乗っ取られたsteemit「最悪のシナリオ」悲劇の始まりとなるのか？それとも・・・

先日のSteemitがTRONのJustin Sunに売却されたというニュースは、衝撃的でしたが、その後開催されたAMAでの説明で少し安心したのを覚えています

・TRONはお金、人、技術力をsteemitに投下する、トークンスワップの計画もすぐには行わない。

・さらにSteem上で動いているDAppsに対してもTRON上への移行を勧め、今後のDApps開発にも財政的支援をする意向があることを伝えていくということ。

事実、その後のコミュニティでの様々な機能の追加、コミュニティの発足などsteemit内の活性化を促すバージョンアップなども多く行われ、steemitの未来をみんなが期待するほどでした。

しかし「それは時間稼ぎ」のまやかしだったのか？

恐ろしい出来事が起こってしまいました。

それは先日行われたソフトフォーク0.22.2

その直後に起こった出来事にみんなは怒りを覚えました。

これまでウィットネスとしてsteemit発足からこれまで貢献してくれた彼らを失脚させるために、TRONのJustin Sunは、Binance、Huobiといった取引所を巻き込んで、新しいウィットネスをTop 20に押し込むという強行策が取られたのです。

そして３月２日
新Steemitによる旧Steem witnessの強行排除

TRONのJustin Sunの狙い通り？　旧Steem witnessは強制排除させられ、新しいTRON側の息のかかったwitness２０人がTOPに並びました。

これはまさにコミュニティを無視した行為で乗っ取りですよね。

企業で言えば、これまでの役員を全員クビにして自社の社員に置き換えたようなものです。

Steem/Steemitは事実上中央集権化しました。

今は、ウィットネスや開発者、技術者たちが辞任する記事をsteemitに投稿しています。辞任ラッシュ！

分散型のサービスとはいえ、
事実上中央集権化したsteemitに未来はあるのか・・・

最悪のシナリオの中でsteemianはどう判断していくか
steemitに残るか？　辞めるか？

アジア圏中心のコミュニティとして再出発するのか？

今回のTRONのJustin Sunのやり方を非難する人もいれば、応援する人も少なからずいるようです。まさに暗中模索の時代に入ってしまいました。

まさにSteemitのコミュニティーが試される時なのでしょうか・・・

追伸
こちらの記事にわかりやすく書かれていました

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。