こんにちは。
今回は「はるか先生」のこちらの企画に参加。
以前、映画のほうも参加させていただきましたが、今回は本。
初めは小説でどれにしようか考えていました。
昔よく読んでいたのは、宮部みゆきや伊坂 幸太郎。
最近は、意識しないと本を読む時間は作れてないですね。
今回は、最近頻繁に読んでいるものにしてみました。
彼の作品は、絵本業界の中ではかなり有名です。
でも、私は最近まで知りませんでした。
大人のなると絵本って読まなくなりますし、書店に行っても絵本コーナーに行くこともないので全然知りませんでした。
そんな私にも子供が産まれ、絵本コーナーに行くことが増えたときに彼の作品に出会いました。
彼の作品は、普段見慣れている日常のありふれたことでも、少し視点を変えてみたらなんだか面白い。
子供の視点、ときどき大人の視点で描く「発想絵本」と呼ばれているものです。
絵本は現段階で20冊近く出ていますが、その中で特にお気に入りの物をいくつか紹介します。
【内容】
お母さんに行儀が悪いって怒られるような子供たちが、ついやってしまうクセ。
理由があれば、怒られないのではないか?と考え、ハナをほじる理由、ゴハンをこぼす理由、貧乏ゆすりをする理由などを色々考え始めるお話。
子供が考える言い訳がとてもユニークでかわいいです。
個人的には、ストローを飲み物の中でプクプクする理由が好き。
【内容】
おにいちゃんは、「大人になったときに未来に待っているのは、大変なことばかり。」と言うけれど、それって本当?
それしかないわけないでしょう!
考え方ひとつで楽しい未来がたくさん見えてくるはず。
世の中には2つの選択肢しか無いわけではない。選択肢や可能性があるはずと、子供に気づかせてくれる絵本です。
ただし、この行動を我が子にされ続けると大変です。
【内容】
おじいちゃんを亡くしたばかりの男の子。
彼はある日、おじいちゃんの部屋で一冊のノートを見つけます。
「このあとどうしちゃおう」
そう書かれたノートには、自分が将来死んでしまったら、どうなりたいのか、どうしてほしいのかが書いてありました。
この話のメインはおじいちゃん。大人です。
「おじいちゃんは、死ぬのが楽しみだったんだろうか?」と思うほど天国や神様のことを楽しそうに書いてます。
前半はおじいちゃんの発想がかわいく、にやけながら見れますが、最終的には
「死を考えることで見えてくる生」をコミカルだけどシリアスに表現してくれていて、泣けてくる内容でした。
絵本の説明をするのって難しいですね。
文章と絵の両方で伝わるものが絵本にはあると思いますので、機会があったら読んでみてください。
我が家は子供のために買い始めたはずが、気付いたら自分のために買いそろえてしまっています( ゚Д゚)
今年の11月ごろに新刊も出るみたいです。
楽しみです!