資産と負債。
「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでいると人は仕分けできていることでしょう。
お金を産み続けるもの→資産
価値が減っていくもの→負債
こんなふうに定義しています。
マイホームはローンを払っていますが、いつか完全に自分のものになるから資産だと考えられていました。
この定義に則ると完全に負債であるわけです。
「僕は金持ち父さん貧乏父さん」を読む前にマイホームを買ってしまった組。
今年もまたマイホームは負債だなぁと感じる瞬間がやってきました。
固定資産税がやってきました。
毎年の恒例行事ですね。
12万いくらのお金をクレジットカードでソッコー決済してやりました。
4回まで分割できますが漢の1回払いです。
自動車税に続き、よくもまあ税金はかかりますね。
こうやって払う固定資産税、目減りしていくマイホームの価値、減らないローン。
そして何よりマイホームはお金を生み出していません。
使っていない時間や部屋があって、シェアハウスや民泊をするなら別ですけどね。
住居としてのみ使っていると、老朽化により価値はどんどん減っていきます。
気づけばクロスには何箇所もクラックが入っています。
こうなると負債を買ったのだという前提で、どう価値を作るか考えた方が良さそうです。
とはいえ、、マイホームがあったからこそ生まれた笑顔もあります。
小さい子ども2人を抱えて狭いアパートに住んでいた頃は、逃げ場もなく育児にヤラレテしまう夜もありました。
あのとき家を買う決断をしていなかったらどうなっていたのか?
今となってはわかりません。
でも、家族と過ごしてきた時間や笑顔はお金に変えられるものではありません、
アパートだったら生まれなかったものというわけではありませんが、今の家だからこそ生まれた笑顔や物語もあるわけです。
だから、前を向いてローンを返し、またどこかで家について向き合おうと思います。
今は固定資産税だけ払っておきますよ。
お金で買えない価値がある。
それはマイホームにもいえることかもしれません。
資産か負債かでいえば負債かもしれませんが、お金以上に生み出している価値もあるのではないでしょうか?
そんなこんなであと26年間がんばりまーす!