それぞれ、だいぶ異なっている。
落ち着く雰囲気。
シンプルでなだらかな屋根。
向かい合わせで違う様式の屋根。
本堂へ向かう。
屋根の形、変わってるような・・・シンプルで綺麗。
本堂の中は写真撮れなかったが、重厚に豪華。
本堂の中には、御本尊の巨大な曼陀羅絵がある。
それは、中将姫が、写経の功徳で見た極楽浄土の世界を一晩で織り上げたというもの。
見たら、えええっ、一晩でぇ?!って思う細かさとサイズ。
人間技ではない・・・
中将姫はなにかとミラクル起こしていること、サイトに書いてある・・・
東の三重塔の周りは樹木だらけ。
古代の三重塔が東西一対で残るのはここだけだと、サイトに書いてあった。
東西で色味が違うが、昔は同じだったのかな。
庭も美しいそうなので見学した。
こじんまりしていて女性の庭という感じ。
向かいの建物に入ると、薬が売られていた。
和漢胃腸薬だそう。しかし、緩いのを止める方みたい。
こういう釜でぐつぐつ作ったのか。
庭は池を囲んで様々なこじんまりした植物が茂り、
見上げると三重塔もあり、茶室からの眺め、色々目に入って楽しい。
当麻寺を出てから、お昼にしようと思い、この古めかしい方も気になったが、前もって注文しておかないといけない店だったので、
向かいの蕎麦屋へ。
ここがかなり印象に残る店だった。
お蕎麦は確かに美味しいんですけれどね・・・
めちゃくちゃ待たせるの!
こだわり過ぎてて、もしかして、一人分ずつ蕎麦の実から挽いてるのか?!と思うほど。一人ですべてやっているようだったが、他のお客さんもちょっと不安げに待ってる感じだった。
なになにはどれくらいかかるかと聞いても、「ちょっとわかりません」
「結構時間かかります」という場合も、どれくらいかと聞くと、わからないという。
まったくわからないという!
蕎麦ができる時間の目安もわからないって・・・・客数に合わせて変わるからか???
結構客入っていた。大根の田楽が人気のようだったので、頼んだら、もう味噌が足りるかどうかわからない、それでも頼むかと聞かれた。
まあ、いいかと思って辞めたら、他の客が頼んで。やはり、味噌が足りないかもしれないと言っていたが、持ってきたときには、思ったよりあった、足りないどころか多めにあった、とw
40分ぐらいして蕎麦は現れた。確かに、きめ細やかで風味のある美味しい蕎麦だが、量が欲しい人には、完全に足りないだろうなあ。手のひらにのるくらいだから。
蕎麦団子を頼もうとしたら、これも「時間かかりますよ」という。
んーー、それでも頼んだ。まあ時間かかったけれど、写真(すみません、ぼけましたw)見たら、丁寧に作ってるのがわかってもらえるかな。
このあともう1記事で奈良の話は終わります。
読んでくださりありがとうございます!