マルタ騎士団の甲冑や大砲などが約6000点所蔵されているという兵器庫は、騎士団長の宮殿の他のフロアにある。
兵器庫、というか、武器の博物館といった感じ。
ところで、騎士団長の宮殿の紹介を、ネット記事で見ると、実際と結構違う。
兵器庫の記事の中にも、騎士団長の宮殿の紹介もあるが、
やはり実際と違う。
何が違うって、現在、改修中だからか?騎士団長の宮殿の、廊下の脇に、甲冑の人形(騎士?)が立っていないから(置いてない、か。)。
当時は、警備兵みたいなの立っていたのだろうか?
単に最近は、雰囲気上げるために甲冑の人形を立たせているのか?
甲冑の人形?が立っていないだけで、雰囲気がずいぶん変わる。
映画なんかでも屋敷の中で夜、甲冑が見えたりすると、うわ!ってびっくりする効果あるみたいに、存在感が大きいのかも。
兵器庫は、モノぎっしりで、人まばらな感じだったので、好きなように見れた。
最初に武器の方の部屋を見た。入ってすぐ、銃がいっぱい並んでいて、そのうち、剣もあるのだが、日本でお城を見に行った時に、中の展示物に飽きるのと同じ気分になり、適当に見ていたら、
なんかサイズがどんどんエスカレートしていき、
そこら中、大砲だらけになり、巨大な鼻くそ、いや、ドッチボール用のボール(そんなに大きくないか?)サイズやハンドボール位の玉(レプリカでしょうが)がゴロゴロと置いてあるところに。
入り口から、その奥の方までは相当広い。兵器でみっしり。
学校の体育館くらいの奥行きはあるんじゃないか?
写真撮る気なかったのだが、撮って、武器とか好きな友人に送ったら、うらやましがられた。
次に、入り口までもどって入り口をはさんで反対側の部屋に行くと、これまた広くて、甲冑だらけ。
鎧のファッションショーできる。鎧ファッション博物館みたいだ。
しかし、こんなのに体入ったのか?とか、隙間から刺されちゃうとか、これってどうメンテナンスしたのかとか、偉い人用のは特注だろうが、一般兵のは個人別に分けてたかどうか?とか、疑問は多かったが、騎士団長の宮殿で、音声ガイド聞いたら異様に詳しすぎて長かったので、ここでは音声ガイドの機械、受け取らなかった。
奥の方には、ガラスケースに入れないでいいような扱いなのか、一般兵みたいなマネキンが鎧つけてたくさん立っていて、参戦風に並んでいるのだが、西洋人の顔は、このような格好に違和感なく、しっくりくるもんだなぁと思った。
騎士団長の宮殿も、兵器庫も、こういうの好きな人だったら、ゆっくり時間取って、音声ガイド聞いて満喫するといいと思う。
ちなみに、相当空いていた。
たまたま空いていたのではなく、あんまり混まないところなのだろうと思う。
外に出るとまた強い日差し。