どうも、リアルで介護教員をやっているものです。
【ボクナビ】というyoutubeチャンネルの運営もはじめました。
【記事を読んで得られること】
・介護ロボットの定義がわかる
・経済省と厚労省が激押ししている介護ロボットの6分野についてわかる
・介護ロボットの専門資格スマート介護士の将来性についてわかる
出典引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000209634.html
○ ロボットの定義とは、以下3つの要素技術を有する、知能化した機械システム。
・ 情報を感知(センサー系)
・ 判断し(知能・制御系)
・ 動作する(駆動系)
○ このうちロボット技術が応用され利用者の自立支援や介護者の負担の軽減に役立つ介護機器を介護ロボットと呼んでいます。
厚生労働省は、経済産業省とともに「ロボット技術の介護利用における重点分野」を6分野13項目定め、その開発・導入を支援しています。
画像:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/2_3.pdf
介護ロボットの重点分野は、平成24年11月に策定。そして、平成26年2月に1回目の見直しが行なわれ、その後、平成29年10月に、現行【2019年2月現在】の6分野13項目となりました。
上記の図の参照のとおりなのですが、重点6分野は以下の通りです。
平成29年10月の改定時に、赤枠部分が追加され、従来の介護サービスを提供する側にメリットをもたらすような「介護業務効率型」の介護ロボットから、利用者本人に装着したり、使用させることによって自立度を高める「自立支援型」の介護ロボットに開発の重点をシフトしています。
要は高齢者が介護状態にならずに自立した生活を維持し、既に介護状態にある方の状態を維持・改善することで、介護需要を抑制し社会保障費の削減に大幅に貢献しようとする試みです。
出典:http://robotcare.jp/wp-content/uploads/2018/01/10thPartnership_01.pdf
※介護ロボットの市場規模は昨年2018年で約20億円となっています。
ロボット介護機器開発・標準化事業【予算11億円】
事業目的・概要
介護需要の増加や介護者の慢性的な人材不足という社会課
題をロボット技術の活用により解決するため、高齢者の自立支
援等に資するロボット介護機器の開発・標準化を促進します。
厚生労働省と連携して策定した重点分野について、介護現場
のニーズに基づいた自立支援型ロボット介護機器等の開発補助
を実施します。併せて、ロボット介護機器の効果の評価を実施し
ます。また、我が国のロボット介護機器開発の成果を、介護現
場への普及、さらに今後の海外展開につなげていくための環境整
備等を行います。
成果目標
平成30年度から平成32年度までの3年間の事業であり、最終的
には、ロボット介護機器の国内市場規模を約500億円へ拡大す
ることを目指します。http://robotcare.jp/wp-content/uploads/2018/01/10thPartnership_01.pdf
スマート介護士とは、介護ロボット・センサー機器を効果的に活用して、介護の質の向上と介護業務の効率化できる、これからの時代をリードしていく介護士です。
受験資格:資格取得に必要な資格は一切なく、誰でも受験可能です。
第1回試験日:2019年3月17日(申し込み期限2月27日まで)
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