こんにちは。
本日、10月1日から【赤い羽根共同募金】がスタートしました。
例年、10月1日から翌年3月31日までの6か月間で、全国一斉に行われます。
子供のころに、学校で募金して羽根をもらった記憶がありますが、大人になってからは募金をした記憶がない。
駅などで、子供たちが一生懸命募金活動しているのを見ても、何となく気恥ずかしくて出来ないダメな大人です(+o+)
そもそもどのような組織で、どのような使われ方をしているのか全く知りません。
1947年に始まり、70年以上の歴史があります。
第2次世界大戦後の復興を支えるため、「国民助け合い運動」の一環として、「第1回共同募金運動」が全国で展開されたのがきっかけで始まりました。
現在では、各都道府県にある共同募金会が行い、その連合会の連絡網的な存在として、中央共同募金会があるそうです。
各都道府県を単位で集められた募金の約7割が集められた地域で、残りの3割は地域の垣根を越えて広域での活動や災害時の備えのために使われています。
主に子供、高齢者、障害者などを支援するさまざまな福祉活動や、災害時の支援などに役立てられます。
東日本大震災でも様々な形で活用されたそうです。
赤い羽根には「勇気」「善行」という意味があるそうです。
日本で使用しているのは
全国で5千万本の羽根を用意しているとのこと。
羽根は一つ一つ手作業で作られているらしく、1つあたりの原価は2~3円という噂も
あるので、募金するときは赤字にならないように最低でも5円はいれたいところですね(ケチな発想)。
しかし本物の羽根じゃなくて、もっと安価にできるんじゃないかな・・・。
自然に抜けた羽根だけを使っているなら問題ないですが、以前読んだこちらの記事を思い出してしまいます。
*赤い羽根がこの記事の内容と関係あると言っているわけではありません。
ちなみに、赤以外にも羽根の募金はいくつかあります。
4,5月のみどりの月間に行われるキャンペーンです。
植樹や間伐など国内の森林整備、子どもたちへの森林環境教育や海外の緑化支援などに活用。
海で事故に遭遇した方々の救助を行う団体公益社団法人日本水難救済会による募金活動です。
日々の訓練、ライフジャケットやロープ等の救助資機材の購入、救助船の燃料費などに活用。
漁船海難遺児育英会による活動です。
漁業従事中に海難等の事故で、死亡・行方不明になった親をもつ子どもたちへの奨学金として活用。
それぞれ見たことがあっても、内容までは意外と知らなかったです。
駅や商業施設で直接募金する以外にも募金方法があります。
ネットのメリットは、寄付したい市町村を全国から選択でき、寄付の使い道もお年寄り、障がい者、こども、NPO、おまかせと選ぶことができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
「赤い羽根クレジットカード」というのもあり、買い物をすると、 利用額の一定割合(0.3~0.5%)をカード会社が寄付したり、毎年1回、あらかじめ指定した額をカードから自動的に寄付することもできるので、定期的に寄付をしたい人にはおすすめです。
詳しくはこちらをご覧ください。
購入代金の一部を赤い羽根共同募金に寄付できる「寄付つき商品」もあります。
ボールペンやクオカード、ソフトバンクのスマホ契約などがあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
また、所得税控除には「寄付金控除」というものもあり、赤い羽根共同募金を受け付けている共同募金会は、その対象となるので確定申告をすると、所得税をおさえることができるのでネットなどで寄付をされた際には是非おこなってください。
とりあえず今度街中で募金活動を見かけたら、恥ずかしがらずに募金するところから始めてみようかなと思います。