全国に2000社以上も祭られている住吉神社。福岡県福岡市博多区住吉にある「住吉神社」は、大阪の住吉大社・下関の住吉神社とともに「三大住吉」の1つとして知られています。
福岡は住吉をぶらり散歩している際に立ち寄りました。
南門から入るとすぐに手水舎があります。
穢れを洗い流したいと思います。
住吉神社の境内には「三日恵比寿神社」があります。
ご祭神は航海の神「恵比須大神(えびすのおおかみ)」(恵比寿様)を祀っています。
商売繁盛のご利益があるため、地元の方は仕事始めの初詣の後の1月の10日前後ある「十日恵比寿の正月大祭」に行くようですね。
拝殿の側には、「三日恵比須神像」があります。
顔に触れると家内安全、腹に触ると病気退散、鯛に触れれば金運、腕に触れると技能向上と紹介されています。遠慮をする必要はありません、すべて触ってみたいと思います。
住吉三日恵比須の由来ですが、昭和二十一年元旦、初日の出を拝んでいた住田町在住の藤井吉太郎氏が、簑島橋の橋杭に古めかしい木の小箱が寄りついていたのを同氏が掬いあげた処、箱には恵比須さまの神像が納められていたそうです。
思わぬ拾い物に「これは勿体ない事だ」と家に持ち帰り、お祀り申し上げた処、様々な目論見が不思議に成就したり、宝籤に当選するなど、多くの御神徳を頂いたようです。この様に御神徳はあまねく広まり、福岡市内はもとより、田川・筑紫などの近郊から「福」を求めてお参りする方があとを断たなかったようです。
恵比須さまを個人で独占する事は申し訳ないと思い、この場所にお祀り申し上げることになったとの由来が紹介されています。
こちらは「功徳池」。
三日恵比寿神社のお隣にあります。境内にはもう一つ「天竜池」という池があります。
実は境内には八つの神社があります。
住吉神社だけで三社参りはおろか、八社巡りをすることができます。八社を巡って大願成就とのことです。境内海運巡りをすると、何か御海運がある気になります。
三日恵比寿神社の裏に回ると「唐門」と呼ばれる屋根に唐破風が施された朱塗りの門があります。
江戸時代後期に建てられたそうで、かつては本殿前にあったそうです。
さらに先に進むと赤の鳥居が続きます。
「白鬚稲荷神社」と「荒熊稲荷神社」と刻まれています。
白髭稲荷神社の隣には窟(いわや)があります。
稲荷神社らしくお稲荷さんが守っています。
今日はここで御終いです。お次は「福岡・博多区にある都会のオアシス!三大住吉の1つ「住吉神社」を参拝する!②」をお届けするのでお楽しみに!
written by たみと(たー)