こんにちは。
初めて企画に参加します。
はるか先生の企画に参加させて頂きます。
映画は結構好きで昔はよく見てました。
逆に最近の映画はあまりわかりません( ゚Д゚)
今回、紹介させていただくのはこちら。
【公開】1995年
【監督】ブライアン・シンガー
【出演】ガブリエル・バーン・ケヴィン・スペイシー
公開は1995年ですが、私が見たのは20年ほど前にDVDで観ました。
この企画に参加しようと思った時に、真っ先に思いついたのがこの映画でした。
「面白かった」というよりも「印象に残っている」が率直な感想です。
物語は、左手に拳銃を持つ謎の男が船上で複数の人物を殺し、多額の現金と麻薬を積んだ密輸船が爆破する事件から始まります。この事件によって、首謀者である五人の犯罪者集団と密輸船のマフィアのメンバー双方に多数の死者が出たが、その五人の犯罪者集団で生き残ったのはヴァーバル・キントという人物ただ1人。 そこで警察の捜査員クラインは彼に事件の尋問をすることにします。彼の口から語られたのは、カイザー・ソゼと呼ばれる謎に包まれた人物の名前。果たしてカイザー・ソゼとは何者なのか?
終始クールな印象で、5人の前科者の中ではリーダー的存在だと考えられます。女友達イーヴィのおかげで、最も社会的に更生しつつあった人物とも言えるかもしれません。
5人の前科者の中では、参謀担当の頭脳派。また左半身の麻痺で足を引きずって歩きます。その立ち振る舞いから、犯罪者にしては弱々しいという印象を持った方も多いのではないでしょうか。
武闘派。威圧的で短気な性格。常に銃を持ち歩き、犯罪者集団の作戦中は実行担当として活躍。
マクマナスとは古い付き合いで、非常に硬い絆を感じます。少し頭が狂っているキャラクター。
爆破などメカニカルな分野を得意とする。
関税局の特別捜査官。
ディーン・キートンを3年にわたり追いかけている。
5人の犯罪者たちと並んで、物語の重要人物。
裏社会マフィアのボスです。
誰も直接会ったことや話した者もいない。だから実在しない架空の人物だと主張する人々もいる。キートンもその一人。ですが、彼の右腕と名乗るコバヤシという人物は登場しました。 また、尋問でのヴァーバルの証言がいくつか彼の情報を明らかにしています。彼はトルコ人で、父親はドイツ人。性格は冷酷。ハンガリーでマフィアに自宅を襲われた際に、自分の家族ごと皆殺しにするほどです。
捜査官クラインは唯一の生存者ヴァーバルの証言から、黒幕ソゼがキートンであると推理します。推理がひと段落してクラインはヴァーバルに警察の保護を要求しました。しかし、ヴァーバルはそれを拒否し警察署を出て行きます。
その後、クラインはヴァーバルの証言が嘘まみれだったことに気がつき後を追いますが、時すでに遅し。彼はコバヤシと名乗る人物の車に乗って街へと消えて行きました。 ソゼはヴァーバルだったのでは?!と思わせるどんでん返し。見事な演出ですが、実際のところ正体を決定的に裏付ける証拠は一つもありません。ヴァーバルの虚言で黒幕の存在は以前よりも謎に満ちたまま物語は終了したのです。
いわゆる最後に大どんでん返しの映画です。
キャッチコピーとしては「ラスト10分、あなたは絶対騙される!」的なやつです。
今でこそ定番になっているパターンですが、20年以上前にはあまり見かけなかった(少なくとも自分は)パターンだったので、鳥肌が立ったのを憶えています。
演出も見事で、最後の10分までは淡々としたギャング映画のような感じで進むので、正直少し眠くなってしまう人もいるかと思いますが、そこからの急な巻き返しで一気に目が覚めたと思ったらそのまま終わってしまうという、人によっては不完全燃焼な感じもあり賛否が分かれる映画です。
本当は前情報なしに見てほしいのですが、この映画の本質は巧妙なミスディレクションと、虚実絡み合わせて織りなすストーリーと映像に翻弄される快感、それを解きほぐす達成感なので、二度目も違った面白さがあります。
なので、細かな描写や伏線に関してはここでは書かないようにします。
また、ケビン・スペイシーの演技がとても素晴らしく、後から見直したとしても何が「真実」で何が「嘘」なのか判断しにくいです。
とにかく一度見てほしいですが、やっぱり前情報なしで見てほしいなーもう無理か( ゚Д゚)
ケビン・スペイシーは日本では超メジャーな俳優ではないですが(ケビンコスナーやケビンベーコンと比べて)
他には
など有名作にも多数出演しています。
機会があったら見てみてください。