日本人は周りを気にしたり、嫌味な上司がいたりして、なかなか有給を取れない会社が多い印象です。
かくいう僕の会社も有給を取りにくい会社だったのですが、僕が管理職となって少しずつ有給を取りやすい環境を作ってきました。
これまでどうやってきたか、これからどうしていくかをまとめてみます。
管理職自らが有給を取ることによって、部下たちは有給を取りやすくなります。
やっぱり上司が働いているから休みにくいと考える人も多いですよね。
自分もそうでした。
上司が休まない人だと有給は取りにくいんです。
だから僕は進んで有給を取得しています。
有給の申請があったときに、1番やってはいけないことは休む理由を聞くことだと思います。
遊びや旅行の予定などで休むときには、どうしても引け目を感じてしまうものです。
ただでさえ引け目を感じているのに、休む理由を報告して小言を言われたら、たまったもんじゃありません。
上司からの小言が嫌だから有給を取らない人もたくさんいるんです。
だから、絶対に有給申請されても理由を聞かないようにしています。
僕らは時間分働いた対価として給料をもらっているわけではありません。
正社員は時給制ではないですからね。
給料は会社に与えた価値への対価です。
僕ら営業は数字というわかりやすい指標があります。
ですから、早上がりしてもいつ休んでもいい。
残業なんかしなくてもいい。
その代わり結果にこだわろうと話しています。
結果が出ていれば休んだっていい。
この文化や社風が結果にこだわり、主体性を高める文化につながっていると考えています。
有給は権利です。
いつでも好きな時にとっていいんです。
ルールの中で働いているのですから。
働きやすい環境を作ることで、離職率は減りイキイキとした会社になるんだと思います。
まずは管理職である僕自身が有給を使って、働き方や在り方を示していこうと思います。